0505化学装置及び設備 マイクロ波エネルギーを1原子に集中させて化学反応～クリーンな手法で二酸化炭素を高効率変換～
2025-10-11 東京大学東京大学大学院工学系研究科の岸本史直講師、高鍋和広教授らは、名古屋大学・高輝度光科学研究センターとの共同研究で、マイクロ波を1原子に集中照射して二酸化炭素を高効率に変換する手法を世界で初めて実証した。電子レンジ...
0505化学装置及び設備 
0502有機化学製品 銀ナノクラスターにおける「1原子の違い」で室温発光効率が77倍向上 高効率発光材料の開発に道
2025-10-14 分子科学研究所分子科学研究所の江原正博教授らの研究チームは、銀ナノクラスターの中心原子を1個だけ置き換えることで発光効率が劇的に変化することを発見した。研究では、13個の銀原子からなるAg₁₃クラスターと、中心の1原子...
スパッタリングにより成膜された磁性絶縁体の電流誘起磁化反転に成功～情報機器を大幅に省エネルギー化する技術開発を加速～
2025-10-10 九州大学九州大学の研究チームは、スパッタリング法で作製した磁性絶縁体「Y₃Fe₅O₁₂（YIG）」薄膜において、電流による磁化反転を世界で初めて実証した。これまで磁化制御には金属強磁性体が用いられていたが、絶縁体での成...
0403電子応用 キラルイオンゲート技術を世界初実証～分子対称性によるトポロジカル表面磁性の超省電力制御に成功～
2025-10-14 東京大学東京大学生産技術研究所の松岡秀樹特任助教・金澤直也准教授らは、キラル（左右非対称）なイオン液体を用いた「キラルイオンゲート」技術を世界で初めて実証した。トポロジカル強磁性薄膜FeSi(111)に適用し、従来の非...
1600情報工学一般 デジタルハンドによるVR操作を実現（This digital hand enables hands-free virtual reality）
2025-10-13 ミシガン大学ミシガン大学の研究チームは、音声で仮想物体を操作できる「デジタルハンド（HandProxy）」を開発した。ユーザーが「つかむ」「移動」など自然な指示を出すと、AIが意図を解釈して仮想の手が自律的に動作する。...
1702地球物理及び地球化学 地球の大陸安定化の原因を高温により解明（Earth’s continents stabilized due to furnace-like heat, study reveals）
2025-10-13 ペンシルベニア州立大学（PennState）ペンシルベニア州立大学とコロンビア大学の研究によると、地球の大陸地殻が安定化した要因は、約900℃以上の高温に達した「地殻内の炉のような熱」にあることが判明した。この極端な熱...
要注意な外来害虫「フウノキギンバネスガ」が西日本で拡大～複数回侵入の可能性と日本新記録の寄生蜂による高い寄生率～
2025-10-10 九州大学九州大学の研究によると、外来害虫「フウノキギンバネスガ(Neomaskellia andropogonis)」の分布が西日本で急速に拡大していることが確認された。主に街路樹や公園のフウノキを加害し、葉の黄化や落...
1202農芸化学 乾燥耐性細菌のグローバル調査により小麦根圏の微生物群の機能的変化を解明(Global Exploration of Drought-tolerant Bacteria in Wheat Rhizosphere Reveals Microbiota Shifts and Functional Taxa Enhancing Plant Resilience)
2025-10-09 中国科学院(CAS)中国科学院都市環境研究所の陳清林教授らは、Nature Food誌にて、小麦根圏の乾燥耐性細菌(DTB)が植物の耐乾性を高める仕組みを報告した。干ばつによって小麦代謝物が変化し、特定のDTBが選択的...
1901環境保全計画 バイオマスから水素を生成して二酸化炭素を大幅削減（Harvesting hydrogen from biomass energy can provide substantial carbon emissions reduction）
2025-10-06 イェール大学イェール大学環境学部の研究は、バイオマス由来の水素（Bio-H₂）が化石燃料由来水素に比べて大幅な温室効果ガス削減効果を持つことを示した。水電解による水素は再生可能電力が必要で高コストだが、Bio-H₂は農...
0303宇宙環境利用 宇宙から世界の長大橋の健全性を評価（Assessing the health of the world’s long-span bridges from space）
2025-10-13 オランダ・デルフト工科大学（TUDelft）デルフト工科大学（TU Delft）の研究チームは、衛星観測によって世界中の長スパン橋の健全性を評価する新手法を開発した。合成開口レーダー干渉法（InSAR）を用い、橋の微小...
0402電気応用 世界初のフルセル二重カチオン電池を開発（World’s first full-cell dual-cation battery developed at University of Limerick）
2025-10-13 アイルランド・リムリック大学（UL）アイルランド・リムリック大学の研究チームは、世界初となる「フルセル型デュアルカチオン電池」を開発した。この電池はリチウムイオンとナトリウムイオンを組み合わせ、容量と安定性を大幅に向上...
0403電子応用 2Dフラッシュチップのブレークスルー（Breakthrough in 2D flash chip achieved）
2025-10-13 復旦大学復旦大学の研究チームは、世界初の「システム統合型2次元（2D）フラッシュチップ」を開発し、2D電子デバイス工学の重要な進展を達成した。超高速2DメモリをシリコンCMOS技術と統合し、8ビット命令・32ビット並列...