2022-02-21

AI倫理ガイドラインに基づきAIシステムの倫理上の影響を評価する方式を開発、手順書や適用例とともに無償公開 1600情報工学一般

AI倫理ガイドラインに基づきAIシステムの倫理上の影響を評価する方式を開発、手順書や適用例とともに無償公開

総務省、経産省が発表したAI倫理ガイドラインに基づきAIシステムの倫理上の影響を評価する方式を開発し、これに基づくAI倫理影響評価手順書ならびに適用例のドラフト版をAIシステムの開発者や運用者向けに、2022年2月21日より無償公開します。自然言語で書かれたAI倫理ガイドラインの記述内容を構造化して倫理要件を明確化する手順と、倫理要件を実際に利用するAIシステムに対応づける手順で構成されます。
熱電変換物質設計の新戦略 ~物質の特徴を決める電子状態パラメータのデータベースの構築と利活用~ 0500化学一般

熱電変換物質設計の新戦略 ~物質の特徴を決める電子状態パラメータのデータベースの構築と利活用~

物質の特徴を決定する電子状態パラメータのデータベースの構築とその俯瞰的な分析により、熱電変換物質の新しい設計指針を得ることに成功しました。この新しい指針を活用することで、より性能の高い熱電変換物質の開発が期待されます。
世界初、可動部が一切ない自動運転用ソリッドステートLiDARを開発 0400電気電子一般

世界初、可動部が一切ない自動運転用ソリッドステートLiDARを開発

燃費効率の良い自動走行システムの実現に向け「長距離・広視野角・高解像度・車載用LiDARの開発」に取り組んでおり、世界で初めてスキャナー(MultiPol®)の可動部を一切なくし、量産性を向上させたソリッドステートLiDARを開発しました。開発したソリッドステートLiDARはデジタル信号を加えることで光ビームの方向をスキャンできるようにしたもので、モーターなどで光ビームを移動させる従来方式で指摘されていた信頼性の問題を解消しました。
誘電体ナノキューブでリチウムイオン電池の充放電時間を大幅に短縮 0405電気設備

誘電体ナノキューブでリチウムイオン電池の充放電時間を大幅に短縮

リチウムイオン電池にチタン酸バリウム(BTO)から成るナノサイズの立方体結晶「ナノキューブ」の誘電体を使用することで、充放電時間を従来と比較して4分の1に短縮した。正極活物質のコバルト酸リチウム(LCO)にBTOナノキューブを凝集なく固定化すると、LCOへのリチウムイオンの挿入と脱離が加速し、リチウムイオン電池の充放電時間が飛躍的に短縮した。
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