科学技術振興機構(JST)

0502有機化学製品

疾患と関わる血液中の酵素活性異常を「1分子」レベルで見分ける技術の開発

血液中の酵素を「1分子」レベルで区別して検出する新たな方法論を開発し、疾患と関わる酵素活性異常を超高感度に検出する病態診断法の可能性を示した。
1600情報工学一般

独自の実験系で近藤雲の空間的な広がりを初めて観測~長距離にわたるスピンの結合の量子制御に期待~

多数の伝導電子が局在スピンを取り囲んで遮蔽する「近藤雲」の空間的な広がりを実験的に捉えることに成功した。
0403電子応用

超低遅延処理のための高性能な光論理ゲートを実現 ~光電子融合情報処理基盤へのさらなる一歩~

「光の干渉」だけで動作する小型な光論理ゲート“Ψ(プサイ)ゲート”の低損失かつ高速な動作に世界で初めて成功した。
1700応用理学一般

キラル結晶の右手系・左手系で反転する放射状スピン構造を発見

キラルな結晶構造に由来して発現する固体内スピンの特性を、テルル単体を用いた実験から明らかにした。鏡映しの関係にある右手系・左手系結晶では、放射状構造を持つスピンの向きが逆転することを見いだした。
0505化学装置及び設備

光で「生きたまま」微生物を高密度濃縮できるハニカム基板を開発

細菌を生存状態で基板上に迅速に高密度集積化する技術で、レーザーを照射しているにもかかわらず生体サンプルを低ダメージ(生存率80~90%)かつ培養フリーで高密度に濃縮できる「ハニカム型光濃縮基板」の開発に成功した。
1700応用理学一般

反強磁性金属薄膜のテラヘルツ異常ホール効果を観測

室温において反強磁性金属の異常ホール効果をテラヘルツ周波数帯で観測することに成功した。
0403電子応用

温度差で発電する柔らかい電池の開発へ前進 ~IoT社会を支えるウェアラブルな電源~

電気を流すプラスチック(導電性高分子)における熱電変換性能の上限を決めるメカニズムの解明に成功した。
91教育

「命の選択」、先端医療とどう向き合う ~多様な価値観を認める寛容さが大切~

私たちは先端医療とどう向き合うべきか。科学史家で、長年、科学技術の社会への影響を見続けてきた、東京大学、国際基督教大学名誉教授の村上陽一郎さんは、多様な価値観を受け入れる寛容さが大切だと語る。
0502有機化学製品

トチュウ果皮由来の天然ポリマーの量産化に成功 ~石油由来合成素材からの脱却に向けて~

高純度のトランス型ポリイソプレンを抽出できる大規模の精製装置を開発した。植物由来の持続可能な新素材として、高付加価値品への応用を足がかりに新規産業への展開を目指す。
0505化学装置及び設備

たんぱく質の構造や動きを解析する新技術を開発 ~情報・数理科学の応用によるNMR法の革新~

核磁気共鳴(NMR)法に情報・数理科学の手法を応用することで、従来は解析が困難だった重なり合うNMR信号を分離し、たんぱく質の構造や動きなどに関する情報を得る新たな方法「SiPex法」を開発した。
0502有機化学製品

温室効果ガスを光照射で水素や化学原料に変換 ~高性能な光触媒を開発~

低温でメタンの二酸化炭素改質反応、ドライリフォーミング(温室効果ガスであるメタンと二酸化炭素から、水素と一酸化炭素の合成ガスに変換する(CH4+CO2→2CO+2H2))を起こすことができる光触媒材料の開発に成功した。
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