国際農研

AIとICP分析の融合による次世代型土壌診断技術を開発~全波長スペクトルで幅広い土壌特性を一括・高精度で予測~ 1202農芸化学

AIとICP分析の融合による次世代型土壌診断技術を開発~全波長スペクトルで幅広い土壌特性を一括・高精度で予測~

2025-11-25 国際農林水産業研究センター国際農研は、誘導結合プラズマ発光分光分析(ICP-AES)の全波長スペクトルとAI(深層学習)を組み合わせ、1回の測定で多項目の土壌特性を同時推定できる次世代型土壌診断技術を開発した。アジア・...
農家から農家へ伝わる土壌保全技術-西アフリカで普及実態を解明~普及員不足を補う新たな「農家間普及」の条件と可能性~ 1205農村地域計画

農家から農家へ伝わる土壌保全技術-西アフリカで普及実態を解明~普及員不足を補う新たな「農家間普及」の条件と可能性~

2025-11-06 国際農研,ブルキナファソ国立農業環境研究所Web要約 の発言:国際農研(JIRCAS)とブルキナファソ国立農業環境研究所は、西アフリカ農村での「農家間普及」による土壌保全技術の伝達実態を解明した。ソルガム農家650戸の...
スーパー作物「キヌア」の塩排出機構の一端を解明~塩害に強い作物の創出に向けた道を切り拓く~ 1204農業及び蚕糸

スーパー作物「キヌア」の塩排出機構の一端を解明~塩害に強い作物の創出に向けた道を切り拓く~

2025-06-25 国際農研,名古屋大学,理化学研究所,京都大学,国際協力機構,生研支援センター国際農研などの共同研究チームは、スーパー作物・キヌアの強い塩耐性メカニズムを新たに解明しました。海水濃度(600 mM NaCl)下でも幼植物...
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乾燥と過湿に同時耐性を持つササゲ遺伝資源を発見~気候変動による極端気象に強い品種開発の重要な基盤に~ 1200農業一般

乾燥と過湿に同時耐性を持つササゲ遺伝資源を発見~気候変動による極端気象に強い品種開発の重要な基盤に~

2025-06-13 国際農研,国際熱帯農業研究所国際農研と国際熱帯農業研究所は、西アフリカの乾燥サバンナでササゲ99系統を調査し、乾燥と過湿の両方に耐性を持つ10系統(祖先野生種9、栽培種1)を発見しました。特に1系統は、土壌水分条件に応...
サトウキビの持続的生産性を実現する深植え栽培技術の開発~実用化に向けてタイとフィリピンで技術の有効性を実証~ 1200農業一般

サトウキビの持続的生産性を実現する深植え栽培技術の開発~実用化に向けてタイとフィリピンで技術の有効性を実証~

2025-02-28 国際農研,ヤンマーアグリ株式会社,フィリピン共和国農業省砂糖統制庁ポイント 深さ30cmの種茎植えで、サトウキビの生長を促進し、収量向上と株出し栽培の収穫回数を増加。 国際農研が共同研究でタイにおいて開発した深植え栽培...
BNI強化ソルガムの環境・経済へのメリットを評価~インドの農家、環境、政府へのコベネフィットが期待~ 1200農業一般

BNI強化ソルガムの環境・経済へのメリットを評価~インドの農家、環境、政府へのコベネフィットが期待~

2025-01-30 国際農研ポイント BNI1) 強化ソルガムの土壌の硝化抑制率2) を30%とした場合のメリットをLCA3) で評価。 BNI強化ソルガムの導入により、窒素施肥量、温室効果ガス排出量、政府の肥料補助金支出を削減しつつ、農...
炭化物施用深度の最適化が窒素溶脱の抑制に寄与~表層施用で窒素溶脱を抑制、持続可能な農業への道筋~ 1206農村環境

炭化物施用深度の最適化が窒素溶脱の抑制に寄与~表層施用で窒素溶脱を抑制、持続可能な農業への道筋~

2024-12-10 国際農研ポイント 炭化物1) (バガス炭) の施用深度は、土壌の窒素吸収能と作物の乾燥ストレスに影響を与え、窒素溶脱量を左右する。 土壌特性や気象条件に応じて最適な炭化物の施用深度を選択することで、窒素溶脱の抑制効果を...
西アフリカ半乾燥地域の重要作物ササゲに対する気候変動の影響を収量予測モデルにより推定~干ばつとともに過湿への対策が必要になることを示唆~ 1206農村環境

西アフリカ半乾燥地域の重要作物ササゲに対する気候変動の影響を収量予測モデルにより推定~干ばつとともに過湿への対策が必要になることを示唆~

2023-11-22 国際農研,農研機構,国立環境研究所,東京大学,ブルキナファソ農業環境研究所ポイント 西アフリカの重要作物ササゲの圃場栽培データに基づき、乾燥や過湿条件での収量予測精度を改善 気候変動により西アフリカ半乾燥地域では降雨頻...
植物の新たな干ばつストレス応答機構を発見~「見えない干ばつ」を克服し、作物の大幅増収への道を切り拓く~ 1200農業一般

植物の新たな干ばつストレス応答機構を発見~「見えない干ばつ」を克服し、作物の大幅増収への道を切り拓く~

2023-10-03 国際農研,京都大学,名古屋大学東京大学,農研機構,国際協力機構ポイント栄養欠乏応答から始まる植物の新たな干ばつストレス応答機構を発見畝(うね)を利用して、畑で干ばつを安定して誘導する実験系を開発減収に直結する「見えない...
トウモロコシの生物的硝化抑制の鍵となる物質の同定に成功~窒素施肥量を削減できるBNI強化トウモロコシの開発に前進~ 1202農芸化学

トウモロコシの生物的硝化抑制の鍵となる物質の同定に成功~窒素施肥量を削減できるBNI強化トウモロコシの開発に前進~

2023-06-28 国際農研,農研機構ポイント トウモロコシ根から強力な生物的硝化抑制(BNI)1)活性を持つ「MBOA」を同定 土壌硝化菌の硝化と増殖を抑制し、トウモロコシの主要なBNI物質であることを科学的に証明 窒素肥料を削減できる...
高CO2環境でイネを増収させる「コシヒカリ」由来の 遺伝子を発見 ~気候変動下での持続可能な稲作に貢献~ 1202農芸化学

高CO2環境でイネを増収させる「コシヒカリ」由来の 遺伝子を発見 ~気候変動下での持続可能な稲作に貢献~

2023-03-31 国際農研,農研機構,名古屋大学,横浜市立大学,理化学研究所,明治大学,かずさDNA研究所,科学技術振興機構,国際協力機構ポイント イネの穂数を増加させる新規遺伝子MP3(MORE PANICLES 3)を「コシヒカリ」...
熱帯雨林樹木の葉脈構造とその機能を解明~葉脈構造の理解が環境適応性の高い樹種選定に貢献~ 1304森林環境

熱帯雨林樹木の葉脈構造とその機能を解明~葉脈構造の理解が環境適応性の高い樹種選定に貢献~

2023-03-08 国際農研,高知大学,マレーシア サラワク森林局ポイントマレーシアの熱帯雨林で100樹種以上の葉脈構造を判別し、葉の丈夫さと光合成能力の関係を分析葉脈1)が明瞭な樹木は、高い光合成と葉の防御力を備えるため、明るい環境で有...
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