海洋研究開発機構

海洋内部の巨大な水塊が台風に影響 1702地球物理及び地球化学

海洋内部の巨大な水塊が台風に影響

2023-09-14 東京大学,東北大学,東京海洋大学,名古屋大学,海洋研究開発機構,九州大学発表のポイント◆日本の南の海の深さ100~500mに広く分布する水塊「亜熱帯モード水」の厚さの増減が、海面付近の水温を通じて台風の発達・減衰に影響...
東南極最大級の氷河へ向かう暖かい海水のルートを解明 〜トッテン氷河を底から融かす海からの熱供給〜 1702地球物理及び地球化学

東南極最大級の氷河へ向かう暖かい海水のルートを解明 〜トッテン氷河を底から融かす海からの熱供給〜

2023-08-22 国立極地研究所,海洋研究開発機構,産業技術総合研究所,東京海洋大学,北海道大学国立極地研究所の平野大輔助教、海洋研究開発機構の草原和弥研究員、産業技術総合研究所の板木拓也研究グループ長、東京海洋大学の溝端浩平准教授、北...
短周期渦が世界一高温になるインドネシア多島海の性質を左右することを発見 1702地球物理及び地球化学

短周期渦が世界一高温になるインドネシア多島海の性質を左右することを発見

2023-05-26 東北大学〇大学院理学研究科地球物理学専攻教授 須賀 利雄(すが としお)【発表のポイント】 太平洋とインド洋をつなぐインドネシア通過流の滞留時間と経路に、1日単位で変動する短周期の渦(注1)が与える影響を、高解像度海洋...
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天文学的要因が左右する更新世前期の地球の気候と氷床量変動 1702地球物理及び地球化学

天文学的要因が左右する更新世前期の地球の気候と氷床量変動

2023-05-15 東京大学,海洋研究開発機構,国立天文台,国立極地研究所発表のポイント♦約160-120万年前の氷期・間氷期サイクルは4万年周期であり、現在の10万年周期と大きく異なっていた。その様子が数値的な気候モデルを使ったシミュレ...
小惑星リュウグウ粒子の微小断層から読み解く天体衝突 1701物理及び化学

小惑星リュウグウ粒子の微小断層から読み解く天体衝突

2023-04-21 海洋研究開発機構,情報・システム研究機構 国立極地研究所,高輝度光科学研究センター,神奈川大学,分子科学研究所,大阪大学,名古屋大学,広島大学,千葉工業大学,京都大学,大阪公立大学本研究のポイント1. 探査機「はやぶさ...
小惑星リュウグウの活発な地質活動の歴史が明らかに 1700応用理学一般

小惑星リュウグウの活発な地質活動の歴史が明らかに

2023-03-22 国立極地研究所,海洋研究開発機構,神奈川大学,高輝度光科学研究センター,分子科学研究所,大阪大学,名古屋大学国立極地研究所の山口亮准教授を中心とする研究グループは、小惑星探査機「はやぶさ2」が地球に持ち帰った粒子の組織...
南極内陸の積雪は過去5000年間で長期的に減少し、産業革命期から顕著に増加 〜南極ドームふじ地域の氷床コアから解明〜 1702地球物理及び地球化学

南極内陸の積雪は過去5000年間で長期的に減少し、産業革命期から顕著に増加 〜南極ドームふじ地域の氷床コアから解明〜

2023-02-22 国立極地研究所,富山大学,山形大学,海洋研究開発機構,東京大学大気海洋研究所国立極地研究所の大藪幾美特任研究員を中心とする研究グループは、南極内陸のドームふじ基地とその周辺で掘削された多数の氷床コア(図1)を解析するこ...
南極ドームふじのアイスコア掘削地点を決定 ~100万年を超える最古級のアイスコア採取に向け、観測拠点建設に着手~ 1702地球物理及び地球化学

南極ドームふじのアイスコア掘削地点を決定 ~100万年を超える最古級のアイスコア採取に向け、観測拠点建設に着手~

2022-12-13 国立極地研究所,東京大学大気海洋研究所,海洋研究開発機構第64次南極地域観測隊(伊村智隊長)および第63次南極地域観測隊越冬隊(澤柿教伸越冬隊長)のうち16名で構成される旅行隊は、南極・昭和基地を2022年11月10日...
地域的な海水準上昇が氷床融解を促進していた可能性を提唱ー9~5千年前に発生した東南極氷床大規模融解に新メカニズムー 1702地球物理及び地球化学

地域的な海水準上昇が氷床融解を促進していた可能性を提唱ー9~5千年前に発生した東南極氷床大規模融解に新メカニズムー

2022-11-29 国立極地研究所,中央大学,大分大学,東京大学大気海洋研究所,海洋研究開発機構国立極地研究所の菅沼悠介准教授、中央大学の金田平太郎教授、大分大学の小山拓志准教授、東京大学大気海洋研究所の阿部彩子教授、海洋研究開発機構の齋...
東北地方太平洋沖地震を引き起こしたプレート境界断層より以深の応力状態を初めて決定~海洋底掘削で採取されたコア試料の非弾性ひずみ解析からのアプローチ~ 1702地球物理及び地球化学

東北地方太平洋沖地震を引き起こしたプレート境界断層より以深の応力状態を初めて決定~海洋底掘削で採取されたコア試料の非弾性ひずみ解析からのアプローチ~

2022-11-16 京都大学図1 東北地方太平洋沖地震後の震源断層直下の応力状態。応力計測用のASRコア試料(左)は海底下深度約828 m(プレート境界断層の深度より約8 m深く)から採取されたもので、円柱表面に貼ってある赤茶色のものはひ...
過去30年にわたる観測データから南極ドームふじ地域の詳細な基盤地形を解明 〜100万年超のアイスコア掘削に向けて〜 1702地球物理及び地球化学

過去30年にわたる観測データから南極ドームふじ地域の詳細な基盤地形を解明 〜100万年超のアイスコア掘削に向けて〜

2022-10-20 国立極地研究所,東京大学大気海洋研究所,海洋研究開発機構,富山県立山カルデラ砂防博物館,北見工業大学,富山大学,山形大学国立極地研究所の津滝俊助教、藤田秀二教授、川村賢二准教授、東京大学大気海洋研究所の阿部彩子教授を中...
北極海の植物プランクトンの新たな大増殖現象を発見 ―温暖化によって北極全体で起こる現象に 1902環境測定

北極海の植物プランクトンの新たな大増殖現象を発見 ―温暖化によって北極全体で起こる現象に

2022-09-27 東京大学大気海洋研究所発表のポイント◆北極海には「陸だな」と呼ばれる水深数十mの浅い海域が拡がっている。この陸だな域では、夏に植物プランクトンの大増殖現象(ブルーム)が海の表面ではなく海底付近でも起こることが明らかとな...
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