強誘電体

強誘電体界面の電荷分布直接観察に成功~強誘電体デバイスの理解と性能向上を加速~ 0403電子応用

強誘電体界面の電荷分布直接観察に成功~強誘電体デバイスの理解と性能向上を加速~

2025-06-14 科学技術振興機構,東京大学東京大学とJST(科学技術振興機構)のERATOプロジェクトにて、強誘電体のドメイン界面におけるナノスケールの電荷分布を“超原子分解能”電子顕微鏡により初めて直接観察することに成功しました。従...
薄膜技術の最前線トレンド分析:2025年の新たな戦略 1700応用理学一般

薄膜技術の最前線トレンド分析:2025年の新たな戦略

現代の製品技術は、最高水準の製品を生成するために、ナノメーターレベルでの精密な制御が求められます。本記事では、2025年の最新の薄膜・スピントロニクス技術に関する研究結果を元に、各技術の効果、課題、果たす役割と今後の展望について解説します。...
電場応答の大規模モデリングに成功(Modeling Electric Response of Materials, a Million Atoms at a Time) 1603情報システム・データ工学

電場応答の大規模モデリングに成功(Modeling Electric Response of Materials, a Million Atoms at a Time)

2025-06-06 ハーバード大学ハーバード大学ジョン・A・ポールソン工学・応用科学スクール(SEAS)の研究チームは、最大100万個の原子規模で材料の電気応答を量子力学的精度で予測できる機械学習フレームワーク「Allegro-pol」を...
先端電子機器の鍵となる微小構造の観測技術を開発(Scientists track tiny structures key to advanced electronics) 0403電子応用

先端電子機器の鍵となる微小構造の観測技術を開発(Scientists track tiny structures key to advanced electronics)

2025-05-12 オークリッジ国立研究所 (ORNL)オークリッジ国立研究所(ORNL)の研究チームは、次世代の低消費電力電子デバイスの開発に向けて、強誘電体材料内の「ドメイン壁」と呼ばれるナノスケール構造の動きを詳細に観察する新技術を...
強誘電体の自発分極による強磁性体の保磁力の変化を確認~次世代低消費電力磁気メモリの構築へ前進~ 0403電子応用

強誘電体の自発分極による強磁性体の保磁力の変化を確認~次世代低消費電力磁気メモリの構築へ前進~

2025-05-09 東京科学大学東京科学大学の研究チームは、強誘電体AlScNと強磁性体CoFeBを積層した構造において、強誘電体の自発分極が強磁性体の保磁力に影響を与えることを確認しました。この発見は、外部電圧を必要とせずに磁気異方性を...
準安定な驚異:X線が照らし出すエキゾチックな物質変換(Metastable marvel: X-rays illuminate an exotic material transformation) 0403電子応用

準安定な驚異:X線が照らし出すエキゾチックな物質変換(Metastable marvel: X-rays illuminate an exotic material transformation)

2025-01-16 アルゴンヌ国立研究所アルゴンヌ国立研究所の研究チームは、超高速レーザーとX線を用いて、材料のメタ安定状態への遷移を詳細に観察しました。この状態は通常の平衡状態とは異なり、特定の刺激(レーザーパルス)を受けることで誘発さ...
近接効果: 先端材料が新たな特性を獲得する方法(Proximity effect: Method allows advanced materials to gain new property) 1700応用理学一般

近接効果: 先端材料が新たな特性を獲得する方法(Proximity effect: Method allows advanced materials to gain new property)

2025-01-08 ペンシルベニア州立大学(PennState)ペンシルベニア州立大学の研究チームは、強誘電体材料を用いて、隣接する非強誘電体材料に強誘電性を誘発する「近接強誘電効果」を実証しました。この手法により、化学組成を変更せずに材...
材料の原子配列をひずませることで、よりクリーンでスマートなデバイスができるかもしれない(Straining a material’s atomic arrangement may make for cleaner, smarter devices) 0400電気電子一般

材料の原子配列をひずませることで、よりクリーンでスマートなデバイスができるかもしれない(Straining a material’s atomic arrangement may make for cleaner, smarter devices)

2024-12-05 ペンシルベニア州立大学(PennState)ペンシルベニア州立大学の研究チームは、カリウムニオブ酸塩(KNbO₃)の原子配列にひずみを加えることで、その特性を精密に調整できることを発見しました。この手法は「分子線エピタ...
強誘電体二酸化ハフニウムジルコニウム中における不揮発屈折率変調を実証 ~プログラミング可能な光回路への応用に期待~ 0403電子応用

強誘電体二酸化ハフニウムジルコニウム中における不揮発屈折率変調を実証 ~プログラミング可能な光回路への応用に期待~

2024-05-10 東京大学発表のポイント◆ 強誘電体となる二酸化ハフニウムジルコニウム中で自発分極により不揮発的に誘起される屈折率変調現象を初めて観測。◆ 二酸化ハフニウムジルコニウムを堆積した窒化シリコン光導波路を用いた不揮発光移相器...
史上最薄の強誘電体材料が、エネルギー効率の高い新デバイスへの道を開く(Thinnest ferroelectric material ever paves the way for new energy-efficient devices) 0403電子応用

史上最薄の強誘電体材料が、エネルギー効率の高い新デバイスへの道を開く(Thinnest ferroelectric material ever paves the way for new energy-efficient devices)

小さなスケールで興味深い物質の挙動を発見することで、コンピューティングに必要なエネルギーを削減できる可能性があります。Discovery of intriguing material behavior at small scales cou...
強誘電体の傾斜したバンド構造の観測に世界で初めて成功 0402電気応用

強誘電体の傾斜したバンド構造の観測に世界で初めて成功

高速・大容量の不揮発性メモリーや人工シナプスの開発に期待2020-07-03 産業技術総合研究所発表のポイント スマートフォンなどに用いられるコンデンサー(注1)の基幹材料である強誘電体には、電気分極(注2)によって自発的に電荷の偏りが生じ...
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