2026-01-08 フィンランド技術研究センター(VTT)
フィンランドのVTT技術研究センターとアニリツは、110–170GHz帯(Dバンド)を用いた次世代ワイヤレス通信の大きな前進を示した。両者はアニリツの高精度測定装置とVTTの電子ビーム制御可能なトランスミットアレイ(送信配列アンテナ)を組み合わせ、リアルな空中伝送環境下で複数ギガビット/秒の高速データ伝送を安定して実現した。テストでは、1mで20Gbpsの伝送速度と、最大7mまでの信頼性の高いリンクが確認され、ビームステアリング(電気的に方向制御)によって信号強度を維持しつつ高速通信が可能であることが証明された。この成果は、次世代のバックホール(通信中継)、産業用途、防衛、将来の6Gネットワークなど幅広い分野でのDバンドワイヤレス技術の実運用に向けた重要な一歩とされ、今後の実地試験と展開準備が進められる。

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