福徳岡ノ場

福徳岡ノ場の噴火からまもなく1年 ~航空機による観測結果をまとめました~ 1702地球物理及び地球化学

福徳岡ノ場の噴火からまもなく1年 ~航空機による観測結果をまとめました~

2020-08-03 海上保安庁令和3 年 8 月 13 日に噴火が観測された福徳岡ノ場につきまして、まもなく噴火後 1 年が経過することから、当庁航空機による観測結果をまとめました。
福徳岡ノ場の火山活動について(12 月27 日観測) 1702地球物理及び地球化学

福徳岡ノ場の火山活動について(12 月27 日観測)

福徳岡ノ場の火山活動について(12 月27 日観測)新島:12 月14 日の観測結果と比較し、新島は縮小しており、波浪により陸地が見え隠れしている状況であった。活動:観測中の噴火は認められなかった。変色水:新島の東側から茶褐色の変色水の湧出を認め、同位置から東側約5㎞にかけて黄緑色の変色水の分布を認めた。福徳岡ノ場の東約5㎞付近に長さ約400m弱の軽石と思われる筋状の浮遊物を認めた。
福徳岡ノ場の火山活動について(11月11日観測) 1702地球物理及び地球化学

福徳岡ノ場の火山活動について(11月11日観測)

福徳岡ノ場の11月1日の観測結果と比較し新島の台地はやや縮小しているものの、島の大きさに大きな変化は認められなかった。新島の北端から立ち上がる白色噴気を確認した。新島北側の海面で、円形の白い泡状の小規模な湧出を認めた。直径約3㎞の範囲に濃い黄緑色の変色水を認めた。南東約20㎞付近に直径約2㎞の黄緑色の変色水及び軽石と思われる浮遊物を認めた。福徳岡ノ場における海底火山活動は沈静化したとは言えず、熱活動も未だに活発な状態である。
福徳岡ノ場で確認された新島の大きさについて(令和3年10月4日時点) 1702地球物理及び地球化学

福徳岡ノ場で確認された新島の大きさについて(令和3年10月4日時点)

8月13日からの福徳岡ノ場での火山活動により新島が生じたことが確認されています。国土地理院では米国航空宇宙局(NASA)/米国地質調査所(USGS)の地球観測衛星Landsat-8が10月4日10時00分(日本時間)に観測した衛星画像を解析し、新島の形状、大きさ等を明らかにした。西側の島の大きさは外周約1.5km、面積約0.1km2です。
福徳岡ノ場の火山活動について(9 月12 日観測) 0200船舶・海洋一般

福徳岡ノ場の火山活動について(9 月12 日観測)

福徳岡ノ場の火山活動について(9 月12 日観測)、西側はほぼ変化なし。東側については海没している、観測中の噴火は認められなかった。福徳岡ノ場周辺に黄緑~黄褐色の変色水の分布が広く認められた。東北東約2㎞の位置には新たに直径約2㎞の独立した黄緑~黄褐色の変色水域の分布が認められた。南硫黄島の西岸~南岸の広範囲に変色水域の分布が認められた。なお、新たな変色水が確認されたことから海上保安庁では航行警報を発出し付近航行船舶に注意を呼びかけている。
福徳岡ノ場のだいち2号SARデータ解析結果(2021年8月23日~) 1702地球物理及び地球化学

福徳岡ノ場のだいち2号SARデータ解析結果(2021年8月23日~)

福徳岡ノ場(ふくとくおかのば)の火山活動によって生じた新島について、だいち2号の観測データの解析結果を掲載。
福徳岡ノ場の火山活動について(8 月16 日観測) 1702地球物理及び地球化学

福徳岡ノ場の火山活動について(8 月16 日観測)

令和3年8 月16 日、第三管区海上保安本部羽田航空基地所属航空機により観測を実施した。観測中に噴火は認められず、8 月15 日に福徳岡ノ場にて観測された新島は、形状が一部変化していた。なお、付近には噴出した軽石等の浮遊物の存在も確認。
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