産業技術総合研究所(産総研)

高精細にパターニングされた電極をさまざまな表面に取り付けられる手法を開発 0400電気電子一般

高精細にパターニングされた電極をさまざまな表面に取り付けられる手法を開発

基板上で高精細にパターニングされた電極をポリビニルアルコールなどとともに電極フィルムとして引き剥がし、半導体上に移し取る手法を開発した。1分子層(厚さ4nm)の有機半導体に金属電極を取り付け、半導体の機能を十分利用できることを実証した。
認知症早期発見のためのコンソーシアム型共同研究を開始 1600情報工学一般

認知症早期発見のためのコンソーシアム型共同研究を開始

認知機能が低下した高齢ドライバーの運転リスク評価や、車の運転などの日常生活データにもとづく認知症の早期発見に関する研究開発を目的としたコンソーシアム「健康起因交通事故撲滅のための医工連携研究開発コンソーシアム2」を設立した。
非常に安定した手のひらサイズの小型原子時計を開発 0110情報・精密機器

非常に安定した手のひらサイズの小型原子時計を開発

ビックデータ収集に向けたIoTネットワークの普及を加速 2020-03-11   産業技術総合研究所 ポイント ライトシフトの揺らぎを制御することで非常に安定した小型原子時計を実現 新しい理論を構築してセシウム(Cs)原子の固有周波数が変動...
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鉄系超伝導体において新たな量子液晶状態 1701物理及び化学

鉄系超伝導体において新たな量子液晶状態

鉄系高温超伝導体であるBa1-xRbxFe2As2という物質で、電子の集団が結晶格子の向きに関係なく、どの向きにも揃うことができる新しい量子液晶状態が実現可能であることを発見した。
生命のもととなる可能性のある有機物の合成反応を実証~生命誕生の解明へのブレークスルー~ 0502有機化学製品

生命のもととなる可能性のある有機物の合成反応を実証~生命誕生の解明へのブレークスルー~

2020-03-03   産業技術総合研究所 ポイント 原始地球にあった鉱物を触媒として、水素と二酸化炭素から多様な有機物が合成できることを発見 水素、二酸化炭素、鉱物が豊富にある熱水噴出孔で、初期生命の元となる有機物ができた仮説を支持 今...
キラル結晶の右手系・左手系で反転する放射状スピン構造を発見 1700応用理学一般

キラル結晶の右手系・左手系で反転する放射状スピン構造を発見

キラルな結晶構造に由来して発現する固体内スピンの特性を、テルル単体を用いた実験から明らかにした。鏡映しの関係にある右手系・左手系結晶では、放射状構造を持つスピンの向きが逆転することを見いだした。
磁性体の高度磁気解析の国際共同研究による成果 1700応用理学一般

磁性体の高度磁気解析の国際共同研究による成果

磁性体の磁気ヒステリシス二次微分解析手法(FORC法)と、その拡張手法(拡張FORC法)のシミュレーションを行い、測定データとの対応を確認した。
シリコンフォトニクスデバイスの研究開発試作体制を構築~民間企業・大学などが利用可能に~ 0403電子応用

シリコンフォトニクスデバイスの研究開発試作体制を構築~民間企業・大学などが利用可能に~

2020-02-27   産業技術総合研究所 ポイント プロセスデザインキット(PDK)を整備し、ユーザーによるデバイス設計が容易に 将来の光デバイス製造の研究開発エコシステムを構築 シリコンフォトニクスデバイスの多様な応用にむけた開発を加...
加工性に優れた鮮やかな赤色の木材をつくる桑の秘密を解明 0502有機化学製品

加工性に優れた鮮やかな赤色の木材をつくる桑の秘密を解明

2020-02-19   産業技術総合研究所 国立大学法人東京農工大学大学院農学研究院生物システム科学部門の梶田真也教授をはじめとする国内外の機関からなる研究グループは、大正時代に奥尻島で発見された桑の野生種である赤材桑が、鮮やかな赤い色の...
金属並みの熱伝導性を備えたゴム複合材料を開発 0501セラミックス及び無機化学製品

金属並みの熱伝導性を備えたゴム複合材料を開発

カーボンナノファイバー(CNF)とカーボンナノチューブ(CNT)の2種類の繊維状カーボンと、環動高分子のポリロタキサンを複合化させて、ゴムのように柔軟で、金属に匹敵する高い熱伝導性を示すゴム複合材料を開発した。
疑似生体組織構築のためのマイクロマシンを開発 0502有機化学製品

疑似生体組織構築のためのマイクロマシンを開発

生体組織と類似した人工の組織を構築するためのマイクロマシンを開発した。
深層学習による赤外線画像のカラー化技術を開発 1600情報工学一般

深層学習による赤外線画像のカラー化技術を開発

多層の人工ニューラルネットワークを用いた深層学習による赤外線画像の可視光カラー化技術を開発した。これまでモノクロや近似的なカラーでしか表示できなかった赤外線暗視画像を、可視光下での色に非常に近いカラーで表示することができるようになった。
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