本田航空株式会社 ホーカー・ビーチクラフトG58型の事故[胴体着陸による機体損傷](大分空港滑走路上、令和5年8月14日発生)

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2025-02-20 運輸安全委員会

本田航空株式会社 ホーカー・ビーチクラフトG58型の事故[胴体着陸による機体損傷](大分空港滑走路上、令和5年8月14日発生)

概要

報告書番号:AA2025-2-2
発生年月日:2023年08月14日
発生場所:大分空港滑走路上
航空機種類:飛行機
事故等種別の分類(Occurrence Category):ABNORMAL RUNWAY CONTACT
飛行の段階(Phase of Flight):LANDING
航空機区分:小型機
型式:ホーカー・ビーチクラフト式G58型
登録記号:JA51HA
運航者:本田航空株式会社(法人番号 5030001056587)
事故等種類:胴体着陸による機体損傷
概要:
本田航空株式会社所属ホーカー・ビーチクラフト式G58型JA51HAは、令和5年8月14日(月)、教官である機長同乗による連続離着陸訓練中、大分空港の滑走路01に着陸した際、胴体着陸となり、機体を損傷した。
同機には、教官及び訓練生2名が搭乗していたが、死傷者はいなかった。
同機は大破したが、火災は発生しなかった。
原因:
本事故は、同機がシングルエンジン訓練での連続離着陸訓練中、脚下げ操作が行われないまま接地したため、胴体着陸となり、機体を損傷したものと認められる。
脚下げ操作が行われなかったことについては、同機が、技能審査前の技量確認の訓練であったことから訓練生が緊張し、教官が助言等を控えていたことに加え、先行機との間隔確保のために遅らせていた脚下げ操作時機にパイロットが予期しない管制指示が重なり、対応していたことが関与したものと考えられる。
また、脚下げ状態の確認が行われなかったことについては、脚下げ状態を確認するチェックリスト及びコールアウトが適切に実施されていなかったこと並びに脚下げ状態の確認時機にパイロットが予期しない管制指示が重なったことが関与したものと考えられる。
死傷者数:なし
公表年月日:2025年02月20日
報告書(PDF):公表

0300航空・宇宙一般
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