0403電子応用 鉄系超伝導体を用いて強磁場下で超伝導ダイオード効果を観測~ボルテックスに由来する整流効果の仕組みを解明~ 2025-05-14 東北大学東北大学金属材料研究所の野島勉准教授らの研究チームは、鉄系超伝導体Fe(Se,Te)を用いて、強磁場下での超伝導ダイオード効果の観測に成功しました。この効果は、電流の向きによって超伝導状態と常伝導状態が切り替わ... 2025-05-14 0403電子応用
1701物理及び化学 電子の強いスピン軌道相互作用がもたらす量子干渉によりフラットバンドが実現 遷移金属酸化物CsW2O6の理論モデルで、タングステン原子由来の強いスピン軌道相互作用によって、フラットなエネルギーバンドが現れることを発見した。電子がスピン軌道相互作用によってスピンの向きを回転させながら伝搬して量子干渉を起こすという新しいフラットバンドの発現機構を、数学的に厳密に明らかにした。 2022-02-02 1701物理及び化学
1700応用理学一般 鉄シリコン化合物における新しいトポロジカル表面状態 地球上に豊富に存在する鉄(Fe)とシリコン(Si)から成る化合物FeSiにおいて強いスピン軌道相互作用を示す表面状態が現れることを発見し、その表面状態を用いてスピントロニクス機能を実現しました。FeSiの表面状態の特徴が結晶内部の電子状態のトポロジーに由来していて、現代の電気分極理論で用いられる幾何学的位相の概念に関連していることを解明しました。 2021-11-18 1700応用理学一般
0403電子応用 シリコンの新しいスピン物性を発見 巧妙かつ人工的にスピン軌道相互作用(SOI)をシリコンに発現させ、外部磁場を全く用いずにシリコン中の流れるスピンを操作することに成功した。この成功により、情報素子の産業応用上最適な材料であるシリコンを用いてスピン演算をよりコンパクトな素子で実現できる道程を開拓することができた。 2021-06-12 0403電子応用1700応用理学一般
1701物理及び化学 超薄膜の白金がトランジスタ特性を発揮することを発見 固体物理学における理解を覆す発見2018/08/08 京都大学白石誠司 工学研究科教授、セルゲイ・ドゥシェンコ 同博士研究員(研究当時、現:米国標準化研究所及びメリーランド大学研究員)、外園将也 同修士課程学生らの研究グループは中村浩次 三... 2018-08-08 1701物理及び化学