2025-12-11

マイクロプラスチックを摂食したマハゼの健全性を評価~自然と実験データをつなぐ新手法で無影響を可視化~ 1900環境一般

マイクロプラスチックを摂食したマハゼの健全性を評価~自然と実験データをつなぐ新手法で無影響を可視化~

2025-12-10 理化学研究所理化学研究所らは、河口域に生息するマハゼに自然界と同程度の濃度のポリエチレン製マイクロプラスチックを含む餌を与え、筋肉中代謝プロファイルをNMRで解析した。さらに、日本各地の河口から採取した約1,000個体...
脳の神経スパイク活動に潜む「時間の矢」の可視化に成功~行動成績に応じた時間非対称性の変化を発見~ 1603情報システム・データ工学

脳の神経スパイク活動に潜む「時間の矢」の可視化に成功~行動成績に応じた時間非対称性の変化を発見~

2025-12-10 京都大学京都大学・北海道大学の研究チームは、脳の神経スパイク活動に潜む「時間の矢」(過去→未来への因果的非対称性)を可視化する新しい解析手法を開発した。スパイクは瞬間的に発火する離散イベントの連続であり、刺激や行動によ...
過去の超新星が放った宇宙線が地球誕生のカギだった~「宇宙線浴」メカニズムで太陽系の放射性元素の起源に迫る~ 1701物理及び化学

過去の超新星が放った宇宙線が地球誕生のカギだった~「宇宙線浴」メカニズムで太陽系の放射性元素の起源に迫る~

2025-12-11 東京大学,京都大学,福井県立大学東京大学・京都大学・福井県立大学の研究チームは、地球型惑星の誕生に不可欠な短寿命放射性核種(¹⁰Be, ²⁶Al など)が初期太陽系にもたらされた起源を説明する新理論「宇宙線浴(Imme...
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電流を使わず人工反強磁性体の電界制御技術を構築~超省エネルギー型スピントロニクスデバイスへの応用に新たな扉~ 0403電子応用

電流を使わず人工反強磁性体の電界制御技術を構築~超省エネルギー型スピントロニクスデバイスへの応用に新たな扉~

2025-12-10 名古屋大学名古屋大学らの研究グループは、コバルト/ルテニウムからなる人工反強磁性体エピタキシャル多層膜を圧電単結晶PMN-PT上に成長させ、電流を流さず電界だけで層間磁気結合を変調できることを実証した。PMN-PTに印...
将来の日本では熱中症リスクの高い高齢人口が3千万人に~全国の暑熱環境の高解像度予測に基づく分析~ 1900環境一般

将来の日本では熱中症リスクの高い高齢人口が3千万人に~全国の暑熱環境の高解像度予測に基づく分析~

2025-11-04 国立環境研究所国立環境研究所と筑波大学の研究チームは、日本全国1km解像度の将来WBGT(暑さ指数)を予測し、高齢者の熱中症リスクとエアコン対策の費用対便益を評価した。2060〜2080年代には、高リスクな暑熱環境にさ...
過去の南極氷床の急激な薄化と再厚化~現地調査と衛星観測、モデル研究の統合により、地域固有の氷床の変動が明らかに~ 1702地球物理及び地球化学

過去の南極氷床の急激な薄化と再厚化~現地調査と衛星観測、モデル研究の統合により、地域固有の氷床の変動が明らかに~

2025-12-11 国立極地研究所,総合研究大学院大学国立極地研究所・総合研究大学院大学らの研究チームは、東南極リュツォ・ホルム湾地域における過去1万年間の氷床変動を、表面露出年代測定・GNSS地殻変動観測・GIA数値モデルの三手法を統合...
プラズマ中の乱流の「一人二役」を発見~高精度観測で、乱流が「熱の運搬役」と「熱のつなぎ役」の2つの役割を持つことを世界で初めて明確化~ 2000原子力放射線一般

プラズマ中の乱流の「一人二役」を発見~高精度観測で、乱流が「熱の運搬役」と「熱のつなぎ役」の2つの役割を持つことを世界で初めて明確化~

2025-12-10 核融合科学研究所自然科学研究機構 核融合科学研究所の研究グループは、大型ヘリカル装置(LHD)での高精度観測により、プラズマ中の乱流が「熱を運ぶ役」と「離れた領域同士を瞬時につなぐ役」という二つの役割を同時に担うことを...
複数の自律自動AIシステムが自発的に連携して材料研究を推進~新規材料発見を全体効率化する自律自動AIネットワーク技術を開発~ 1603情報システム・データ工学

複数の自律自動AIシステムが自発的に連携して材料研究を推進~新規材料発見を全体効率化する自律自動AIネットワーク技術を開発~

2025-12-10 物質・材料研究機構,筑波大学科学技術振興機構NIMS・筑波大学・JSTの研究チームは、複数の自律自動AIシステムが互いに自発的にナレッジ(学習した知見)を共有して連携し、新規材料探索を効率化する「自律自動AIネットワー...
水の赤外光物性を定量的に計算可能な手法を開発~地球大気や星間空間の水の構造解明に貢献~ 1700応用理学一般

水の赤外光物性を定量的に計算可能な手法を開発~地球大気や星間空間の水の構造解明に貢献~

2025-12-10 東京大学,埼玉大学科学技術振興機構東京大学・埼玉大学・JST の研究グループは、水や氷の赤外光物性を定量的に計算できる新しい量子古典混合法を開発した。従来手法は赤外スペクトルの形状は再現できても、複素屈折率や吸収断面積...
アラビア湾で新種の海牛化石と最大規模のジュゴン群を発見(Discoveries reveal Arabian Gulf hosts both ancient fossil bed containing newly identified sea cow species and world’s largest living dugong herd) 1903自然環境保全

アラビア湾で新種の海牛化石と最大規模のジュゴン群を発見(Discoveries reveal Arabian Gulf hosts both ancient fossil bed containing newly identified sea cow species and world’s largest living dugong herd)

2025-12-10 テキサスA&M大学テキサスA&M大学ガルベストン校の海洋生物学者らが共著した2件の研究で、アラビア湾が「海牛(sea cows/ジュゴン類)」の進化史と現在の生態の重要な拠点であることが明らかになった。1つは、カタール...
科学者らが「400件の生物学的未解決事件」を再検証(Scientists investigate 400 biological cold cases) 2100総合技術監理一般

科学者らが「400件の生物学的未解決事件」を再検証(Scientists investigate 400 biological cold cases)

2025-12-10 スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)EPFLのLemaitre研究室は、1959〜2011年に発表されたショウジョウバエ免疫研究400報を解析し、1000超の科学的主張の再現性を検証した。61%は確認され、7%が...
冷媒漏れを即時検知する新型センサーを開発(New Sensor Targets Refrigerant Leaks in HVAC Systems) 1101大気管理

冷媒漏れを即時検知する新型センサーを開発(New Sensor Targets Refrigerant Leaks in HVAC Systems)

2025-12-10 パシフィック・ノースウェスト国立研究所 (PNNL)米国エネルギー省所属のパシフィック・ノースウェスト国立研究所(PNNL)の研究チームは、冷媒リークを高感度かつリアルタイムで検出できる新しいセンサー技術を開発した。従...
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