2025-11-17

細胞内の構造と微粒子の動きを同時観察する顕微鏡を開発~前後方向の散乱光を同時にとらえる“双方向定量散乱顕微鏡”~ 0110情報・精密機器

細胞内の構造と微粒子の動きを同時観察する顕微鏡を開発~前後方向の散乱光を同時にとらえる“双方向定量散乱顕微鏡”~

2025-11-14 東京大学東京大学の研究チームは、細胞の大きな構造に敏感な前方散乱光と、100 nm級の微粒子を高感度で捉える後方散乱光を、1つの検出系で同時取得できる「双方向定量散乱顕微鏡」を開発した。オフアクシスデジタルホログラフィ...
ブラックホールに落ち込むプラズマの構造が明らかに!~NASAの気球に世界最大の日本製の望遠鏡を搭載~ 1701物理及び化学

ブラックホールに落ち込むプラズマの構造が明らかに!~NASAの気球に世界最大の日本製の望遠鏡を搭載~

2025-11-14 大阪大学広島大学大学院先進理工系科学研究科の高橋弘充准教授、大阪大学大学院理学研究科の松本浩典教授、JAXA宇宙科学研究所の前田良知助教、愛媛大学大学院理工学研究科の粟木久光教授らを含む気球搭載型望遠鏡 XL-Cali...
従来困難だった磁性体の 結晶対称性由来の磁区を識別する手法を開発~ 超低消費電力・高速動作素子を実現するスピントロ二クス材料の開発に拍車~ 1701物理及び化学

従来困難だった磁性体の 結晶対称性由来の磁区を識別する手法を開発~ 超低消費電力・高速動作素子を実現するスピントロ二クス材料の開発に拍車~

2025-11-14 早稲田大学東北大学・早稲田大学・大阪公立大学の研究チームは、円偏光を用いた共鳴非弾性X線散乱(RIXS)により、従来識別が困難だった交替磁性体の結晶対称性由来の磁区を定量的に観測する新手法を開発した。対象としたMnTe...
熱力学第3法則を拡張する新たな普遍原理を発見~「時間・コスト・エラー」間に成立する限界の解明~ 1701物理及び化学

熱力学第3法則を拡張する新たな普遍原理を発見~「時間・コスト・エラー」間に成立する限界の解明~

2025-11-14 京都大学京都大学のヴー・タンヴァン准教授、斉藤圭司教授らの研究チームは、「時間・コスト・誤差」という3つの要素の間に普遍的なトレードオフ(交換関係)が存在することを発見し、熱力学第三法則を一般化する新原理として提示した...
ポリエステルを化学原料に完全変換可能な高性能鉄触媒の開発~安価で製造も容易、資源循環型社会の基盤技術に~ 0505化学装置及び設備

ポリエステルを化学原料に完全変換可能な高性能鉄触媒の開発~安価で製造も容易、資源循環型社会の基盤技術に~

2025-11-14 科学技術振興機構,東京都立大学研究チームは、ペットボトルや衣料廃棄物に多く含まれるポリエステルを、アルコールと混合・加熱するだけでほぼ100%高純度モノマーに変換可能な高性能鉄触媒を開発しました。これまでの化学リサイク...
光で動く空中浮遊マイクロモーターを開発(Concordia researchers develop light-powered micromotors that move through air) 0109ロボット

光で動く空中浮遊マイクロモーターを開発(Concordia researchers develop light-powered micromotors that move through air)

2025-11-13 コンコルディア大学Concordia Universityの研究チームは、光だけを動力源として空気中を移動できるマイクロモーターを世界で初めて開発しました。粒径約12 µm(人間の髪の10分の1程度)の花粉状構造体で、...
熱波がウニの繁殖に及ぼす影響を解明(Even moderate heat waves depress sea urchin reproduction along the Pacific coast) 1404水産水域環境

熱波がウニの繁殖に及ぼす影響を解明(Even moderate heat waves depress sea urchin reproduction along the Pacific coast)

2025-11-14 カリフォルニア大学バークレー校(UCB)太平洋沿岸域に生息するウニ類(例えば紫ウニ Strongylocentrotus purpuratus)の研究で、中程度の海水温上昇(致死温度には達しない程度)でも、繁殖能力が大...
南極の植生マッピングにおける地衣類の影響を明らかに(New Study Reveals Dark-Colored Lichens Cause Underestimation in Antarctic Vegetation Mapping) 1902環境測定

南極の植生マッピングにおける地衣類の影響を明らかに(New Study Reveals Dark-Colored Lichens Cause Underestimation in Antarctic Vegetation Mapping)

2025-11-12 中国科学院(CAS)中国科学院の研究チームは、南極の無氷地帯で行われてきた植生マッピングが、暗色の地衣類(リケン)の存在によって大きく過小評価されていることを明らかにした。衛星リモートセンシングでは、暗色リケンが岩石や...
超高強度・軽量金属複合材料の開発(U of T researchers develop ultra-strong, lightweight metal composite that can withstand extreme heat) 0703金属材料

超高強度・軽量金属複合材料の開発(U of T researchers develop ultra-strong, lightweight metal composite that can withstand extreme heat)

2025-11-14 トロント大学(U of T)トロント大学の研究チームは、軽量でありながら極めて高強度・高耐熱性を持つ新しい金属マトリックス複合材料を開発した。基材となるアルミニウム–シリコン–マグネシウム合金の内部に、チタン合金製の微...
都市鳥類の重要な生息地となる老木の役割を解明(New Study Reveals Large Old Trees Emerge as Critical Habitats for Urban Birds) 1903自然環境保全

都市鳥類の重要な生息地となる老木の役割を解明(New Study Reveals Large Old Trees Emerge as Critical Habitats for Urban Birds)

2025-11-13 中国科学院(CAS)中国科学院・武漢植物園(WBG)の研究チームは、都市化が進む中でも残存する「大径木・古木」が、都市鳥類にとって重要な生息・採餌拠点として機能していることを実証した。研究は、武漢市が保有する古木リスト...
空気駆動ロボットを電子機器なしで同期移動させる技術を開発(Researchers develop air-powered robots that move in sync without electronics) 0109ロボット

空気駆動ロボットを電子機器なしで同期移動させる技術を開発(Researchers develop air-powered robots that move in sync without electronics)

2025-11-14 オックスフォード大学オックスフォード大学の研究チームは、電子回路やモーターを一切使わず、空気圧だけで動くソフトロボットを開発した。各ユニットは、駆動・感覚・気流制御の3機能を兼ね備えるモジュール構造で、複数つなげること...
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