1701物理及び化学 アルマ望遠鏡、 129億年前の銀河から窒素と酸素の電波をとらえる アルマ望遠鏡により、129億年前の銀河から窒素と酸素の電波を検出することに成功しました。アルマ望遠鏡を用いてうみへび座の方角にある銀河G09.83808を観測し、宇宙誕生9億年後に窒素や酸素が存在し、既に太陽系での存在比率の50-70%に達していると推定しました。 2022-03-03 1701物理及び化学
1701物理及び化学 原始惑星系円盤のリング構造が惑星形成の歴史を残している可能性を示唆 スーパーコンピュータ「アテルイII」のシミュレーションから、原始惑星系円盤に見られる塵(ちり)のリング状構造が、惑星の存在だけではなく、惑星が移動した足跡でもある可能性が明らかになりました。これまでの原始惑星系円盤の観測結果に、新たな視点を与える研究成果です。 2021-11-14 1701物理及び化学
1701物理及び化学 アルマ望遠鏡、130億年前の銀河に水分子を発見、銀河SPT0311-58を観測し一酸化炭素分子と水分子が放つ電波を検出。 アルマ望遠鏡の観測により、宇宙初期の巨大な銀河から水が検出されました。イリノイ大学のシュワーニ・ジャルギュラ氏らの研究チームは、約130億年前の時代にある銀河SPT0311-58を観測し、一酸化炭素分子と水分子が放つ電波を検出しました。 2021-11-08 1701物理及び化学
1701物理及び化学 「アルマ望遠鏡、観測開始から10年」 アルマ望遠鏡は直径12メートルのパラボラアンテナ54台、直径7メートルのパラボラアンテナ12台の計66台を結合させ、全体を一つの巨大な望遠鏡として機能させる「電波干渉計」です。科学観測開始から10年となるアルマ望遠鏡は、最大で視力6000を実現し、その比類ない感度と解像度を武器に、これまでにさまざまな観測成果を創出しています。 2021-10-19 1701物理及び化学
1702地球物理及び地球化学 アルマ望遠鏡が描く双子の星の軌道運動 アルマ望遠鏡の観測データを活用して、若い連星であるおうし座XZ星系について調べ、連星を成す2つの星に付随する原始惑星系円盤が、互いに40度以上傾いていることが明らかになった。2つの星が互いに時計回りに運動していることを発見した。つまり、連星を作るそれぞれの星の原始惑星系円盤だけでなく、連星の軌道面を含む全てが、異なる面上にあることが明らかになった。 2021-10-07 1702地球物理及び地球化学
1701物理及び化学 宇宙初期に「ガス欠」に陥った大質量銀河を発見 銀河がどのように形成され、どのように星形成活動を停止するのかを理解するために、研究チームはハッブル宇宙望遠鏡で銀河に存在する星の詳細を明らかにした。アルマ望遠鏡では銀河の塵が放つミリ波の観測が行われ、銀河内のガスの量を推測することができた。 2021-09-30 1701物理及び化学
1701物理及び化学 重水素で探る系外惑星系と太陽系の成り立ち~アルマ望遠鏡による惑星誕生現場の大規模観測~ アルマ望遠鏡を用いて、5つの若い星を取り巻く原始惑星系円盤を大規模に観測し、惑星の形成現場における重水素を含む分子とイオン化率の分布を、これまでにない高い解像度で描き出すことに成功した。 2021-09-16 1701物理及び化学
1701物理及び化学 天の川銀河中心ブラックホールを回る星の動きをアルマ望遠鏡で見る アルマ望遠鏡を用いて天の川銀河中心の観測を行い、この領域の星がランダムに動いているのではなく、いくつかのグループに分類できることがわかった。いて座Aスター近傍では、多くの星はいて座Aスターを中心に時計回りに公転している。 2021-09-14 1701物理及び化学
1701物理及び化学 アルマ望遠鏡バンド1受信機、ファーストライトを達成 国際協力の下で開発を続けてきたアルマ望遠鏡のバンド1受信機が、チリのアルマ望遠鏡山麓施設でアンテナに搭載された。2021年8月14日に、月からの電波を初めて受信する「ファーストライト」に成功した。アルマ望遠鏡の受信機の中でも最も低い周波数帯の電波を観測できるバンド1受信機を用いることで、冷たい宇宙の観測がより大きく前進することが期待。 2021-09-09 1701物理及び化学
1701物理及び化学 アルマ望遠鏡が観測した大質量星形成における磁力と重力の相互作用 アルマ望遠鏡を使って、地球から7600光年の距離にあるIRAS 18089-1732と呼ばれる大質量星形成領域を観測し、渦巻き状の磁場構造を発見した。しかし予想に反して、この磁場は、別の基本的な力である「重力」に圧倒されていた。さらに、原始星が重力によってガスを引き付けることで、原始星周囲の磁力線がねじれていることを発見した。 2021-07-31 1701物理及び化学
1701物理及び化学 観測史上最古、131億年前の銀河に吹き荒れる超巨大ブラックホールの嵐 131億年前の宇宙に存在した銀河の中で吹き荒れる強烈な「銀河風(ぎんがふう)」を、アルマ望遠鏡を用いた観測で発見した。大規模な銀河風が見つかった銀河としては、観測史上最古のもの。 2021-06-11 1701物理及び化学
1701物理及び化学 観測史上最古、124億年前の宇宙に渦巻き構造を持つ銀河を発見 アルマ望遠鏡の観測データを用いた研究から、124億年前の宇宙に、観測史上最古となる渦巻き構造を持つ銀河が発見された。 2021-05-21 1701物理及び化学