日本海中南部の海域活断層の長期評価

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2025-06-27 地震調査研究推進本部

地震本部は、日本海中南部に分布する海域活断層について、将来の地震発生可能性を評価する長期評価を実施しました。 この評価は、断層長20km以上かつマグニチュード7.0以上の地震を起こす可能性がある断層を対象としています。海域にも陸上同様に活断層が存在し、活動時には地震や津波により沿岸地域に甚大な被害を及ぼす恐れがあるため、社会的・経済的影響の大きい地域を優先して調査が進められています。

今回の評価では、海底音響探査や地質構造の解析に基づき、断層の位置・規模・活動時期などが特定され、過去の地震履歴や断層活動間隔なども評価されています。これにより、防災・減災対策、津波ハザード評価の精度向上に資する重要な知見が得られました。

日本海中南部の海域活断層の長期評価評価対象の海域活断層と主な被害地震の震央

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1702地球物理及び地球化学
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