多層採水観測で海洋の中層に漂う微細マイクロプラスチックの検出に成功～海面から沈んで数十年間、海中に漂うマイクロプラスチックの長い経路〜
2025-10-03 九州大学Web要約 の発言：九州大学応用力学研究所の福島慎吾助教らは、鹿児島大学、海洋研究開発機構（JAMSTEC）との共同研究で、多層採水システムを用い、海洋中層（水深約200～1000m）に浮遊する微細マイクロプラ...
1700応用理学一般 カゴメ格子超伝導体で異常熱ホール効果の観測に成功
2025-10-06 東京大学東京大学物性研究所の吉田大希大学院生、武田晃助教、山下穣准教授らは、東京大学新領域創成科学研究科および米カリフォルニア大学サンタバーバラ校との共同研究により、カゴメ格子構造を持つ超伝導体CsV₃Sb₅でゼロ磁場...
1600情報工学一般 量子・古典融合計算基盤『ABCI-Q』の一般提供を開始します
2025-10-06 産業技術総合研究所Web要約 の発言：産業技術総合研究所（産総研）は、量子・古典融合計算基盤「ABCI-Q（Quantum-Classical Hybrid Computing Infrastructure）」の一般提...
0403電子応用 量子光のノイズを除去する分子コーティング技術を開発（Molecular coating cleans up noisy quantum light）
2025-10-03 ノースウェスタン大学ノースウェスタン大学の研究チームは、量子通信や量子コンピュータに必要な単一光子源の純度を大幅に高める新手法を開発した。原子層半導体タングステンジセレナイド（WSe₂）を有機分子PTCDAで均一に被覆...
0110情報・精密機器 金属の溶解と制御に関する研究成果「Metal, melted, mastered」（Metal, melted, mastered）
2025-10-03 バージニア工科大学 (VirginiaTech)Web要約 の発言：バージニア工科大学（Virginia Tech）のプラハラダ・ラオ教授らは、金属3Dプリントにおける溶融プロセスをAIで制御する新手法を開発した。金属...
1702地球物理及び地球化学 火山斜面崩壊と津波を予測する新ツール（New tool helps forecast volcano slope collapses and tsunamis）
2025-10-03 ペンシルベニア州立大学 (PennState)ペンシルベニア州立大学のクリステル・ウォシエ准教授率いる研究チームは、火山の斜面崩壊や津波発生を予測する新しい数値モデルを開発した。モデルは上昇マグマが地殻に与える圧力や断...
1702地球物理及び地球化学 有機化合物の発見が土星の衛星エンセラダスの生命可能性を支持（Discovery of organic compounds bolsters case that Saturn’s moon Enceladus could support life）
2025-10-03 ワシントン大学 (UW)NASA探査機カッシーニのデータを再解析した結果、土星の衛星エンケラドスの噴出物中に新たな有機化合物（エステル、アルケン、エーテル類）が確認された。これらは脂質の構成要素でもあり、生命維持に必要...
0402電気応用 新モデルが高速充電・長寿命バッテリー設計を可能に（Simple formula could guide design of faster-charging, longer-lasting batteries）
2025-10-02 マサチューセッツ工科大学 (MIT)MITの研究チームは、リチウムイオン電池の充放電反応「リチウム挿入（インターカレーション）」を支配する新理論を提唱した。従来のバトラー・フォルマー式では説明できなかった反応速度の差を...
0402電気応用 次世代リチウム電池をより安全・持続可能にする技術進展（WPI Researchers Pioneer Advances to Make Next-Generation Lithium Batteries Safer, More Sustainable, and Ready for Widespread Use）
2025-09-22 ウースター工科大学 (WPI)ウースター工科大学（WPI）のワン教授率いる研究チームは、次世代リチウム電池の安全性・持続可能性向上に関する2つの成果を発表した。『Joule』誌では、商業用アセトン中の自己駆動型アルドー...
1702地球物理及び地球化学 惑星のパズル：初期太陽系を構成する微惑星の衝突過程を解明（Patchwork planets: Piecing together the early solar system）
2025-10-01 イェール大学Web要約 の発言：イェール大学のグレワル准教授らの研究により、太陽系初期の惑星形成は“衝突と再構成”を繰り返す動的過程だったことが示された。鉄隕石データとシミュレーションから、太陽系誕生後わずか100～2...
1600情報工学一般 古典アルゴリズムの長年の弱点を解明（Cracking a long-standing weakness in a classic algorithm）
2025-10-03 スイス連邦工科大学ローザンヌ校（EPFL）Web要約 の発言：EPFL、AMD、ノヴィ・サド大学の研究チームは、世界中で使用される再構成可能チップFPGAの設計を支える経路探索アルゴリズム「PathFinder」に潜む...
1701物理及び化学 新たな重力波検出法がミリヘルツ帯の観測を可能に（New approach to gravitational wave detection opens the Milli-Hz Frontier）
2025-10-03 バーミンガム大学バーミンガム大学とサセックス大学の研究チームは、これまで観測が難しかったミリヘルツ帯（10⁻⁵～1Hz）の重力波を検出する新手法を提案した。LIGOなど地上干渉計が数Hz以上、パルサータイミングアレイが...