アルマ望遠鏡

観測史上最古、124億年前の宇宙に渦巻き構造を持つ銀河を発見 1701物理及び化学

観測史上最古、124億年前の宇宙に渦巻き構造を持つ銀河を発見

アルマ望遠鏡の観測データを用いた研究から、124億年前の宇宙に、観測史上最古となる渦巻き構造を持つ銀河が発見された。
天の川銀河の中心部に「赤ちゃん星の巣」を発見 1701物理及び化学

天の川銀河の中心部に「赤ちゃん星の巣」を発見

天の川銀河中心部での星形成の実態を探るためにアルマ望遠鏡を使った観測を行った。星形成の兆候である原始星から噴き出す高速ガス流(アウトフロー)を43個発見した。
惑星系の化学組成は誕生前から多様? ~アルマ望遠鏡で多くの原始星を化学調査~ 1702地球物理及び地球化学

惑星系の化学組成は誕生前から多様? ~アルマ望遠鏡で多くの原始星を化学調査~

アルマ望遠鏡を用いて約50個の原始星の周りに存在するガスの化学組成を調べた結果、有機分子の存在量が天体によって大きく異なることを発見した。これほど多くの、それも同じ領域にある原始星で、周囲を取り巻くガスの化学組成が調査されたのは初めて。原始太陽系の環境の化学的起源の理解に貢献すると期待。
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アルマ望遠鏡、木星の成層圏に吹くジェット気流を初めて観測 1701物理及び化学

アルマ望遠鏡、木星の成層圏に吹くジェット気流を初めて観測

木星の成層圏に吹く風の速度を直接測定することに初めて成功した。1994年に起きたシューメーカー・レビー第9彗星の木星衝突の余波を分析することで、木星の極付近に時速1450kmにも及ぶ強風が吹いていたことが明らかになった。
アルマ望遠鏡で調べる星の「種」 1702地球物理及び地球化学

アルマ望遠鏡で調べる星の「種」

2021-02-24 国立天文台星々の間にただよう低温のガスや塵は、星の材料です。この材料が集まっている場所を、「分子雲」と呼びます。分子雲の中でも特にガスや塵が濃く集まっているところは「分子雲コア」と呼ばれます。アルマ望遠鏡を使った研究で...
赤ちゃん星が成長する仕組み: ガス円盤から回転の勢いを抜き取るガス流 1701物理及び化学

赤ちゃん星が成長する仕組み: ガス円盤から回転の勢いを抜き取るガス流

2021-02-09 国立天文台台湾中央研究院天文及天文物理研究所のチンフェイ・リー氏らの国際研究チームは、アルマ望遠鏡を使って赤ちゃん星(原始星)HH 212を高解像度で観測し、原始星周辺から噴き出すガスの広がりを詳しく描き出すことに成功...
アルマ望遠鏡、衝突によって星形成能力を失う銀河を発見 1701物理及び化学

アルマ望遠鏡、衝突によって星形成能力を失う銀河を発見

2021-01-12 国立天文台イギリス・ダーラム大学/フランス原子力・代替エネルギー庁(CEA)のアナガラジア・プグリシ(Annagrazia Puglisi)氏らの研究チームは、アルマ望遠鏡を使って、93億年前の宇宙で大量のガスを噴き出...
生まれたばかりの宇宙で成熟した銀河が急速に出現していた 1701物理及び化学

生まれたばかりの宇宙で成熟した銀河が急速に出現していた

アルマ望遠鏡による初期宇宙にある銀河の最大規模の探索2020-10-28 国立天文台研究グループが、アルマ望遠鏡を用い電波で観測した初期宇宙の銀河のうちの2つ。銀河は大量の塵(黄色部分)を含んでおり、原始的な状態ではなく比較的成長していると...
海王星の赤道に横たわる猛毒ガス「シアン化水素」の帯を世界で初めて発見 1701物理及び化学

海王星の赤道に横たわる猛毒ガス「シアン化水素」の帯を世界で初めて発見

太陽系最遠方の惑星の大気の流れ・化学に、地上観測から迫る2020-10-22 東京大学1. 発表者・飯野 孝浩(東京大学情報基盤センター 特任准教授)2. 発表のポイント• 地上大型望遠鏡「アルマ望遠鏡」を用いて、太陽系で最も遠くにある惑星...
アルマ望遠鏡、イオの火山による大気への影響を明らかに 1701物理及び化学

アルマ望遠鏡、イオの火山による大気への影響を明らかに

2020-10-22 国立天文台木星の衛星イオをアルマ望遠鏡が観測し、イオの火山活動がイオの薄い大気に与える影響を直接調べることに初めて成功しました。アルマ望遠鏡が電波で観測した、イオの二酸化硫黄の広がり(黄色)。イオの表面画像は、ボイジャ...
宇宙最盛期を支える銀河の原材料~約100億年前の銀河たちが持つ分子ガス 1701物理及び化学

宇宙最盛期を支える銀河の原材料~約100億年前の銀河たちが持つ分子ガス

2020-09-25 国立天文台広島大学の稲見華恵助教らの国際研究チームは、アルマ望遠鏡を用いてかつてない規模の深宇宙探査を行い、約100億年前の銀河で星の原材料となる分子ガスと塵(ちり)を持つ銀河を特定しました。この研究では、ハッブル宇宙...
塩と熱い水蒸気に包まれる巨大赤ちゃん星のペア 1701物理及び化学

塩と熱い水蒸気に包まれる巨大赤ちゃん星のペア

2020-09-25 国立天文台アルマ望遠鏡が撮影した原始星のペア「IRAS 16547-4247」の周囲の構造。塵が放つ電波を黄色、シアン化メチル(CH3CN)が放つ電波を赤色、塩化ナトリウム(NaCl)が放つ電波を緑色、水蒸気(H2O)...
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