1902環境測定 西太平洋のサンゴの分析により、過去237年間の海水温変動を復元!~20世紀の温暖化による夏の海水温上昇が明らかに~ 2023-11-30 産業技術総合研究所 発表のポイント 19世紀の西太平洋熱帯域は、火山噴火や太平洋十年規模変動と密接な関係にあることが示唆されました。 1976年以降は西太平洋熱帯域の複数地点で温暖化傾向が見られ、特に夏の温暖化が顕著で... 2023-11-30 1902環境測定
1700応用理学一般 トポロジー✕機械学習で開く物性シミュレーション ~カタチからエネルギーをズバリと当てる新技術~ 2023-08-22 大阪大学,科学技術振興機構 ポイント 複雑なアモルファス構造の持つエネルギーを、トポロジカルデータ解析とシンプルな機械学習モデルの組み合わせで高精度に予測できることを発見した アモルファス構造を特徴付ける原子のつながり... 2023-08-22 1700応用理学一般
0500化学一般 対カチオン制御によって温度応答性酸化グラフェンを開発 ~機能性ソフトマテリアルの設計に新たな指針を提示~ 2023-07-26 信州大学,科学技術振興機構,岡山大学 信州大学 学術研究院 繊維学系の佐野 航季 助教(科学技術振興機構 さきがけ研究者)と信州大学 総合理工学研究科 繊維学専攻の近藤 翔麻 大学院生(修士課程1年)らの共同研究グルー... 2023-07-26 0500化学一般
1202農芸化学 カンキツの品種を迅速かつ簡便に識別可能なDNA検査法を確立! 2023-05-09 岡山大学,農研機構,愛媛県,株式会社ファスマック ◆発表のポイント 真核生物のゲノム中に存在するレトロトランスポゾン配列を解析することで、カンキツの品種を正確かつ簡便に識別可能なDNAマーカーを開発しました。 さらに核... 2023-05-09 1202農芸化学
1700応用理学一般 超伝導の新しいメカニズム 「量子液晶揺らぎによる電子対形成」の検証に成功 2023-03-09 東京大学,岡山大学,弘前大学 発表のポイント 量子液晶状態における電子の揺らぎが超伝導に与える影響を調べるうえで、近年注目されている鉄系超伝導体Fe(Se,Te)の上部臨界磁場を測定することに成功しました。 量子液晶揺... 2023-03-09 1700応用理学一般
2004放射線利用 さまざまな元素の分布を可視化する「放射化イメージング」に成功 ~これまで難しかった薬物動態の可視化など、診断・治療への応用に期待~ 2022-11-09 早稲田大学 発表のポイント 薬物に熱中性子を照射すると、原子核が活性化しX線ガンマ線を出す放射化に着目 独自開発の広帯域カメラを使用し、金ナノ粒子や抗がん剤などの放射化イメージングに成功 これまでイメージングできなかっ... 2022-11-09 2004放射線利用
0500化学一般 アモルファス構造のトポロジーから熱伝導率を予測する技術を開発~ミクロな構造と材料機能の相関解明に期待~ 2022-06-24 分子科学研究所 ポイント ・従来の方法では、非晶質(アモルファス)(1)が持つ構造の特性を系統的に抽出できず、熱伝導と原子スケールでのミクロな構造を結びつけることができなかった。 ・トポロジカルデータ解析(2)を活用す... 2022-06-24 0500化学一般
1700応用理学一般 小惑星リュウグウの起源と進化- 地球化学総合解析による太陽系物質進化の描像 2022-06-10 岡山大学 研究成果の概要 日本の小惑星探査機「はやぶさ2」の探査対象であった小惑星リュウグウから回収された 16 粒子を用いて、詳細な地球化学総合解析を行いました。その結果、小惑星物質試料が太陽系形成前から現在に至る複... 2022-06-11 1700応用理学一般
0505化学装置及び設備 量子センサ型バイオ分析チップデバイスの開発に成功 2022-05-12 量子科学技術研究開発機構 発表のポイント ・高い設計精度でナノダイヤモンド量子センサの信号を検出可能なガラスチップデバイスを開発しました。 ・細胞や組織・線虫など様々な生体試料がデバイス内で分析可能になりました。 ・流... 2022-05-12 0505化学装置及び設備
0405電気設備 誘電体ナノキューブでリチウムイオン電池の充放電時間を大幅に短縮 リチウムイオン電池にチタン酸バリウム(BTO)から成るナノサイズの立方体結晶「ナノキューブ」の誘電体を使用することで、充放電時間を従来と比較して4分の1に短縮した。正極活物質のコバルト酸リチウム(LCO)にBTOナノキューブを凝集なく固定化すると、LCOへのリチウムイオンの挿入と脱離が加速し、リチウムイオン電池の充放電時間が飛躍的に短縮した。 2022-02-21 0405電気設備
1202農芸化学 イネの安定多収に欠かせないケイ酸チャネルの構造基盤を解明 イネ由来ケイ酸チャネルLsi1の立体構造を1.8 Åの解像度で決定しました。立体構造からLsi1がケイ酸を選択的に吸収する分子メカニズムが明らかになりました。植物が根から栄養素を吸収する輸送体の立体構造を深く理解し、コントロールできれば、作物の生産性の安定や安全性の向上に役立つことが期待されます。 2021-11-01 1202農芸化学
1700応用理学一般 量子コンピューターのワイルドカードとなる粒子を解明 2次元的な平面構造を持つある種の磁性体において現れる「非可換エニオン」と呼ばれる粒子(正確には準粒子)の性質を解明した。 2021-07-30 1700応用理学一般