海洋研究開発機構

日本列島直下に沈み込むプレート内の水の挙動がスロー地震発生に関係 1702地球物理及び地球化学

日本列島直下に沈み込むプレート内の水の挙動がスロー地震発生に関係

日本列島直下に沈み込むプレート内部での水の通りやすい方向を力の概念で検討し、水の通りやすい方向と沈み込むプレートから放出される水の量との関係を解明した。スロー地震の発生がプレートの境界付近に蓄積される水の量に関係することを見出した。
金星探査機「あかつき」が金星の雲の中に巨大な筋状構造を発見  0300航空・宇宙一般

金星探査機「あかつき」が金星の雲の中に巨大な筋状構造を発見 

この筋状構造は、地球の温帯低気圧や移動性高気圧、ジェット気流をもたらす大気現象「傾圧不安定」が、金星を覆う雲の中でも発生していることを示すものだと判明した。
人工知能を用いて気候実験データから熱帯低気圧のタマゴを高精度に検出する新手法を開発 1702地球物理及び地球化学

人工知能を用いて気候実験データから熱帯低気圧のタマゴを高精度に検出する新手法を開発

ディープラーニングによって全球雲システム解像モデルNICAMによる気候実験データから、熱帯低気圧の予兆を示す雲(熱帯低気圧のタマゴ)を精度よく検出する手法を開発。特に夏の北西太平洋において発生1週間前の熱帯低気圧のタマゴを高精度に検出。
国内初、炭酸塩鉱物の微小領域の年代測定手法を開発 2004放射線利用

国内初、炭酸塩鉱物の微小領域の年代測定手法を開発

分析可能な領域を判別する同位体イメージング技術などを用いて炭酸塩鉱物の年代測定に係る課題を克服し、局所分析技術の開発に成功。
西之島の噴火が大陸生成を再現していたことを証明 1703地質

西之島の噴火が大陸生成を再現していたことを証明

2018/11/12  海洋研究開発機構,産業技術総合研究所1.概要国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という。)海洋掘削科学研究開発センターの田村 芳彦上席研究員および佐藤 智紀技術スタッフは、国立研...
南極海での船上気象観測で豪州の低気圧予報を改善 1702地球物理及び地球化学

南極海での船上気象観測で豪州の低気圧予報を改善

2017年12月に豪州東部に大雨をもたらした低気圧の進路予報にどのように影響するのかを調べ、南極海での観測を予報計算に取り込むことで中緯度の低気圧の進路予報の精度が向上することを明らかにした。
北極域の気象観測で台風の進路予報が向上 1702地球物理及び地球化学

北極域の気象観測で台風の進路予報が向上

北極海の船上や周辺で特別に実施された高層気象観測が、日本へ上陸した台風の進路予報にどのように影響するのかを調べた結果、北極域の観測の強化で台風等の進路予報の精度が向上することが分かった。
深海底の緩やかな起伏が表層海流と海面水温前線を生む 0200船舶・海洋一般

深海底の緩やかな起伏が表層海流と海面水温前線を生む

深海底の緩やかな地形が、磯口ジェットのような気候変動や水産資源に重要な役割を持つ表層海流を効果的につくりだす海流形成メカニズムを発見した。
成層圏赤道準2年周期振動(QBO)の崩壊イベントの再現に成功 1702地球物理及び地球化学

成層圏赤道準2年周期振動(QBO)の崩壊イベントの再現に成功

独自に開発してきた高解像度全球気候モデルを用いて、2015/2016年に生じた成層圏赤道準2年周期振動(Quasi-biennial Oscillation:QBO)の崩壊イベントの再現実験に世界で初めて成功しました。
10分ごとに更新する気象予測「京」とひまわり8号による天気予報の革新 1702地球物理及び地球化学

10分ごとに更新する気象予測「京」とひまわり8号による天気予報の革新

ひまわり8号の10分ごとの赤外放射輝度データを、雲域も含めた全天候で数値天気予報に直接利用することに成功。
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