1700応用理学一般

1700応用理学一般

左右の破れと磁性の不思議な関係~非磁性キラル絶縁体の熱伝導が磁性に変換される理論を構築~

2024-06-04 東京大学,慶應義塾大学 発表のポイント キラルな物質(鏡映対称性の破れた物質)中の原子振動がスピンを作りだす機構を提案 磁性を持たない絶縁体に温度差をつけるだけで隣の金属にスピンを注入可能 重元素を用いない環境にやさし...
1700応用理学一般

高速スピン応答によるテラヘルツ光の電流変換に成功 ~磁性材料の量子幾何効果を介した新技術、高機能デバイス開発に道~

2024-06-07 東京大学 発表のポイント ◆ 磁性と強誘電性を併せ持つマルチフェロイクスのスピンの集団運動を用いることで、テラヘルツ帯の光を直流電流に変換することに成功しました。 ◆ 古典的な電荷の流れを必要としない、量子幾何効果に由...
1700応用理学一般

世界最高性能の鉄系高温超伝導磁石の開発に成功 ~研究者とAIがタッグを組み、材料合成プロセスを探索~

2024-06-05 東京農工大学 ポイント 作りやすく、使いやすい超伝導磁石が期待されていた 研究者の知見とAIを融合した設計手法により、効率的に合成プロセスを探索 世界記録の2倍超の磁力を持ち、磁場安定性にも優れた小型超伝導永久磁石を実...
ad
1700応用理学一般

歪みが引き起こす反強磁性マグノンスピンホール効果を予言~2次元ファンデルワールス反強磁性体の新たな磁気測定手法として期待~

2024-06-06 京都大学 佐野涼太郎 理学研究科博士課程学生(日本学術振興会特別研究員)、松尾衛 中国科学院大学准教授、および大湊友也 同博士研究員(現:早稲田大学講師)らの研究グループは、2次元ファンデルワールス反強磁性体に対する新...
1700応用理学一般

安定して存在するトポロジカルなキラル量子細線を発見 ~量子ビットや高効率太陽電池への応用に期待~

2024-06-06 東北大学 大学院理学研究科物理学専攻 助教 中山耕輔(なかやまこうすけ) 材料科学高等研究所 教授 佐藤 宇史(さとう たかふみ) 【発表のポイント】 黒鉛を薄くしてグラフェン(注1)にすると性質が変化するように、トポ...
1700応用理学一般

電子の回折をアト秒で制御~極限的な時間空間分解能を持つ電子顕微鏡開発への大きな一歩~

2024-06-05 理化学研究所 理化学研究所(理研)開拓研究本部 森本超短パルス電子線科学理研白眉研究チームの森本 裕也 理研白眉研究チームリーダー(光量子工学研究センター 超短パルス電子線科学理研白眉研究チーム 理研白眉研究チームリー...
1700応用理学一般

左回り/右回りの光を選択的に発光する金ナノ粒子

2024-06-05 分子科学研究所 【発表のポイント】 キラル(1)な金ナノ微粒子(2)を近赤外域(3)のフェムト秒パルス光(4)で照射すると,可視域の発光が観察される。この発光は,微粒子のキラリティ(掌性)に依存しており,左回りまたは右...
1700応用理学一般

グラフェンと炭化ケイ素の間で超伝導を支える金属層~大規模量子コンピュータに向けた素子の微細化に貢献~

2024-06-05 東京工業大学 要点 2次元超伝導体であるグラフェン-カルシウム化合物において支持基板界面に形成したカルシウム金属層を発見。 界面構造の制御によって転移温度を向上できることを証明。 大規模量子コンピュータに求められる素子...
1700応用理学一般

スタンフォード大学の科学者がダイヤモンドの量子信号を解明(Stanford scientists bring crystal clarity to diamond’s quantum signals)

2024-06-03 アルゴンヌ国立研究所(ANL) The colored regions of this transmission electron microscopy image highlight the grain bounda...
1700応用理学一般

物質中の創発磁気モノポールが示す新規な集団振動現象を発見~約100年前に予言された幻の素粒子「磁気モノポール」の理解につながる一歩へ~

2024-06-03 早稲田大学 発表のポイント 近年の実験である種の磁性体において発見された磁気モノポールのように振る舞う特殊な3次元磁気構造「(アンチ)磁気ヘッジホッグ」が、光に応答して示す新規な集団振動現象を理論的に発見し、その性質を...
1700応用理学一般

入れ子状にした物質への光照射で生じる新しいエネルギー現象を観測

2024-06-03 筑波大学 カーボンナノチューブを窒化ホウ素ナノチューブで包んで入れ子状にした筒形の構造体に光を照射すると、両者の間に電子の抜け道が発現することを発見しました。超高速光デバイスの開発や光照射で生じる電子などの超高速操作、...
1700応用理学一般

オーセティック材料設計の新しい方法(A New Way of Designing Auxetic Materials)

2024-05-30 米国国立標準技術研究所(NIST) オークセティック材料は引っ張ると広がり、圧縮すると縮むという常識を覆す特性を持ちます。NISTの研究者たちは、オークセティック材料の設計を容易にする新しい方法を開発しました。この進展...
ad
タイトルとURLをコピーしました