1902環境測定 世界中の地層から、1952年頃に人の影響を示す痕跡の急増を発見!～人類が地球システムを圧倒し始める時点が初めて明らかに～
2024-09-24 愛媛大学 「人間活動の圧力は、いつから地球システムに根本的な変化をもたらし始めたか」。この問いは、人新世がいつから始まったかという問いでもあります。しかし、地球システムに対する人間の影響は徐々にその強さを増し、時間・空...
2024-09-24
1902環境測定 
1702地球物理及び地球化学 北極海の海氷域面積が2024年9月13日に年間最小値を記録 〜衛星観測史上5番目の小ささ〜
2024-09-21 国立極地研究所 国立極地研究所（NIPR）と宇宙航空研究開発機構（JAXA）は、北極域研究加速プロジェクト（ArCS II、注1）の一環で、水循環変動観測衛星「しずく」（GCOM-W）に搭載された高性能マイクロ波放射計...
1700応用理学一般 デバイス材料中の電子スピンの計測時間をＡＩ導入により大幅に短縮 ～放射光により次世代超高速・省エネ情報デバイス材料の開発に突破口～
2024-09-23 量子科学技術研究開発機構,広島大学,科学技術振興機構 本研究成果のポイント 次世代超高速・省エネ情報（スピントロニクス）デバイス材料内部の電子スピン計測は、放射光を利用しても非常に長い時間を要し、実用性に乏しいものであ...
0403電子応用 高精度な薄膜型イオンセンサーを有機半導体により実現 ～疑似参照電極として機能する有機半導体～
2024-09-24 東京大学,科学技術振興機構 発表のポイント 印刷プロセスによってフィルム基板上に形成された有機半導体単結晶を用いて、高精度な薄膜型イオンセンサの開発に成功しました。 小型化の障害となっていた銀/塩化銀などの参照電極の代...
0502有機化学製品 従来と真逆の合成戦略により８の字型分子構造を構築 ～キラル有機材料の開発に役立つ基盤技術として期待～
2024-09-24 名古屋大学,科学技術振興機構 ポイント 平面π共役分子の骨格内部の結合を開裂する新たな合成法を開発した。 これにより、８の字型構造を持つ非平面π共役分子を簡便かつ大スケール、高エナンチオ選択的に合成することが可能となっ...
1400水産一般 熱帯・亜熱帯の産業漁業は、海洋から漁獲されるメチル水銀の約70%を占める(Tropical and subtropical industrial fisheries account for about 70% of the methylmercury fished from the ocean)
2024-09-23 ハーバード大学 ハーバード大学などの研究によると、熱帯・亜熱帯の大型魚(特にマグロなど)を対象とする産業漁業が、海洋から獲られるメチル水銀の70%以上を占めており、これが人々のメチル水銀曝露を増加させています。メチル水...
1702地球物理及び地球化学 氷床下の地球が気候温暖化による海面上昇を予測する鍵になる(Earth beneath ice sheet key to predicting sea level rise from warming climate)
2024-09-23 ペンシルベニア州立大学(PennState) ペンシルベニア州立大学を含む国際研究チームの研究によると、西南極氷床（WAIS）の下の地球の反発力が氷の融解を大幅に減少させ、海面上昇の抑制に寄与する可能性がありますが、そ...
0402電気応用 新しい電池正極材料がEV市場とエネルギー貯蔵に革命をもたらす可能性(New Battery Cathode Material Could Revolutionize EV Market and Energy Storage)
2024-09-22 ジョージア工科大学 ジョージア工科大学の研究チームが、リチウムイオン電池（LIB）の性能とコストを大幅に改善する新しい低コストの鉄塩化物（FeCl3）カソードを開発しました。この材料は従来のカソードの1-2%のコストで...
1700応用理学一般 破滅を回避する： サンディアの研究が小惑星から地球を救う可能性(Deflecting doom: How Sandia research could save Earth from asteroids)
2024-09-23 サンディア国立研究所(SNL) サンディア国立研究所の物理学者ナサン・ムーアとチームは、Zマシンを使って小惑星の偏向実験を行い、核爆発を用いた地球防衛のデータを収集しています。Zマシンの強力なX線パルスで小惑星を模倣し...
1206農村環境 人尿が環境に優しい農作物肥料になる可能性(Human urine could be used as eco-friendly crop fertiliser)
2024-09-23 バーミンガム大学 研究によると、人尿を1年間保存した後、作物の肥料として使用することで土壌微生物群への影響は少なく、土壌のpHや塩分にもほとんど変化がないことが判明しました。尿は合成肥料と比較して窒素酸化物の排出を増加...
0105熱工学 新しい超高速イメージング技術で燃焼プロセスを解明(New Ultrafast Imaging Technique Provides Insight into Combustion Processes)
2024-09-23 カリフォルニア工科大学(Caltech) カリフォルニア工科大学とJPLの研究チームは、燃焼プロセスを超高速で観察する新技術「fsLS-CUP」を開発しました。この技術は1秒間に2500億フレームを撮影でき、PAH分子...
0106流体工学 海の波が既知の限界を超える(Ocean waves soar beyond known limits)
2024-09-23 エディンバラ大学 研究によると、異なる方向から衝突する海洋波は、従来の予測よりも最大4倍も急勾配に達することが可能であることが判明しました。エディンバラ大学のFloWaveタンクで再現された3次元波は、従来の2次元波と...