1700応用理学一般

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テラヘルツ周波数帯の真空量子揺らぎと格子振動の超強結合状態の実現

スプリットリング型共振器によってテラヘルツ周波数帯の電磁波(電磁場)の真空量子揺らぎとハライドペロブスカイト半導体CH3NH3PbI3中のフォノン(格子振動)を強く結合させることにより、フォノンの周波数を大きく変調できることを発見した。
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量子コンピューターのワイルドカードとなる粒子を解明

2次元的な平面構造を持つある種の磁性体において現れる「非可換エニオン」と呼ばれる粒子(正確には準粒子)の性質を解明した。
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ベイズ推定を用いた新たな電子構造の解析法を開発 ~トポロジカル絶縁体などを巡る数々の論争の決着へ~

「ベイズ推定」という統計学的手法を用いて電子構造の全貌を明らかにする新しい解析方法を開発した。
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一回の反応で基質に3つの酸素原子を導入する 世界初の新奇酸素添加酵素の立体構造基盤を解明

糸状菌由来エンドペルオキシド含有天然物フミガトノイドAの生合成に関わる、一回の反応で基質に3つの酸素原子を一挙に導入してエンドペルオキシド構築と水酸化を同時に触媒する世界初の新奇非ヘム鉄酸素添加酵素NvfIについて、酵素反応の立体構造基盤を明らかとした。
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結合前の情報だけで、結合後の性質を高精度に予測~化学反応や触媒の予測への応用に期待~

原子―原子、原子―エチレン分子、原子―グラフェンという比較的単純な化学結合を対象とし、結合「前」の状態で得られる情報だけで、結合「後」の結合物性を高精度に予測できる人工知能を構築した。
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スパースモデリングを用いた高精度ノイズ除去法の開発に成功

周囲の圧力に応じて発光強度が変化する感圧塗料(PSP)による機器表面の圧力分布計測(PSP計測法)の後処理法として、圧力分布の再構成にスパースモデリングを用いたノイズ除去法を開発した。
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世界初 XMCDのベイズ分光で、隠れた元スペクトルを再現 ~磁石材料の新しいスペクトル解析法の開発~

磁石材料のニッケルフェライトを想定した人工XMCDスペクトル解析にベイズ分光法を適用し、左右円偏光X線で計測されるX線吸収(XA)スペクトルの差分であるXMCDスペクトルだけから、元のXAスペクトルを再現することに成功した。さらに、そのスペクトル解析で得た各スペクトル成分のスペクトル強度の事後確率分布から、磁気モーメントとその誤差の推定に成功した。
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フラッシュオーロラの形状変化の原因を数値計算で解明

宇宙で発生するコーラス波動が伝搬する様相とオーロラ発光の数値計算を組み合わせ、突発発光オーロラ(フラッシュオーロラ)の形状変化を再現することに成功した。
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磁性元素を配列した強磁性超格子構造の作製と巨大磁気抵抗の実現

原子レベルで制御可能な結晶成長法を駆使して、鉄(Fe)-ヒ素(As)正四面体からなるFeAs単原子層をインジウムヒ素(InAs)半導体結晶で挟んだ強磁性超格子構造の作製に成功した。
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世界初!宇宙空間の多くの分子からの電波を同時に受信するシステムの開発に成功

電波望遠鏡に搭載する電波受信機の各種コンポーネントの広帯域化を行った。受信機システム全体として結合することによって、一度に受信できる電波の周波数帯域を従来よりも数倍、拡大することに成功した。
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単一分子の精密ナノ分光 ~観察しているナノ物質の性質を正確に評価する手法の確立~

ナノメートルサイズの領域に局在する光を用いることで、原子分解能を持つ顕微鏡で観察しているナノ物質の性質を直接測る精密ナノ分光手法を確立した。
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電池材料粒子内部の高精細な可視化に成功~多次元イメージング計測とデータ科学の連携~

リチウム電池正極材料の一つであるニッケル−マンガン酸リチウム粒子の1粒に対して、「タイコグラフィ-XAFS法」測定を大型放射光施設「SPring-8」 で行い、計測データを粒子内部のマンガンとニッケルの元素分布や価数分布のデータマイニングと連携させることで、粒子内部の複数の不均一な構造の可視化に成功した。
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