2025-08-06 NASA


NASAのパーサヴィアランス火星探査機は、2025年5月に火星の探査地点「Falbreen」で96枚の画像を結合し、極めて鮮明な360度パノラマを撮影した。撮影にはマストカム-Zカメラが使用され、遠く65km先の地形まで見渡せる。画像には砂丘上の「浮き石」や、明るい斜長石リッチな岩と暗色の粘土岩との地質境界が映る。大気中の塵が少なかったため、空が非常にクリアに見えた。この成果は地質研究や将来の有人探査に役立つ重要な観測例となる。
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2025-08-06 NASA


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