産業技術総合研究所

0504高分子製品

つるつるなフッ素樹脂にがっちり接着~フッ素樹脂の新しい表面改質手法で高い接着性と平滑度をともに実現~

2023-09-28 産業技術総合研究所 ポイント フッ素樹脂は次世代通信(ポスト5G・6G)用基板としての利用が期待されるが、高い平滑度で接着することが難しい フッ素樹脂の接着性を高めるための従来の溶液処理は、表面を粗くしてしまう上に劇薬...
0404情報通信

6G帯のテラヘルツ波を高効率かつ高速に検出するための吸収体~テラヘルツ波の吸収率99%以上、高速応答性は従来品の2倍以上~

2023-09-26 産業技術総合研究所 ポイント テラヘルツ波を熱に変換して高速に検出するための吸収構造を考案 3Dプリンターと成膜技術で製造した3次元熱伝導経路を持つ中空構造で高いテラヘルツ波吸収率と高速熱応答性を両立 次世代通信基盤の...
1601コンピュータ工学

量子コンピューターで使用する高周波コンポーネントの評価技術を開発~極低温から室温における反射・伝送特性の温度依存性を測定~

2023-09-21 産業技術総合研究所 ポイント 温度4 K(-269 ℃)から300 K(27 ℃)の範囲で実現 新規コンポーネントの開発を効率化 量子関連技術の発展を支えるサプライチェーン構築に貢献 大規模量子コンピューターの実現に向...
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1702地球物理及び地球化学

南海トラフプレート境界断層の現場再現実験から断層のすべり特性を解明~スロー地震と巨大地震の発生メカニズムの解明に貢献~

2023-09-21 産業技術総合研究所 発表のポイント 南海トラフのプレート境界断層のすべり特性を、プレート境界における温度・圧力・鉱物種条件を再現した摩擦実験によって明らかにした。 スロー地震域から巨大地震発生域では、沈み込みに伴う鉱物...
1701物理及び化学

小惑星リュウグウから始原的な「塩(Salt)」と有機硫黄分子群を発見

2023-09-18 産業技術総合研究所 1. 発表のポイント 小惑星リュウグウの表面から採取されたサンプルを複数種類の溶媒で抽出し、可溶成分を分析したところ、最も溶解しやすい成分を反映する熱水抽出物には、ナトリウムイオン(Na+)が非常に...
0403電子応用

高精度な熱電デバイスの変換効率評価装置を開発~国際標準化による熱電発電の新市場創出や拡大に貢献~

2023-09-13 新エネルギー・産業技術総合開発機構,産業技術総合研究所 NEDOは「クリーンエネルギー分野における革新的技術の国際共同研究開発事業」(以下、本事業)に取り組んでおり、今般、産業技術総合研究所と共同で、高精度な熱電デバイ...
1102水質管理

廃水処理に利用される活性汚泥プロセスに共通する微生物群を特定~微生物同士の捕食・寄生が安定した廃水処理に寄与~

2023-09-05 産業技術総合研究所 ポイント 産業廃水や都市下水の処理プロセスから採取した600個のサンプルの炭素や窒素の濃度、およびゲノム解析で微生物群の機能を解明 活性汚泥中に共通して存在する微生物群の中から、14科に分類される捕...
1700応用理学一般

世界最速890ナノ秒で微粒子と高分子の動きを同時にとらえた ~高精度なタイヤゴム劣化評価の実現に近づく~

2023-09-05 東京大学,茨城大学,住友ゴム工業株式会社,産業技術総合研究所,科学技術振興機構(JST) 発表のポイント ◆欧州X線自由電子レーザーを用いて、世界最高速度890ナノ秒の時間分解能で、タイヤゴム中のカーボン微粒子と高分子...
0402電気応用

チタン酸バリウムナノキューブ単層膜とグラフェンの交互積層プロセス技術を開発~積層セラミックコンデンサーの飛躍的な薄層化に道筋~

2023-09-01 産業技術総合研究所 ポイント 誘電体ナノキューブ単層膜を用いて積層コンデンサー構造の薄層化に成功 従来の金属電極の代わりにグラフェンを内部電極として用いた積層構造を開発 積層セラミックコンデンサーの小型化に貢献 開発し...
1702地球物理及び地球化学

東伊豆地域の隆起痕跡から過去のマグマ活動履歴を解明~伊豆・首都圏南西部の防災に向けた地震・火山現象の理解へ~

2023-08-31 産業技術総合研究所 ポイント 東伊豆地域は地下のマグマ活動などによって3,000年前ころから隆起している 特に過去1,500年間で400〜800年おきに約1 mずつ3回隆起した 相模湾から伊豆半島東部一帯で地震や火山の...
1702地球物理及び地球化学

東南極最大級の氷河へ向かう暖かい海水のルートを解明 〜トッテン氷河を底から融かす海からの熱供給〜

2023-08-22 国立極地研究所,海洋研究開発機構,産業技術総合研究所,東京海洋大学,北海道大学 国立極地研究所の平野大輔助教、海洋研究開発機構の草原和弥研究員、産業技術総合研究所の板木拓也研究グループ長、東京海洋大学の溝端浩平准教授、...
0110情報・精密機器

ニオイから魚肉の鮮度を判定するセンシング技術を開発~鮮度を手軽に非破壊で判定~

2023-08-21 産業技術総合研究所 ポイント 半導体式センサーを複数組み合わせて測定 実際のガス分析に基づく模擬の鮮度指標ガスで機械学習 生食の可否を客観的に見極め、生鮮水産物の輸出を後押し 魚肉のニオイを測定し機械学習で鮮度を判定 ...
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