1702地球物理及び地球化学 MAXI-NICER連携で捉えた悪魔のまばたき～アルゴルで発生した巨大恒星フレア食の観測に成功～
2025-12-19 京都大学京都大学を中心とする国際研究グループは、国際宇宙ステーション搭載の日本の全天X線監視装置MAXIと、NASAのX線望遠鏡NICERの連携観測により、食変光星アルゴルで発生した巨大恒星スーパーフレアの「食」を捉え...
1702地球物理及び地球化学 
0501セラミックス及び無機化学製品 原子力技術で実現！白金族元素を「イオンのペア」で抽出・分離～都市鉱山からの効率的な白金族元素リサイクルに活路～
2025-12-18 日本原子力研究開発機構,横浜国立大学,大阪大学日本原子力研究開発機構、横浜国立大学、大阪大学の共同研究グループは、都市鉱山からの白金族元素リサイクルを目的として、パラジウム（Pd）、ルテニウム（Ru）、ロジウム（Rh）...
2000原子力放射線一般 核融合プラズマの遠隔リアルタイム予測制御を実証～1,000 km離れたスーパーコンピュータにデジタルツインを実現～
2025-12-19 核融合科学研究所,量子科学技術研究開発機構,京都大学,統計数理研究所自然科学研究機構核融合科学研究所、量子科学技術研究開発機構、京都大学、統計数理研究所などの研究グループは、世界で初めて約1,000km離れたスーパーコ...
0703金属材料 磁気冷凍材料の冷却能力と安定性を両立する材料設計手法を確立～共有結合の精密制御により高効率・高持続性磁気冷凍材料を実現～
2025-12-19 物質・材料研究機構,京都工芸繊維大学,高輝度光科学研究センター,兵庫県立大学,ダルムシュタット工科大学,科学技術振興機構NIMS（物質・材料研究機構）を中心とする国際共同研究チームは、磁気冷凍材料における「冷却能力」と...
0403電子応用 マテリアルリザバー性能が向上する電子－イオン混合伝導～イオンを積極的に活用したニューロモルフィック分子ネットワークの実証～
2025-12-19 立教大学立教大学を中心とする共同研究グループは、導電性高分子である自己ドープ型ポリチオフェン（S-PEDOT）に化学的脱ドープ処理を施すことで、ホール（電子）とプロトン（イオン）が同時に伝導キャリアとして機能する「本質...
0106流体工学 気体と液体を混ぜる回転ローターのエネルギー損失メカニズムを解明～動力伝達装置、攪拌機などの効率向上に資する設計指針を提供～
2025-12-17 大阪大学大阪大学、理化学研究所、東京大学の研究グループは、回転ローターによって気体と液体が混合される「ローター駆動型気液二相流」におけるエネルギー損失の最大化メカニズムを解明した。実験とスーパーコンピュータを用いた数値...
1903自然環境保全 地球の気候変化が肉食動物の進化を形作った証拠を発見 (How changes in Earth’s climate shaped carnivorans)
2025-12-16 ワシントン大学(UW)ワシントン大学の研究チームは、地球の気候変動が食肉類(Carnivorans)の進化と生態に与えた影響を、大規模化石データと統計モデルを用いて解明した。食肉類はネコ科、イヌ科、クマ科等を含む哺乳類...
1900環境一般 環境保護が経済と公衆衛生に利益をもたらすことを分析 （Environmental protection benefits the American economy and public health）
2025-12-18 ペンシルベニア州立大学（Penn State）ペンシルベニア州立大学（Penn State）の研究者は、環境保護が米国経済と公衆衛生の両面に大きな利益をもたらすことを示す研究を紹介している。研究では、環境規制や汚染削減...
1700応用理学一般 量子実験に「反抗的」分子を参加させる：NIST物理学者が新手法を開発（NIST Physicists Bring Unruly Molecules to the Quantum Party）
2025-12-18 米国国立標準技術研究所（NIST）米国標準技術研究所（NIST）の物理学者らは、従来は制御が難しいとされた複雑な分子を量子制御技術で精密に操る新たな方法を開発した。この研究は量子情報科学や高精度分光法の発展に重要な一歩...
1901環境保全計画 先住民コミュニティと協働する気候モデリングの新研究（New study guides climate modelers on partnering with Indigenous communities）
2025-12-18 バッファロー大学米国ニューヨーク州立大学バッファロー校の研究チームは、気候モデル構築における先住民族コミュニティとの協働フレームワークを提示し、従来の科学者主導型モデル設計を見直す新たな方向性を示した。研究は『AGU ...
0402電気応用 バッテリーは“呼吸”すると劣化する：充電喪失の新メカニズムを解明（Batteries Lose Charge When They ‘Breathe’）
2025-12-18 テキサス大学オースチン校テキサス大学オースティン校と複数機関の研究チームは、電池の劣化原因を解明し、より長寿命で高性能な電池設計への道を開いた。リチウムイオン電池は、充放電サイクルごとに膨張・収縮を繰り返す「呼吸」現象...
1701物理及び化学 近傍星系での激しい衝突：天文学者が「宇宙の花火」を観測（Astronomers see fireworks from violent collisions around nearby star）
2025-12-18 カリフォルニア大学バークレー校天文学者たちは、地球から約25光年の近傍にある若い恒星 フォーマルハウト（Fomalhaut） の周りで、巨大な天体同士の衝突が引き起こした現象を初めて直接観測した。この恒星系では、惑星形...