1404水産水域環境

海氷融解時期の違いが植物プランクトンに影響を及ぼす~秋季太平洋側北極海の海氷変動がマイクロプランクトン群集を変えることを解明~ 1404水産水域環境

海氷融解時期の違いが植物プランクトンに影響を及ぼす~秋季太平洋側北極海の海氷変動がマイクロプランクトン群集を変えることを解明~

2025-08-22 北海道大学北海道大学水産科学院と国立極地研究所、海洋研究開発機構らの研究グループは、2019年と2020年に海洋地球研究船「みらい」で秋季太平洋側北極海を調査し、海氷融解時期の違いがマイクロプランクトン群集、特に植物プ...
春季噴火湾の動物プランクトン群集の経年変化が明らかに~群集構造に加えて、サイズ組成と魚類餌環境にも経年変化あり~ 1404水産水域環境

春季噴火湾の動物プランクトン群集の経年変化が明らかに~群集構造に加えて、サイズ組成と魚類餌環境にも経年変化あり~

2025-08-21 北海道大学北海道大学の研究グループは、2019~2023年にかけて噴火湾中央部で約1か月間隔の動物プランクトン採集を行い、ZooScanによる画像解析で群集構造やサイズ組成の季節変化・経年変化を調べました。夏~秋季(7...
衛星とAIで海洋保護区の実効性を証明(Satellites show that strictly protected marine areas exclude industrial fishing) 1404水産水域環境

衛星とAIで海洋保護区の実効性を証明(Satellites show that strictly protected marine areas exclude industrial fishing)

2025-07-24 ウィスコンシン大学マディソン校(UW–Madison)ウィスコンシン大学の研究で、衛星データとAIを用い、厳格に保護された海洋保護区(MPA)では産業的漁業がほぼ排除されていることが確認された。対象MPAの78.5%で...
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グリーンランドシャークの生育地としてのスカゲラク海域を特定(New study points to Skagerrak as nursery area for the enigmatic Greenland shark) 1404水産水域環境

グリーンランドシャークの生育地としてのスカゲラク海域を特定(New study points to Skagerrak as nursery area for the enigmatic Greenland shark)

2025-07-09 コペンハーゲン大学(UCPH)コペンハーゲン大学の研究チームは、新たな調査により、ノルウェーとデンマークの間にあるスカゲラク海域が、希少で長寿なグリーンランドシャーク(ニシオンデンザメ)の「保育場」として機能している可...
極地海洋の“緑化”が漁業資源に与える影響(Ocean ‘Greening’ at Poles Could Spell Changes for Fisheries) 1404水産水域環境

極地海洋の“緑化”が漁業資源に与える影響(Ocean ‘Greening’ at Poles Could Spell Changes for Fisheries)

2025-06-19 ジョージア工科大学A satellite image of blooming phytoplankton, visible as green-tinted swirls, in the South Atlantic. ...
山火事が海洋の炭素吸収に影響か(Wildfires could be harming our oceans and disrupting their carbon storage) 1404水産水域環境

山火事が海洋の炭素吸収に影響か(Wildfires could be harming our oceans and disrupting their carbon storage)

2025-06-17 ブリティッシュコロンビア大学UBCの研究により、森林火災が川を通じて海洋に影響を与え、炭素隔離機能を損なう可能性が示されました。カナダ・フレーザー川の20年分のデータを分析した結果、火災後に川の栄養塩類や有害物質が増加...
海と川を行き来する魚は「海らしさ」を失いながらも 海由来の物質を川へ届ける 1404水産水域環境

海と川を行き来する魚は「海らしさ」を失いながらも 海由来の物質を川へ届ける

2025-05-30 京都大学京都大学の研究グループは、アユやハゼ類などの両側回遊性魚類が、海から川へ移動する過程で体内の「海らしさ」(海由来の物質)を失いながらも、川の生態系に海の栄養を供給していることを明らかにしました。9種の魚を対象に...
深海の謎を解き明かす革新的な手法の開発~深海頭足類の多様性評価に新たな扉~ 1404水産水域環境

深海の謎を解き明かす革新的な手法の開発~深海頭足類の多様性評価に新たな扉~

2025-04-30 京都大学京都大学の中野智之准教授らの研究チームは、深海に生息する頭足類(イカ・タコ類)の多様性評価に革新をもたらす手法として、環境DNAメタバーコーディング分析法を開発しました。この手法により、深海の水中から微量なDN...
モンスーンの極端な変動が、世界の食料源としてのベンガル湾の役割を損なう可能性(Extreme monsoon variability could undermine Bay of Bengal’s role as a global food source) 1404水産水域環境

モンスーンの極端な変動が、世界の食料源としてのベンガル湾の役割を損なう可能性(Extreme monsoon variability could undermine Bay of Bengal’s role as a global food source)

2025-04-29 アリゾナ大学アリゾナ大学とラトガーズ大学の研究によると、インドの夏季モンスーンの極端な変動がベンガル湾の海洋生態系を脅かし、数百万人の食料と生計に深刻な影響を与える可能性があります。研究チームは、過去22,000年のモ...
琵琶湖の重要水産魚種「ホンモロコ」の産卵環境を科学的に解明~産卵に配慮した湖の水位操作によるホンモロコの資源回復に期待~ 1404水産水域環境

琵琶湖の重要水産魚種「ホンモロコ」の産卵環境を科学的に解明~産卵に配慮した湖の水位操作によるホンモロコの資源回復に期待~

2025-04-17 京都大学京都大学と近畿大学、滋賀県水産試験場の研究グループは、琵琶湖の重要水産魚種ホンモロコが、ヤナギの根が繁茂する浅瀬かつ波当たりの良い場所を産卵場に選んでいることを科学的に解明しました。特に産卵盛期の5~6月に水位...
西部北太平洋の植物プランクトン群集組成を制御する栄養物質供給機構の解明~北太平洋中層水から供給される鉄とケイ素の重要性~ 1404水産水域環境

西部北太平洋の植物プランクトン群集組成を制御する栄養物質供給機構の解明~北太平洋中層水から供給される鉄とケイ素の重要性~

2025-04-10 北海道大学,東京大学​北海道大学低温科学研究所の西岡純教授らの研究チームは、北太平洋中層水から表層への鉄(Fe)やケイ素(Si)などの栄養物質供給量を観測により見積もり、その化学量論比が植物プランクトン群集組成、特に珪...
南極海の海洋環境と生態系の長期変化を解明~大規模な生態系総合調査により南極海東インド洋区の長期変化が明らかに~ 1404水産水域環境

南極海の海洋環境と生態系の長期変化を解明~大規模な生態系総合調査により南極海東インド洋区の長期変化が明らかに~

2025-04-07 東京海洋大学/北海道大学,国立極地研究所,ワーゲニンゲン海洋研究所(オランダ)東京海洋大学、北海道大学、国立極地研究所などの国際共同研究チームは、2018–2019年に南極海東インド洋区(東経80~150度)で大規模な...
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