山口県北部で令和7年2月から発生している地震活動域周辺の地殻変動

国土地理院は、電子基準点やSAR（合成開口レーダー）データを活用して全国の地殻変動を継続的に監視しています。
今回の山口県周辺観測では、地震予知連絡会およびGNSS観測点データに基づき、プレート境界や活断層に関連する微妙な表層変動を追跡。山口県北部で令和7年2月から発生している地震活動域周辺で、ごくわずかな地殻変動が観測されました。（6月10日）

令和7年2月から山口県北部で発生している地震活動について、電子基準点で観測された5月24日までのデータを解析した結果、電子基準点「萩1」及び「阿東」でごくわずかな地殻変動が観測されました。