AIによりアラスカのヒグマ個体識別を可能に (AI enables a Who’s Who of brown bears in Alaska)

2026-01-29 スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)

スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)とアラスカ太平洋大学の研究チームは、野生のアラスカヒグマ個体をAIで識別する新たな技術「PoseSwin」を開発した。ヒグマは季節やエサ状況などによって体形や毛並みが大きく変わるため、従来のコンピュータビジョンでは個体識別が困難だった。研究では、2017〜2022年に撮影された109頭・72,000枚以上の写真を活用し、鼻先の形状、眉骨の角度、耳の位置といった比較的一貫した特徴と「姿勢(ポーズ)」情報を組み合わせることで、それぞれの個体を識別可能にした。PoseSwinは、画像を高次元空間に投影し、同一個体の写真を互いに近く、他個体から離れるように学習することで、高い精度で個体を識別する。また、未知の個体を検出する能力もあり、Katmai国立公園の写真でも複数の個体を特定できた。この技術は動物学的研究や保全管理に大きな貢献が期待されている。

AIによりアラスカのヒグマ個体識別を可能に (AI enables a Who’s Who of brown bears in Alaska)
PoseSwin is an AI capable of identifying wild bears one by one despite significant physical transformation. © 2026 EPFL/B.Rosenberg CC-BY-SA 4.0

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