1701物理及び化学 貴金属に富んだ星々は100億歳~世界最高解像度の天の川銀河シミュレーションに成功~ 2022-11-14 国立天文台 本研究で行われた天の川銀河形成シミュレーションによる星とガスの分布。黄色で描かれていているのが星、水色で描かれた粒子がガスを表す。(クレジット:平居悠) オリジナルサイズ(1.6MB) 金やプラチナなどの貴... 2022-11-14 1701物理及び化学
1701物理及び化学 惑星のゆりかごに降り積もる灰~天空の「降灰」現象の発見~ 原始惑星系円盤内のガスと成長する塵の両方の運動を考慮した3次元の磁気流体力学シミュレーションを、「アテルイII」を用いて世界で初めて行いました。塵が円盤中心の原始星に落ちることなく成長する新しいメカニズムを発見しました。シミュレーションの結果、原始惑星系円盤の内側で大きく成長した塵は、円盤から垂直に吹き上がるガス流によって巻き上げられることが示されました。そしてその後、塵は遠心力によってガス流から分離し、最終的には円盤の外縁部に降り積もるようすが明らかになったのです。このメカニズムは、火山の火口から放出された噴煙、「降灰」によく似ており「天空の降灰現象」と名付けました。 2021-12-14 1701物理及び化学
1701物理及び化学 原始惑星系円盤のリング構造が惑星形成の歴史を残している可能性を示唆 スーパーコンピュータ「アテルイII」のシミュレーションから、原始惑星系円盤に見られる塵(ちり)のリング状構造が、惑星の存在だけではなく、惑星が移動した足跡でもある可能性が明らかになりました。これまでの原始惑星系円盤の観測結果に、新たな視点を与える研究成果です。 2021-11-14 1701物理及び化学
1701物理及び化学 世界最大規模の”模擬宇宙”を公開~宇宙の大規模構造と銀河形成の解明に向けて~ 国立天文台のスーパーコンピュータ「アテルイII」の全能力を使ったシミュレーションによって、世界最大規模の“模擬宇宙”を作ることに成功しました。この模擬宇宙のデータは誰もが使える形で公開され、宇宙の構造形成や天体形成の謎の解明に役立てられる。 2021-09-10 1701物理及び化学