2026-03-12 新エネルギー・産業技術総合開発機構
NEDOの事業において、ハリマ化成と地球環境産業技術研究機構(RITE)は、スマートセルを用いたリコピンの大量生産技術を開発した。コリネ型細菌を宿主とする遺伝子改変によりリコピン生合成経路を強化し、副生成経路を抑制することで、生産性を従来株の100倍以上に向上させ、グラムレベルの発酵生産を実現した。さらに3000L発酵槽による商用スケール培養にも成功し、高純度リコピン粉末の回収・精製プロセスも確立した。本技術は植物抽出法や石油合成法と比べCO₂排出削減や食料競合回避が可能であり、化粧品・食品・医薬用途に向けた持続可能なバイオものづくりとして期待される。

図1 スマートセルを活用したリコピン生産
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