1700応用理学一般

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「原子核時計」の実現に前進~トリウム229の超低エネルギー原子核励起状態の寿命を決定~

2024-04-18 理化学研究所 理化学研究所(理研)開拓研究本部 香取量子計測研究室の山口 敦史 専任研究員(光量子工学研究センター 時空間エンジニアリング研究チーム 専任研究員)、香取 秀俊 主任研究員(光量子工学研究センター 時空間...
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量子リフシッツ多重臨界点の発見~新たなエキゾチックな4f磁性絶縁体実現の可能性~

2024-04-17 東京大学 発表のポイント いくつもの物質相が競い合う量子多重臨界現象を、典型的な4f原子からなる磁性絶縁体のモデルである、量子スピンジグザグ鎖において発見しました。 リフシッツ点や多重臨界点は、物質相がせめぎあいながら...
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光電子運動量顕微鏡を二刀流にアップグレード~物性を決定づける原子軌道の完全解析への革新~

2024-04-17 分子科学研究所 【発表のポイント】 光電子運動量顕微鏡(1)のアップグレードにより、軟X線と真空紫外光を駆使したユニークな“二刀流”の物性計測が世界で初めて可能になった。 2種類の放射光源を併用し、①斜入射軟X線による...
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磁性バタフライが量子技術を前進させる(A magnetic butterfly poised to advance quantum technologies)

2024-04-15 シンガポール国立大学(NUS) シンガポール国立大学(NUS)の研究者らは、独自の蝶の形をした磁性ナノグラフェンを開発し、これにより量子材料の新たなデザインコンセプトが生まれた。このナノグラフェンは高度に相関したスピン...
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超伝導の世界でも、六角形と円は違うのだ~「創発回転対称性」の破れを発見~

2024-04-12 東京大学 概念図: 新奇超伝導体CsV₃Sb₅の超伝導上部臨界磁場が60度周期の振動を示すことを発見し、「超伝導の世界では六角形と円がほぼ同じ」という創発回転対称性が破れていることを初めて実証しました。 超伝導の世界に...
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磁性半金属の特異な磁性をゲート電圧で変調することに成功 ~スピントロニクスへの応用展開に期待~

2024-04-15 東京大学 発表のポイント ◆ 磁性半金属と呼ばれる特殊な強磁性体において、強磁性転移温度、磁気異方性、磁気輸送特性などの性質を、ゲート電圧で変調することに成功しました。 ◆ 強磁性転移温度の大幅な上昇、磁気異方性の完全...
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MOFのハイパーオクタゴン格子でゆらぐスピン~量子計算の舞台となる物質の開発を次の次元へ~

2024-04-12 東京大学 発表のポイント 金属有機構造体(MOF)において、電子のスピンがつくるハイパーオクタゴン格子の磁気的性質を初めて実験的に調べ、理論予測と類似するスピン状態の変化を観測しました。 量子スピン液体とよばれる量子状...
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異次元ナノ半導体界面に潜む量子光源の発見~室温量子技術への応用に期待~

2024-04-12 理化学研究所,筑波大学,東京大学,慶應義塾大学 理化学研究所(理研)開拓研究本部 加藤ナノ量子フォトニクス研究室の方 楠 基礎科学特別研究員(研究当時、現客員研究員)、加藤 雄一郎 主任研究員(光量子工学研究センター ...
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非線形トポロジカル物質の基本原理を解明 ~頑健性と柔軟性を併せ持つデバイスの設計原理に向けて~

2024-04-12 東京大学 発表のポイント ◆ これまで線形系に限定されてきた二次元物質のトポロジカル指数を非線形系に拡張し、バルク・エッジ対応と呼ばれるトポロジカル物質の基本原理が非線形系でも成立することを示した。 ◆ とくに非線形性...
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スピン分裂を示す新しいタイプの反強磁性体を発見~反強磁性体スピントロニクスに新しい潮流~

2024-04-11 東京大学,名古屋大学 発表のポイント 有機分子固体で、電子バンド構造にスピン分裂を示す反強磁性体「補償フェリ磁性体」が実現する新しい機構を発見しました。 補償フェリ磁性体は、今まで合金系などの無機化合物で実現可能性が議...
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空中に浮遊する液体を研究するための自律型ロボット手法を開拓(Scientists pioneer autonomous robotic method for studying liquids suspended in air)

2024-04-10 アルゴンヌ国立研究所(ANL) アメリカ合衆国エネルギー省のアーゴン国立研究所の研究者は、液体を研究するための新しい方法を開発しました。これにより、容器を使用せずに液体のナノスケール構造を研究するプロセスが合理化され、...
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量子光学で光バネの硬化に成功 ~次世代重力波望遠鏡での応用に期待~

2024-04-05 東京工業大学,科学技術振興機構 ポイント レーザー光が鏡を押す力を復元力とする光バネを、量子光学で扱う非線形光学効果を応用して硬くすることに世界で初めて成功。 レーザー光の光量を増やさずに、信号成分を増やして応答を向上...
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