0402電気応用

室温作動する高起電力マグネシウム蓄電池を試作~資源豊富なマグネシウムを用いて資源制約フリーを目指す~ 0402電気応用

室温作動する高起電力マグネシウム蓄電池を試作~資源豊富なマグネシウムを用いて資源制約フリーを目指す~

2025-09-18 東北大学東北大学金属材料研究所の市坪哲教授・河口智也助教(現アルゴンヌ国立研)らは、室温で作動可能な高起電力マグネシウム蓄電池のプロトタイプを世界で初めて実証した。従来の酸化物正極はMgイオン移動が遅く実用困難だったが...
固体電池の性能を新たな保護コーティングで向上(Solid-state batteries get a boost with new protective coating) 0402電気応用

固体電池の性能を新たな保護コーティングで向上(Solid-state batteries get a boost with new protective coating)

2025-09-09 アルゴンヌ国立研究所(ANL)米国アルゴンヌ国立研究所は、固体電池の安定性を高める新技術を開発した。研究チームは硫化物系固体電解質の粒子表面に、原子層堆積法で極薄のアルミナ(Al₂O₃)コーティングを形成。これにより空...
室内光で駆動する新型太陽電池を開発(New solar cells could power devices from indoor light) 0402電気応用

室内光で駆動する新型太陽電池を開発(New solar cells could power devices from indoor light)

2025-08-11 ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ(UCL)の研究チームは、屋内光で高効率に発電できる新型ペロブスカイト太陽電池を開発した。対象はリモコンやセンサーなどの小型機器で、バッテ...
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全固体電池向け固体電解質-電極材間における焼結時の反応メカニズム解明と反応抑止に成功~低コストプロセスで製造する全固体電池実現に前進~ 0402電気応用

全固体電池向け固体電解質-電極材間における焼結時の反応メカニズム解明と反応抑止に成功~低コストプロセスで製造する全固体電池実現に前進~

2025-09-08 九州大学九州大学大学院総合理工学研究院の渡邉賢准教授とデンソー所属(当時博士課程)の林真大らは、酸化物系全固体電池の実用化を妨げてきた電解質-電極材間の高温焼結反応メカニズムを解明し、その抑止に成功した。全固体電池用電...
有機太陽電池の相挙動に新たな知見(‘Re-Entrant’ Mixing Behavior in Organic Solar Cells Necessitates New Modeling Approach) 0402電気応用

有機太陽電池の相挙動に新たな知見(‘Re-Entrant’ Mixing Behavior in Organic Solar Cells Necessitates New Modeling Approach)

2025-09-08 ノースカロライナ州立大学 (NCState)ノースカロライナ州立大学とマックス・プランク研究所の国際チームは、有機太陽電池の材料であるポリマーと小分子アクセプター(SMA)の混合物が示す特殊な相挙動を解明した。50種類...
ペロブスカイト構造の酸素発生反応を強化(Spin-state Tuning in PrFeO3-δ Perovskite Boosts High-temperature Oxygen Evolution Reaction) 0402電気応用

ペロブスカイト構造の酸素発生反応を強化(Spin-state Tuning in PrFeO3-δ Perovskite Boosts High-temperature Oxygen Evolution Reaction)

2025-09-04 中国科学院(CAS)固体酸化物電解セル(SOEC)は、再生可能エネルギーを高温で化学燃料へ変換・貯蔵できる有望な技術だが、アノードでの酸素発生反応(OER)が遅いことが課題とされる。大連化学物理研究所(中国科学院)の宋...
プロバイオティクスを利用した溶解する電池 (Binghamton University researchers make dissolvable battery using probiotics) 0402電気応用

プロバイオティクスを利用した溶解する電池 (Binghamton University researchers make dissolvable battery using probiotics)

2025-06-09 アメリカ合衆国・ニューヨーク州立大学ビンガムトン校Binghamton大学の研究チームは、プロバイオティクス(善玉菌)を利用した生分解性バッテリーを開発しました。従来の電池は有害物質を含み、体内埋め込み機器や環境用途に...
新しい電気化学プロセスによりEVバッテリーからのリチウムリサイクルが低コストに(Recycling lithium from old electric vehicle batteries could be done cheaply with new electrochemical process) 0402電気応用

新しい電気化学プロセスによりEVバッテリーからのリチウムリサイクルが低コストに(Recycling lithium from old electric vehicle batteries could be done cheaply with new electrochemical process)

2025-08-26 ウィスコンシン大学マディソン校(UW-Madison)電気自動車(EV)の普及に伴い、使用済みのリチウムイオン電池に含まれるリチウムの再利用が課題となっています。UW–Madisonのキョン‑シン・チョイ教授らは、新た...
バッテリーに「薬」が必要?(Do batteries need medicine?) 0402電気応用

バッテリーに「薬」が必要?(Do batteries need medicine?)

2025-08-26 アルゴンヌ国立研究所(ANL)アルゴンヌ国立研究所の研究者は、電池における電解質添加剤の役割を「薬」に例えて解説した。添加剤は電極との界面を安定化させ、抵抗を低減し、容量や寿命を向上させるが、候補が膨大で従来は探索に多...
燃料電池用の高性能鉄系触媒を中国の研究チームが開発(Chinese Scientists Develop High-Performance Iron Catalyst for Fuel Cells) 0402電気応用

燃料電池用の高性能鉄系触媒を中国の研究チームが開発(Chinese Scientists Develop High-Performance Iron Catalyst for Fuel Cells)

2025-08-26 中国科学院(CAS)中国科学院プロセス工学研究所の王丹教授(現・深圳大学)と張鎖江教授らは、プラチナを使わない燃料電池用鉄系触媒「CS Fe/N-C」を開発した。従来のFe/N-C触媒は酸素反応中間体との結合が強すぎ反...
二次電池の電極内で分子イオンPF6-は単原子イオンLi+よりも高速に移動する~「分子イオン電池」の急速充放電特性のポテンシャルの高さを実証~ 0402電気応用

二次電池の電極内で分子イオンPF6-は単原子イオンLi+よりも高速に移動する~「分子イオン電池」の急速充放電特性のポテンシャルの高さを実証~

2025-08-22 産業技術総合研究所産総研、大阪公立大学高専、愛媛大学の研究チームは、二次電池電極内でのイオン移動速度を比較し、分子性イオンPF₆⁻が単原子イオンLi⁺より高速に移動することを初めて実験的に確認しました。通常、Li⁺は溶...
充電速度と電池劣化の常識を覆す研究(Breaking the Rules to Build a Better Battery) 0402電気応用

充電速度と電池劣化の常識を覆す研究(Breaking the Rules to Build a Better Battery)

2025-08-18 ジョージア工科大学ジョージア工科大学の研究チームは、亜鉛イオン電池において「急速充電が寿命を縮める」という従来の常識を覆す成果を発表しました。高電流で充電すると、通常問題となるデンドライト(樹枝状析出物)の成長が抑制さ...
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