2025-04-27 中国科学院(CAS)
Testing of the large-scale compound cryopump (Image by YANG Qingxi)
中国科学院合肥物質科学研究院の研究チームは、核融合炉における燃料粒子とヘリウム灰の効率的な分離を実現する新型大型クライオポンプを開発しました。このポンプは放射線耐性と高効率ガス処理能力を持ち、活性炭を無機接着剤で極低温パネルに固定する新技術により長期安定性を確保。プロトタイプは直径1.2メートル、バルブ開口部0.58メートル、重量4トンで、重水素11万L/秒、ヘリウム4万L/秒の排気性能を実現。各ガスの個別吸着・再生が可能で、燃料処理の効率向上とプラズマ安定性の維持に寄与します。
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