1504数理・情報 宇宙の形状 ― 代数幾何学を通じて明らかに(The Shape of the Universe — Revealed Through Algebraic Geometry)
2025-08-20 マックス・プランク研究所マックス・プランク科学数学研究所のアンナ＝ローラ・ザッテルベルガー氏とInriaのクラウディア・フェヴォラ氏は、代数幾何学を用いて宇宙の構造を記述する新たな枠組みを提示した（Notices of...
1504数理・情報 
1102水質管理 シドニーの水道水には、これまで考えられていたよりも多くの種類のPFAS「永遠の化学物質」が含まれている(More types of PFAS ‘forever chemicals’ in Sydney tap water than previously thought)
2025-08-12 ニューサウスウェールズ大学(UNSW)UNSWシドニーの研究チームは、シドニーの水道水に含まれるPFAS（永遠の化学物質）が、従来報告よりも多様であることを明らかにした（Chemosphere掲載）。2024年に水源4...
1701物理及び化学 超巨星が放出した巨大ガスバブル、天の川最大級の構造を発見（Supergiant star’s gigantic bubble surprises scientists）
2025-08-20 チャルマース工科大学スウェーデン・チャルマース工科大学の研究チームは、赤色超巨星DFK52の周囲に、銀河系で最大級となるガスと塵の巨大な泡を発見した（ALMA観測）。この泡は太陽と同等の質量を含み、半径は約1.4光年に...
1204農業及び蚕糸 “スーパーフード”でミツバチを救う―コロニー繁殖促進に新サプリ(Saving bees with ‘superfoods’: new engineered supplement found to boost colony reproduction)
2025-08-20 オックスフォード大学オックスフォード大学を中心とする国際研究チームは、ハチの繁殖を飛躍的に高める人工飼料を開発した(Nature掲載)。気候変動や集約農業により花粉の多様性が失われ、代替飼料では成長に不可欠なステロール...
1204農業及び蚕糸 高収量のバイオ農薬を開発、線虫病対策へ（Researchers Develop High-yield Biopesticide to Combat Costly Nematode Diseases）
2025-08-14 中国科学院(CAS)中国の研究チームは、年間約800億元の農業損失を引き起こす線虫病に対抗するため、新規バイオ農薬「バイウェイメクチン（Baiweimectin）」を開発した。これはアベルメクチンB2aの誘導体で、高い...
0110情報・精密機器 クロス・デュアルマイクロコムによる新型小型Lidar技術を開発（Researchers Develop Novel Miniaturized Lidar Technology Based on Cross Dual-microcomb）
2025-08-19 中国科学院(CAS)中国科学院西安光学精密机械研究所の張文甫教授らは、光周波数コムを利用した距離計測において従来法が抱える「非同期二次サンプリング」に伴う誤差（AME）問題を解決するため、分散干渉を基盤とした新しいオン...
0501セラミックス及び無機化学製品 AIから導くバンドギャップ設計とペロブスカイト合成～AIと実験を融合した無機材料開発フローを実現～
2025-08-20 北海道大学北海道大学の髙橋啓介教授らは、AIによるバンドギャップ設計と実験合成を統合したペロブスカイト材料開発フローを確立しました。従来、ペロブスカイトは太陽光吸収に優れますが、構造変化でバンドギャップが大きく変動する...
0403電子応用 安全かつ簡便に作れる高性能薄膜トランジスタ～水素ガス不要で、電界効果移動度は従来比10倍～
2025-08-20 北海道大学北海道大学の研究グループ（太田裕道教授ら）は、水素ガスを用いずに高性能薄膜トランジスタを作製する新手法を開発しました。従来の水素添加酸化インジウム薄膜トランジスタは、主流のIGZO素子の約10倍となる高い電界...
0404情報通信 テラヘルツ通信デバイスの機械的チューニング手法を開発～異種機能集積で、モジュール性能と製造歩留まりの向上に寄与～
2025-08-19 東京科学大学東京科学大学と広島大学の共同研究チームは、テラヘルツ帯通信デバイスの性能劣化を補償する新しい「機械的チューニング技術」を開発しました。テラヘルツ帯（100GHz超）はBeyond 5G/6G通信やセンシング...
0109ロボット AIとロボットが実験の「裏方作業」もする未来～実験室全体を完全自動化する設計思想の提案～
2025-08-19 理化学研究所,筑波大学,梅馨堂合同会社,東京科学大学Web要約 の発言：理化学研究所らの共同研究グループは、実験室全体を完全自動化する新概念「Self-maintainability（SeM）」と、それを実装した「Se...
ナノ触媒の可能性を解き放つ～簡単な超音波処理が水浄化を変える～
2025-08-19 九州大学九州大学の金子賢治教授ら国際共同研究グループは、超音波処理を用いて高性能なコア－シェル型ナノ触媒（Au-Pt樹枝状構造）の開発に成功しました。コア－シェル型触媒はコアが粒径を安定化し、シェルの利用効率を高めるこ...
0500化学一般 マルチモーダル解析で酸素発生反応（OER）の鍵を握る“活性点”を特定：酸化イリジウム触媒の構造が高性能の秘密を握る〜水電解によるグリーン水素社会実現へ新たな一歩〜
2025-08-20 横浜国立大学横浜国立大学・京都大学などの研究グループは、酸素発生反応（OER）の鍵となる酸化イリジウム触媒において、活性点を特定することに成功しました。水電解によるグリーン水素製造は脱炭素社会に不可欠ですが、OERは反...