京都大学

白金単原子触媒を担体表面/内部に選択的に担持する方法を開発~錯体化学を用いた新しい合成戦略および触媒性能への効果~ 0501セラミックス及び無機化学製品

白金単原子触媒を担体表面/内部に選択的に担持する方法を開発~錯体化学を用いた新しい合成戦略および触媒性能への効果~

2023-07-20 京都大学遠藤健一 化学研究所研究員(研究当時)、猿山雅亮 同特定准教授、寺西利治 同教授らの研究グループは、白金単原子触媒を担体表面/内部に選択的に担持する方法の開発に成功しました。貴金属触媒粒子を極限まで小さくした単...
新しいコンセプトに基づいたシリコン・チタン・タングステン電析用溶融塩~溶融塩電気めっき技術の実用化を目指して~ 0501セラミックス及び無機化学製品

新しいコンセプトに基づいたシリコン・チタン・タングステン電析用溶融塩~溶融塩電気めっき技術の実用化を目指して~

2023-07-20 京都大学溶融塩とは、塩そのものが溶融したものであり、イオンのみからなる液体です。例えば身近な塩であるNaClを融点以上に加熱して溶かすと、Na+とCl−のみからなる液体となります。溶融塩は電気化学的に安定なため、溶融塩...
可逆な化学反応ネットワークにおける経路選択の原理~準不可逆性の発現~ 0500化学一般

可逆な化学反応ネットワークにおける経路選択の原理~準不可逆性の発現~

2023-07-18 東京大学,京都大学発表のポイント 正逆いずれの方向へも進行しうる可逆な化学反応のみから構成される反応ネットワークにおいて、無数の候補の中から、いかにして目的の生成物に向かう反応経路が選択されるのかという、経路選択の原理...
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世界CO2ゼロ排出を達成する新たなシナリオ~直接空気回収・水素を用いた合成燃料(e-fuel)の活用~ 1900環境一般

世界CO2ゼロ排出を達成する新たなシナリオ~直接空気回収・水素を用いた合成燃料(e-fuel)の活用~

2023-07-14 京都大学気温上昇を1.5℃に抑制するため、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の最新報告書では、2050年頃に世界全体でのCO2排出量をゼロとする複数の代表的なシナリオが示されました。それらは、バイオマス・CO2回...
シチズンサイエンスで挑む雷の謎~宇宙線と雷雲の相互作用は、雷の始まりに影響を与えるのか?~ 2000原子力放射線一般

シチズンサイエンスで挑む雷の謎~宇宙線と雷雲の相互作用は、雷の始まりに影響を与えるのか?~

2023-07-10 京都大学鶴見美和 理学研究科特別研究学生(兼:青山学院大学修士課程学生)、榎戸輝揚 同准教授(兼:理化学研究所チームリーダー)、一方井祐子 金沢大学准教授らの研究グループは、岐阜大学、名古屋大学、早稲田大学等と共同で、...
非線形確率モデルの安定性理論 〜機械学習と自動化技術の橋渡し〜 1504数理・情報

非線形確率モデルの安定性理論 〜機械学習と自動化技術の橋渡し〜

2023-07-05 京都大学図1:研究背景●機械学習によるモデル化技術を自動化技術に利活用するための数理基盤●多種多様な機械学習手法に対応●車の自動運転などにおける安全性や快適性の向上に期待電気工学専攻の細江陽平講師と、広島大学の研究者か...
基礎物性から迫る抗菌性ゼオライトの秘密 0501セラミックス及び無機化学製品

基礎物性から迫る抗菌性ゼオライトの秘密

2023-06-30 京都大学図1:ゼオライト構造の概略● 銀を含むゼオライトは、高い抗菌性と複雑な構造を持つ絶縁体で、比較的簡単に安価に作製することができますが、その抗菌性のメカニズムは明らかになっていませんでした。●放射光を用いて原子構...
星の材料があるのに星が誕生しない!?:棒渦巻銀河における星形成抑制現象 1701物理及び化学

星の材料があるのに星が誕生しない!?:棒渦巻銀河における星形成抑制現象

2023-06-30 国立天文台概要:東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター所属の前田郁弥研究員と京都大学、会津大学、北海道大学からなる研究チームは、野辺山45m電波望遠鏡やALMA望遠鏡などを用いて、近傍宇宙*1の複数の棒渦...
大規模複雑ネットワークの非平衡熱力学を切り開く~非対称イジング模型のエントロピー生成の厳密解導出に成功~ 1504数理・情報

大規模複雑ネットワークの非平衡熱力学を切り開く~非対称イジング模型のエントロピー生成の厳密解導出に成功~

2023-06-27 京都大学物理的な現象から生命に至るまで、自然界のシステムは環境とのエネルギーや物質の交換を通じて秩序を維持しています。このメカニズムは長年にわたり非平衡熱力学という分野で研究されてきました。近年、ゆらぎの熱力学という新...
ワイン酵母が自発的にブドウを発酵するための条件を解明~ワイン誕生の謎に迫る発見~ 1202農芸化学

ワイン酵母が自発的にブドウを発酵するための条件を解明~ワイン誕生の謎に迫る発見~

2023-06-21 京都大学渡辺大輔 農学研究科准教授(現:奈良先端科学技術大学院大学准教授)と橋本渉 同教授は、ワイン作りに欠かせない酵母という微生物がブドウ果皮に適応する現象を実験室内で再現することに成功しました。ワインをはじめとする...
やがて消えゆく状態が熱の流れによって安定化することをシミュレーションで実証~大域熱力学が拓く新しい非平衡制御~ 1700応用理学一般

やがて消えゆく状態が熱の流れによって安定化することをシミュレーションで実証~大域熱力学が拓く新しい非平衡制御~

2023-06-22 京都大学過冷却・過加熱状態は、温度が一様の環境ではやがて消えてしまう状態として知られています。佐々真一 理学研究科教授、小林未知数 高知工科大学准教授、中川尚子 茨城大学教授は、熱流下の相共存状態に対する精緻な数値計算...
環境DNAによる全国湖沼の魚類モニタリング:1Lの採水によって40種を超える魚種を検出 1900環境一般

環境DNAによる全国湖沼の魚類モニタリング:1Lの採水によって40種を超える魚種を検出

2023-06-15 京都大学近年、国や地方自治体による広域的な湖沼魚類調査は、近年日本を含め、世界各国で減少しています。日本においても、従来の調査手法に変わる広域的な魚類モニタリングのための調査手法の開発が急務となっています。そこで、近年...
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