超高線量環境下で動作するWi-Fiチップの開発に成功~より革新的な原子力発電所の廃炉作業実現へ~

2026-02-18 東京科学大学

東京科学大学高エネルギー加速器研究機構の研究チームは、原子炉内部のような超高線量環境下でも動作するWi-Fi受信チップを開発した。65nm CMOSプロセスを用い、トランジスタ数を最小化しつつサイズを大きくする独自設計により放射線耐性を向上。500kGyのガンマ線照射後も通信性能の劣化はわずかで、IEEE 802.11n規格の64QAM通信を維持した。廃炉作業の無線化による安全性・効率向上に加え、宇宙や核融合分野への応用も期待される。

超高線量環境下で動作するWi-Fiチップの開発に成功~より革新的な原子力発電所の廃炉作業実現へ~
図1. 提案技術と福島原発における課題

<関連情報>

革新的原子力発電所廃止措置向け500kGy耐放射線性2.4GHz無線LAN受信機
A 500 kGy Radiation-Hardened 2.4 GHz Wi-Fi Receiver for Innovative Nuclear Power Plant Decommissioning

Yasuto Narukiyo, Sena Kato, Kotaro Yanaka, Yuya Takahashi, Masaya Miyahara, Jill Mayeda, Atsushi Shirane
2026 IEEE International Solid-State Circuits Conference

0404情報通信
ad
ad
Follow
ad
タイトルとURLをコピーしました