東京大学

黒潮の環境DNAから青魚の分布特性を探る 1400水産一般

黒潮の環境DNAから青魚の分布特性を探る

2023-06-01 東京大学発表のポイント◆黒潮域の海水中に含まれる環境DNAを用いた調査から、さば類はカタクチイワシが多い海域に集中していることが明らかにされました。◆外温動物である魚類は通常水温に依存した分布を示しますが、魚食性の強い...
台風が引き起こす波はいつ深層に到達するのか? ~数週間も海中をさまよう波の亡霊~ 1702地球物理及び地球化学

台風が引き起こす波はいつ深層に到達するのか? ~数週間も海中をさまよう波の亡霊~

2023-06-02 東京大学,九州大学発表のポイント◆日本海の対馬前線海域において、台風によって励起された波が減衰することなく1週間以上も海の中を彷徨い続けている事実を発見し、詳しい物理メカニズムを明らかにした。◆鉛直1次元的な係留系のデ...
世界最深の熱水活動の痕跡を発見~世界最深の熱水活動の痕跡を東北日本沖の古く冷たい太平洋プレート上で発見~ 1702地球物理及び地球化学

世界最深の熱水活動の痕跡を発見~世界最深の熱水活動の痕跡を東北日本沖の古く冷たい太平洋プレート上で発見~

2023-06-01 早稲田大学発表のポイント 従来型の火山活動が無い東北日本沖の水深約5,700 mの海底から、世界で最も深い熱水活動の痕跡を発見した。この熱水活動を引き起こした火山活動として最も有力なのが、試料採取地点付近に存在するプチ...
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スピントランジスタの実現に向けて酸化物素子で巨大磁気抵抗と電流変調の実現に成功~ナノスケール相転移技術の応用に向けた新たな可能性~ 0403電子応用

スピントランジスタの実現に向けて酸化物素子で巨大磁気抵抗と電流変調の実現に成功~ナノスケール相転移技術の応用に向けた新たな可能性~

2023-05-31 東京大学発表のポイント◆スピントランジスタの基本となる強磁性体/半導体/強磁性体構造からなる横型2端子素子を単結晶酸化物を用いて作製することにより、従来の10倍以上の大きな磁気抵抗比を得ることに成功しました。ゲート電圧...
火星大気の一酸化炭素は炭素13に乏しいことが明らかに 1701物理及び化学

火星大気の一酸化炭素は炭素13に乏しいことが明らかに

2023-05-31 東京大学東京大学大学院新領域創成科学研究科複雑理工学専攻の青木翔平講師を中心とする研究チームは、欧州火星探査機ExoMars Trace Gas Orbiterの観測データを用いて、火星大気に存在する一酸化炭素が炭素1...
ウラン化合物におけるカイラリティを持つ超伝導状態を解明 1700応用理学一般

ウラン化合物におけるカイラリティを持つ超伝導状態を解明

2023-06-01 東京大学,東北大学,日本原子力研究開発機構発表のポイント◆ウラン化合物UTe2の超伝導状態において、電子対が「右回り」または「左回り」といったカイラリティを有することを見出しました。◆超伝導状態でのカイラリティの検証は...
量子制御に新手法 ~”ねじれ”で量子トンネル確率を自在に制御~ 1700応用理学一般

量子制御に新手法 ~”ねじれ”で量子トンネル確率を自在に制御~

2023-05-27 東京大学小林 研介(知の物理学研究センター 教授)佐々木 健人(物理学専攻 助教)中村 祐貴(物理学専攻 博士課程)岡 隆史(物性研究所 教授)発表のポイント 量子力学の黎明期から研究されているランダウ・ツェナーモデル...
複数のねじれを持つ芳香族ベルト分子の合成に成功~メビウス型や巨大なアーチ型の3次元分子構造の解明~ 0502有機化学製品

複数のねじれを持つ芳香族ベルト分子の合成に成功~メビウス型や巨大なアーチ型の3次元分子構造の解明~

2023-05-25 東京工業大学要点 最大540度のねじれを持つベルト型芳香族分子の触媒的不斉合成に成功。 不斉ロジウム触媒によって、直線形と馬蹄形の2種類の芳香環パーツを組み立て、「分子ひずみを抑え」ながら「分子のベルトをねじる」合成法...
コロイドゲルはどのようにして固まるのか? 1700応用理学一般

コロイドゲルはどのようにして固まるのか?

2023-05-23 東京大学○発表のポイント:◆コロイドのゲル状態とガラス状態は、ともに乱れた粒子構造を持ちながらほとんど固体のように振る舞うという共通点を持ち、ゲルの固体化はガラス化によりもたらされると考えられてきた。◆ゲルの固体性は、...
電気を用いて金属廃棄物を大幅に削減した連続フロー反応を実現 0505化学装置及び設備

電気を用いて金属廃棄物を大幅に削減した連続フロー反応を実現

2023-05-23 東京大学小林 修(化学専攻 教授)山下 恭弘(化学専攻 准教授)安川 知宏(研究当時:GSC社会連携講座 特任助教、現:パリ市立工業物理化学学校 博士研究員)発表のポイント 電気化学を用いる連続フロー反応を開発し、現行...
南極で海氷大流出の観測に成功~昭和基地のあるリュツォ・ホルム湾定着氷の崩壊機構解明にむけて~ 1702地球物理及び地球化学

南極で海氷大流出の観測に成功~昭和基地のあるリュツォ・ホルム湾定着氷の崩壊機構解明にむけて~

2023-05-23 東京大学,国立極地研究所,北見工業大学発表のポイント◆第64次南極地域観測隊にて、2022年12月、昭和基地のあるリュツォ・ホルム湾の定着氷上に波浪センサーを15基設置し、2023年3月から5月にかけ、徐々に定着氷が崩...
たった一部の情報から、すべての電子構造を決定~原子一つ一つの全電子構造を計測する新手法の開発に、大きな前進~ 1700応用理学一般

たった一部の情報から、すべての電子構造を決定~原子一つ一つの全電子構造を計測する新手法の開発に、大きな前進~

2023-05-19 東京大学生産技術研究所○発表のポイント:◆エネルギーの高い「励起状態」にある電子についての限られた測定データ(スペクトル)さえあれば、その原子の全電子構造を決定できる手法を開発しました。◆スペクトルと全電子構造をそれぞ...
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