熊本大学

ベイズ推定に反応速度論を導入した解析法を開発 ~機能性材料の実用化に向けダイナミクス解析を高度化~ 1700応用理学一般

ベイズ推定に反応速度論を導入した解析法を開発 ~機能性材料の実用化に向けダイナミクス解析を高度化~

2023-09-12 高輝度光科学研究センター,熊本大学,科学技術振興機高輝度光科学研究センター(JASRI)と熊本大学は共同で、機械学習の1つであるベイズ推定に反応速度論などの反応の進み方に関するモデルを導入した解析法を開発しました。この...
日本が開発した高強度マグネシウム合金はなぜ強いのか ~その場中性子回折実験で変形中の構成相それぞれのふるまいを解明~ 0703金属材料

日本が開発した高強度マグネシウム合金はなぜ強いのか ~その場中性子回折実験で変形中の構成相それぞれのふるまいを解明~

2023-08-15 日本原子力研究開発機構,J-PARCセンター,熊本大学【発表のポイント】 日本で開発されたマグネシウム合金(LPSO-Mg合金)は、Mg母相と長周期積層構造(LPSO)相から構成され、軽量でありながら、その密度あたりの...
多彩な電子相を示す有機化合物の 物理特性を支配する重要パラメータの特定に成功~物質設計への新たな指針を発見~ 1701物理及び化学

多彩な電子相を示す有機化合物の 物理特性を支配する重要パラメータの特定に成功~物質設計への新たな指針を発見~

2023-07-19 東京大学,熊本大学,理化学研究所発表のポイント 有機分子固体で発現する多彩な物理特性が、電子相関の大きさによって一元的に決まることを示しました。 結晶構造のみを入力した、密度汎関数法と電子間の相互作用の超高精度解析から...
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不完全な酸化状態を純有機中性分子結晶で初めて実現~電子機能性有機物質の開発に新たな道~ 0502有機化学製品

不完全な酸化状態を純有機中性分子結晶で初めて実現~電子機能性有機物質の開発に新たな道~

2022-12-01 分子科学研究所ポイント・超伝導性などの特異な電子機能の発現の鍵となる「不完全な酸化状態*1」を単一の純有機*2中性分子*3で初めて創り出すことに成功しました。・「不完全な酸化状態」の形成には複数種の分子が必要であるとい...
世界初!元素種を識別して材料のミクロ構造を解析するノイズ耐性の高い新解析法を開発 0505化学装置及び設備

世界初!元素種を識別して材料のミクロ構造を解析するノイズ耐性の高い新解析法を開発

広域X線吸収微細構造(EXAFS)スペクトルから材料のミクロ構造を解析するため、電子波多重散乱理論に基づいたスパースモデリングとベイズ推定を組み合わせたノイズ耐性の高い新解析法を開発しました。ノイズ耐性が高いため、X線吸収強度が弱くこれまで困難であった薄膜試料のミクロ構造の解析が実現できることから、光スイッチ材料として期待されるイットリウム酸水素化物薄膜に応用し、イットリウム周りの酸素の配位構造を決定しました。
ベイズ分光を用いて磁気コンプトン散乱測定時間の短縮に成功 ~従来の測定時間の20分の1で測定可能に~ 1700応用理学一般

ベイズ分光を用いて磁気コンプトン散乱測定時間の短縮に成功 ~従来の測定時間の20分の1で測定可能に~

磁性材料の基本材料である純鉄の磁気コンプトン散乱スペクトルにベイズ分光を適用し、磁気コンプトン散乱測定時間を20分の1に短縮してもこれまでと同様の精度で磁気モーメントを決定できる新しい解析法の開発に成功した。
世界初 XMCDのベイズ分光で、隠れた元スペクトルを再現 ~磁石材料の新しいスペクトル解析法の開発~ 1700応用理学一般

世界初 XMCDのベイズ分光で、隠れた元スペクトルを再現 ~磁石材料の新しいスペクトル解析法の開発~

磁石材料のニッケルフェライトを想定した人工XMCDスペクトル解析にベイズ分光法を適用し、左右円偏光X線で計測されるX線吸収(XA)スペクトルの差分であるXMCDスペクトルだけから、元のXAスペクトルを再現することに成功した。さらに、そのスペクトル解析で得た各スペクトル成分のスペクトル強度の事後確率分布から、磁気モーメントとその誤差の推定に成功した。
1つの触媒で3つの水素利用:燃料電池,水素製造,水素化~次世代のエネルギーである水素を効率よく利用する道の開拓 0501セラミックス及び無機化学製品

1つの触媒で3つの水素利用:燃料電池,水素製造,水素化~次世代のエネルギーである水素を効率よく利用する道の開拓

2020-06-11 九州大学,熊本大学,科学技術振興機構九州大学 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER)/大学院工学研究院の小江 誠司(オゴウ セイジ) 主幹教授らの研究グループは、熊本大学の研究グループとの共同研究に...
アルポート症候群に対する核酸医薬を用いた新規治療法開発 0502有機化学製品

アルポート症候群に対する核酸医薬を用いた新規治療法開発

2020-06-03 神戸大学,熊本大学,日本医療研究開発機構神戸大学大学院医学研究科内科系講座小児科学分野の野津寛大特命教授、山村智彦助教、松尾雅文前教授、飯島一誠教授ら、同医療情報部の髙岡裕准教授および、熊本大学の甲斐広文教授ら、理化学...
PM2.5濃度上昇が心停止の発生に影響?~日本全国規模の人を対象とした疫学研究の成果~ 1900環境一般

PM2.5濃度上昇が心停止の発生に影響?~日本全国規模の人を対象とした疫学研究の成果~

日本全国規模でのデータを統計分析することで、日本でもPM2.5の濃度が高くなると院外心原性心停止が増える可能性があることを明らかにした。
ビッグデータが拓く新時代の触媒化学 0100機械一般

ビッグデータが拓く新時代の触媒化学

2019-12-25  北陸先端科学技術大学院大学,北海道大学,熊本大学,科学技術振興機構ポイント ハイスループット触媒評価装置による材料ビッグデータの取得。 データ科学に立脚した触媒とプロセスの同時設計。北陸先端科学技術大学院大学 先端科...
腫瘍組織への血流を介した薬剤評価チップを開発 ~オンチップ血管網を利用した新規腫瘍モデル~ 0502有機化学製品

腫瘍組織への血流を介した薬剤評価チップを開発 ~オンチップ血管網を利用した新規腫瘍モデル~

生体内の固形癌を模したモデル内に血管を誘導し、血流を介した栄養供給が、腫瘍モデルの成長、薬剤評価に与える影響を評価するシステムを開発した。
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