1702地球物理及び地球化学 氷河の流動加速を引き起こす、融け水、雨、潮の満ち引き ~グリーンランドで氷河流動変化のメカニズムを解明~ 2025-02-04 北海道大学,国立極地研究所ポイント●海に流れ込むグリーンランドの氷河で氷が流れる速さを6年間にわたって測定。●気温が高く氷が良く融けた時、強い雨が降った時、潮が引いた時に氷河の加速を確認。●気候と海洋が、氷河の流動と変... 2025-02-04 1702地球物理及び地球化学
1702地球物理及び地球化学 シベリア森林火災が遠く離れた洋上の雲のもととなる?~高緯度洋上で測定した氷晶核濃度とエアロゾル成分濃度の比較から~ 2025-01-30 海洋研究開発機構, 国立極地研究所1. 発表のポイント 雲内の氷晶※1 生成の核となるエアロゾル粒子(氷晶核※2)は、雲による太陽光の反射具合や、降水などの雲特性に影響を与えるが、陸上と比較して洋上での濃度観測データが... 2025-01-30 1702地球物理及び地球化学
1903自然環境保全 「原始的」は保護ではない:熱帯雨林の鳥類の個体数減少と高温・乾燥条件との関連性に関する27年間の研究(’Pristine’ is Not Protection: 27-year Study Links Hotter, Drier Conditions to Decline in Rainforest Bird Populations) 2025-01-29 ミシガン工科大学(MTU)ミシガン工科大学のジャレッド・ウルフ助教授が率いる研究チームは、アマゾン熱帯雨林の低地に生息する29種の鳥類を対象に、27年間(1985年から2012年)にわたる調査を実施しました。その結果、... 2025-01-30 1903自然環境保全
1202農芸化学 ダイズ葉焼病抵抗性遺伝子を特定~1950 年代から米国で利用されてきた抵抗性遺伝子を世界で初めて明らかに~ 2025-01-21 九州大学農学研究院 穴井豊昭 教授概要ダイズ葉焼病は温暖地を中心に広く発生するダイズの病害です。農研機構は、70年以上前から米国等でダイズ品種の育成に利用されてきたダイズ葉焼病抵抗性遺伝子rxpを世界に先駆けて特定しま... 2025-01-21 1202農芸化学
1702地球物理及び地球化学 乾燥と湿潤の繰り返しが土壌のCO2放出を増大させることを解明 2025-01-21 新潟大学地球全体で土壌の有機炭素注1の微生物分解により放出される二酸化炭素(CO2)の量は人為的CO2排出量の約5倍に相当しているため、気候変動が土壌のCO2放出動態に及ぼす影響を明らかにすることが重要です。本学自然科... 2025-01-21 1702地球物理及び地球化学
1702地球物理及び地球化学 気候変動に伴う北極永久凍土の変化を示すモデル(Arctic Permafrost in climate change) 2025-01-17 マックス・プランク研究所地球温暖化により、北極圏の永久凍土が急速に融解し始めています。この地層は、現在の大気中の二倍の炭素を蓄えていますが、融解に伴い微生物が炭素を分解し、二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスを放出する... 2025-01-18 1702地球物理及び地球化学
0106流体工学 量子コンピューティングによる流体力学シミュレーションの向上(Flow Across Scales with a Quantum Computing Boost) 2025-01-17 パシフィック・ノースウェスト国立研究所(PNNL)太平洋北西国立研究所(PNNL)は、量子コンピューティングを活用して、複雑な流体力学問題のモデリングを向上させる研究を進めています。従来の計算手法が扱いにくい流体の微小... 2025-01-18 0106流体工学
1903自然環境保全 オリーブの鉢植えにヘビは観賞植物取引の危険の「氷山の一角」である(Snakes in potted olive trees ‘tip of the iceberg’ of ornamental plant trade hazards) 2025-01-17 ケンブリッジ大学観賞用植物の貿易が、侵入性害虫や爬虫類、農業および環境への被害を引き起こしていることが報告されています。ヨーロッパのオリーブの木や切り花に紛れて、イタリアのトカゲや蛇などが北ヨーロッパに持ち込まれていま... 2025-01-18 1903自然環境保全
1900環境一般 新しい気候変動の海岸林への影響研究(Study examines how climate change has shaped coastal forests over the last decade) 2025-01-15 ノースカロライナ州立大学 (NC State)ノースカロライナ州立大学の研究によると、気候変動によりアメリカ東部沿岸部の森林に複雑な影響が及んでいます。海面上昇や頻発する沿岸嵐により低地森林では木の成長が抑制される一方... 2025-01-17 1900環境一般
1702地球物理及び地球化学 NASAのグローバル水循環への人為的影響の発見(NASA Scientists Find New Human-Caused Shifts in Global Water Cycle) 2025-01-16 NASANASAの科学者たちは、人間活動が地球の水循環に与える新たな影響を発見しました。特に、降水パターンや蒸発量の変化が、人為的要因により加速していることが示されました。この研究では、観測衛星やモデルを用いて、地球規... 2025-01-17 1702地球物理及び地球化学
1900環境一般 アカプルコのマングローブ消失がハリケーン「オーティス」の被害を悪化させた可能性が高い(Mangrove Loss in Acapulco Likely Worsened the Devastation of Hurricane Otis) 2025-01-14 カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)UCサンディエゴの研究によれば、アカプルコでのマングローブ減少が2023年のハリケーン「オーティス」の被害を拡大させた可能性が高いことが示されました。過去のマングローブ分布デ... 2025-01-15 1900環境一般
1200農業一般 トウモロコシと大豆の輪作の利益が気候に非常に敏感であることを示す新しい研究 (New Study Shows Corn-Soybean Crop Rotation Benefits Are Extremely Sensitive to Climate) 2025-01-13 ミネソタ大学ミネソタ大学の新たな研究によれば、トウモロコシと大豆の輪作による収量増加効果は、気候条件に極めて敏感であることが示されました。この研究では、米国中西部の異なる気候条件下での輪作効果を分析し、気温や降水量の変... 2025-01-14 1200農業一般