テラヘルツ帯に対応した無線通信システムを試作し、 286.2GHz帯を用いた長距離・大容量OFDM無線伝送に成功

早稲田大学の川西哲也教授らの研究グループは、286.2GHz帯を用いたOFDM無線通信システムを試作し、72.4mの距離で8.19Gbpsの伝送に成功しました。これは300GHz帯OFDMとして世界トップクラスの長距離伝送で、Beyond5G/6G通信ネットワークへの応用が期待されます。高利得アンテナやNTT開発のRFデバイスを用いた本システムは、今後MIMOやビームステアリング技術の導入でさらなる高性能化が見込まれています。