1700応用理学一般

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量子コンピューター開発への応用などにも期待 二次元に閉じ込めた重い電子をはじめて実現

2023-12-04 分子科学研究所 【研究成果のポイント】 ◆ 低温で金属の電気抵抗は下がるが、不純物がわずかにあると逆に抵抗が上がる現象が知られている。これは電流を担う「電子が動きにくくなる」ためであり、「近藤効果※1」と呼ばれている。...
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超結晶でより多くの太陽エネルギーを回収する(Harvesting more solar energy with supercrystals)

2023-11-30 ミュンヘン大学(LMU) ◆エミリアーノ・コルテスは、太陽光を捉えて効率的に利用するための材料研究に従事。彼はナノコスモスで高エネルギーの太陽光子が原子構造に出会う場所で研究を行い、新しい太陽電池や光触媒の可能性を追求...
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単一コロイド量子ドットで電気伝導の評価と制御に成功~「人工原子」デバイスの応用に前進~

2023-12-01 東北大学 材料科学高等研究所/電気通信研究所/工学研究科/Tohoku Quantum Alliance 准教授 大塚朋廣 【発表のポイント】 従来、困難だったコロイド量子ドット1個の電気伝導の評価と制御に成功 1個の...
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熱が誘起するすべり流れを検出 ~光ピンセットを援用した可視化手法により熱泳動のメカニズム解明へ~

2023-12-01 京都大学,科学技術振興機構 京都大学 大学院情報学研究科 辻 徹郎 准教授、梅 世哲 修士課程学生(研究当時)、田口 智清 教授らの研究グループは、温度勾配を持つ流体中に置かれたマイクロ粒子の表面近傍に、光ピンセットで...
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より優れた量子ビットのためにダイヤモンドを伸ばす新しい方法を発明(Researchers invent new way to stretch diamond for better quantum bits)

2023-11-30 アルゴンヌ国立研究所(ANL) ◆アルゴンヌ国立研究所、シカゴ大学、ケンブリッジ大学の研究者が、ダイヤモンドの薄膜を引き伸ばすことで、量子ビット(qubits)を低コストで操作可能にしました。 ◆この手法により、qub...
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持続可能なリビングテクノロジー (Sustainable Living Technology)

2023-10-11 ドイツ連邦共和国・ケムニッツ工科大学(TUChemnitz) ・ TU Chemnitzが、SMARTLETs と呼ばれる自己展開型のマイクロ・ロボティック電子モジュールによる、リビングテクノロジー(生物細胞の自立性や...
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機械学習を組込んだ第一原理強相関電子状態計算法を用いて、 銅酸化物超伝導の物質依存性を定量再現し、超伝導を制御する主成分が明らかに~明らかになった銅酸化物の大局的位置の解明から物質設計の指針も~

2023-11-29 早稲田大学 発表のポイント 銅酸化物のような強相関電子系(注1)に適した第一原理計算手法(注2)に人工ニューラルネットワーク(注3)を用いる機械学習の手法を組み込んで開発した高精度の量子多体計算法(注4)を、任意パラメ...
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開放系におけるトポロジカル物質の秘密を解き明かす: 非エルミート型ホップ束の発見(Unlocking the Secrets of Topological Matter in Open Systems: Discovering a Non-Hermitian Hopf Bundles)

2023-11-28 韓国基礎科学研究院(IBS) ◆トポロジーは、連続変形に対して不変な幾何学的性質を扱う数学の分野であり、量子物質の理解を革新しています。研究チームは、複雑なホップバンドルを電気回路のネットワークで現実の物理系に実現し、...
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対称性の下での量子擬似ランダム性の振る舞いを解明~より効率的な量子情報処理手法の開発に向けて~

2023-11-28 東京大学 発表のポイント ◆ 量子情報処理の多くに不可欠である量子擬似ランダム性が、物理学における中心的概念の1つである対称性によって受ける影響を世界で初めて解明した。 ◆ 対称性を満たす量子擬似ランダム性を効率的に生...
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反強磁性状態における空間変調した超伝導状態の存在を予言~新たな超伝導の観測に向けて~

2023-11-28 東京大学,東京電機大学,理化学研究所 発表のポイント 有機分子からなる電気伝導体の理論モデルを用い、特徴的な磁気状態下で、超伝導部分と金属部分が周期的に空間変調した特殊な超伝導状態(FFLO状態)が現れることを発見しま...
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荷電粒子の解明が星の元素生成のシミュレーションに役立つ(Understanding Charged Particles Helps Physicists Simulate Element Creation in Stars)

2023-11-27 ノースカロライナ州立大学(NCState) ◆ノースカロライナ州立大学とミシガン州立大学の研究により、星内での元素形成に重要な低エネルギー核反応のモデリングに新たな手法が提案された。 ◆従来の数値シミュレーションでは帯...
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極超短パルス光を「光渦」に変換~「渦」の時空間構造の制御に成功~

2023-11-27 理化学研究所 理化学研究所(理研)光量子工学研究センター アト秒科学研究チームのリン・ユーチー 研究員、鍋川 康夫 専任研究員、緑川 克美 チームリーダーの研究チームは、光電場が振動する周期よりも短い時間幅の極超短パル...
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