人工力誘起反応法(AFIR法)

医薬品合成などに使用される金属触媒の配位子合成に成功 ~量子化学計算により出発原料を特定し反応経路を予測~ 0500化学一般

医薬品合成などに使用される金属触媒の配位子合成に成功 ~量子化学計算により出発原料を特定し反応経路を予測~

2022-11-21 北海道大学,科学技術振興機構 ポイント 安価で入手が容易なエチレンを出発原料とすることで、金属触媒を形作るDPPE誘導体の化学合成が可能なことを、量子化学計算を用いて効率的に発見。 計算結果によって得られた出発原料から...
インドールなどの化学的に安定なヘテロ芳香環に 二酸化炭素を2分子導入する新手法を開発 0502有機化学製品

インドールなどの化学的に安定なヘテロ芳香環に 二酸化炭素を2分子導入する新手法を開発

CO2は、有機合成化学の観点からすると安価で低毒性、かつ尽きることのない魅力的な炭素資源です。また、CO2の効率的かつ大規模なリサイクルが求められています。CO2から低コストかつ効率的に、持続可能社会を支えるための付加価値の高い有機化合物を創出し続ける研究は、天然資源の少ない日本にとって非常に重要です。研究グループは電気化学による電解還元法を用いることで、インドールなどの化学的に安定なヘテロ芳香環を脱芳香族化しながら、CO2を2分子導入する新しい形式のダブルカルボキシル化反応の開発に成功しました。
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