1702地球物理及び地球化学 北極域での気温上昇によって氷晶形成にかかわるエアロゾルは増加する
2024-10-01 国立極地研究所,気象庁 気象研究所,名古屋大学,東京大学国立極地研究所の當房豊准教授を中心とする、気象研究所、名古屋大学、東京大学、ノルウェー大気研究所（NILU）との国際共同研究グループは、気温上昇により北極陸域の雪...
1702地球物理及び地球化学
1702地球物理及び地球化学 脈動オーロラの形状と宇宙から降り注ぐ電子のエネルギーの関係を解き明かす観測に成功
2024-09-27 電気通信大学ポイント＊地上カメラ、大型大気レーダー、および衛星によって点滅するオーロラ「脈動オーロラ」を同時に観測に成功＊脈動オーロラが「斑状」のとき宇宙から降り注ぐ電子のエネルギーの増大を観測（観測１）＊同時に、宇宙...
1702地球物理及び地球化学 氷河期の手がかりが指し示す将来の異常気象パターン(Ice age clues point to more extreme weather patterns in our future)
2024-09-26 アリゾナ大学アリゾナ大学の研究によると、地球の最終氷期の気候データが未来のエルニーニョ現象の変化を予測する手がかりになることが示されました。エルニーニョは世界中の気象パターンに影響を与える気候現象で、今後の温暖化でより...
1702地球物理及び地球化学 収穫、山火事、伝染病：ジェット気流は何世紀にもわたってヨーロッパの異常気象をどのように形成してきたか(Harvests, wildfires, epidemics: How the jet stream has shaped extreme weather in Europe for centuries)
2024-09-25 アリゾナ大学アリゾナ大学の研究により、過去700年間のヨーロッパの気候を支配してきたジェット気流の変動が再現されました。木の年輪を用いてジェット気流の変動を解析した結果、北に位置する際にはイギリスは冷涼で湿潤、地中海と...
1702地球物理及び地球化学 NASAの分析が示す太平洋諸島の不可逆的な海面上昇(NASA Analysis Shows Irreversible Sea Level Rise for Pacific Islands)
2024-09-25 NASAPacific Island nations such as Kiribati — a low-lying country in the southern Pacific Ocean — are prepari...
1702地球物理及び地球化学 鳥島近海の調査結果について（９月２４日）
2024-09-25 海上保安庁海上保安庁では、９月２４日８時頃に発生した鳥島近海を震源（須美寿島付近の北緯３１度２９．０分、東経１４０度７．８分（震源位置は気象庁による））とする地震・津波を受けて、同日１３時～１４時頃にかけて第三管区海上...
1702地球物理及び地球化学 北極海の海氷が歴史的な低水準に、南極の氷は減少を続ける(Arctic Sea Ice Near Historic Low; Antarctic Ice Continues Decline)
2024-09-24 NASA2024年の夏、北極海の海氷は9月11日に年内最小の面積となり、衛星観測史上7番目に低い記録となりました。これは1981年から2010年の平均を大幅に下回り、過去数十年にわたる氷の減少と薄化の傾向を継続していま...
1702地球物理及び地球化学 永久凍土融解による北部山火事の急激な激化(Abrupt intensification of northern wildfires due to future permafrost thawing)
2024-09-25 韓国基礎科学研究院(IBS)新しい研究によると、地球温暖化により北部カナダやシベリアの永久凍土が急速に融解し、その結果、今世紀中頃から後半にかけて急激な山火事の増加が予測されます。この研究は、土壌水分、永久凍土、山火事...
1702地球物理及び地球化学 北極海の海氷域面積が2024年9月13日に年間最小値を記録 〜衛星観測史上5番目の小ささ〜
2024-09-21 国立極地研究所国立極地研究所（NIPR）と宇宙航空研究開発機構（JAXA）は、北極域研究加速プロジェクト（ArCS II、注1）の一環で、水循環変動観測衛星「しずく」（GCOM-W）に搭載された高性能マイクロ波放射計2...
1702地球物理及び地球化学 氷床下の地球が気候温暖化による海面上昇を予測する鍵になる(Earth beneath ice sheet key to predicting sea level rise from warming climate)
2024-09-23 ペンシルベニア州立大学(PennState)ペンシルベニア州立大学を含む国際研究チームの研究によると、西南極氷床（WAIS）の下の地球の反発力が氷の融解を大幅に減少させ、海面上昇の抑制に寄与する可能性がありますが、それ...
1702地球物理及び地球化学 ほぼ5億年の間に、地球の気温は二酸化炭素によって劇的に変化した(Study: Over nearly half a billion years, Earth’s global temperature has changed drastically, driven by carbon dioxide)
2024-09-19 アリゾナ大学アリゾナ大学とスミソニアンが共同で行った研究により、過去4億8500万年間の地球の表面温度変化が詳細に解明されました。研究は、温室効果ガスの二酸化炭素と地球の温度が強く関連していることを確認しました。地球は...
1702地球物理及び地球化学 より微細な地形の違いを捉えることで、観測を再現するモデルの能力が向上する(Capturing Finer-Scale Topographic Differences Improves Model Capability to Reproduce Observations)
2024-09-18 パシフィック・ノースウェスト国立研究所(PNNL)この研究は、地形の細かな違いを考慮した新しいサブグリッド構造と大気変数のダウンスケーリング手法を導入し、エネルギーエクサスケール地球システムモデル（E3SM）の土地モデ...