海洋研究開発機構

近年の黒潮続流の大蛇行に伴う海洋熱波が豪雨の発生をもたらしたことを解明 1702地球物理及び地球化学

近年の黒潮続流の大蛇行に伴う海洋熱波が豪雨の発生をもたらしたことを解明

2025-02-25 立正大学,九州大学,海洋研究開発機構発表のポイント・2022年の秋ごろから本州のすぐ東の海上において黒潮続流※1が北へ大きく蛇行することで、海面水温が顕著に高い状態『海洋熱波※2』が発生しています。海面水温の上昇は海か...
小惑星ベヌーにアミノ酸など多くの生体関連分子が存在! ~DNA/RNAに必須の5種類の核酸塩基も全て検出~ 1701物理及び化学

小惑星ベヌーにアミノ酸など多くの生体関連分子が存在! ~DNA/RNAに必須の5種類の核酸塩基も全て検出~

2025-01-30 北海道大学,海洋研究開発機構,慶應義塾大学,東北大学,九州大学ポイント●小惑星ベヌーから持ち帰られたサンプルからアミノ酸や核酸塩基など多種の生体関連分子を検出。●多くの有機分子は低温環境における高濃度アンモニア溶液中の...
過去20年にわたる全大気再解析データの作成に成功~宇宙の下端までカバーする世界初の大気再解析データ「JAWARA」を公開~ 1702地球物理及び地球化学

過去20年にわたる全大気再解析データの作成に成功~宇宙の下端までカバーする世界初の大気再解析データ「JAWARA」を公開~

2025-01-10 東京大学発表のポイント 高度150kmをトップとする大気大循環モデルと高速なデータ同化手法を組み合わせたデータ同化システムを開発し、研究困難とされてきた中間圏・下部熱圏を含む全大気の長期にわたる再解析データの作成に成功...
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大気の水循環を追跡する高解像度シミュレーション ~次世代の水同位体・大気大循環モデルの開発~ 1702地球物理及び地球化学

大気の水循環を追跡する高解像度シミュレーション ~次世代の水同位体・大気大循環モデルの開発~

2023-12-07 国立環境研究所,気象庁気象研究所,東京大学生産技術研究所,海洋研究開発機構,東京大学大気海洋研究所水同位体は、大気中の水循環を追跡可能なトレーサーです。しかし、積乱雲やそれが集まった巨大な雲の中では、水同位体が複雑に変...
猛暑発生時の地上高温に対する地球温暖化の寄与を初めて評価~2022年初夏の猛暑に対する温暖化影響には地域差があった~ 1702地球物理及び地球化学

猛暑発生時の地上高温に対する地球温暖化の寄与を初めて評価~2022年初夏の猛暑に対する温暖化影響には地域差があった~

2023-12-01 海洋研究開発機構,東京大学,気象庁気象研究所(一財)気象業務支援センター1. 発表のポイント 2022年6月下旬から7月初めにかけて発生した高温について、人為起源の地球温暖化の影響を評価するイベントアトリビューション(...
マガキ養殖海域の温暖化・酸性化の詳細な観測・予測に成功~深刻な影響を回避するためには様々な対策が必要~ 1404水産水域環境

マガキ養殖海域の温暖化・酸性化の詳細な観測・予測に成功~深刻な影響を回避するためには様々な対策が必要~

2023-11-24 東京大学,北海道大学,水産研究・教育機構,一般社団法人サスティナビリティセンター,株式会社エイト日本技術開発,海洋研究開発機構,特定非営利活動法人里海づくり研究会議,公益財団法人日本財団発表のポイント◆日本沿岸の実際の...
黄砂が海の生態系を育むって本当? ~海水中の石英粒子から海洋への黄砂沈着フラックスを推定~ 1900環境一般

黄砂が海の生態系を育むって本当? ~海水中の石英粒子から海洋への黄砂沈着フラックスを推定~

2023-09-29 海洋研究開発機構,北海道大学,広島大学,九州大学1. 発表のポイント 電子顕微鏡 カソードルミネッセンス分析(SEM-CL)※1を海水中に僅かに含まれる石英粒子に応用したユニークな手法により、西部北太平洋亜寒帯域への黄...
地球温暖化の進行に伴い、線状降水帯を含む極端降水が増加することが明らかに 1702地球物理及び地球化学

地球温暖化の進行に伴い、線状降水帯を含む極端降水が増加することが明らかに

2023-09-20 京都大学森信人 防災研究所教授、中北英一 同教授、竹見哲也 同教授、志村智也 同准教授、仲ゆかり 同助教、呉映昕 同特定准教授、山本浩大 同特定助教らの研究グループは、気象庁気象研究所、気象業務支援センター、海洋研究開...
小惑星リュウグウから始原的な「塩(Salt)」と有機硫黄分子群を発見 1701物理及び化学

小惑星リュウグウから始原的な「塩(Salt)」と有機硫黄分子群を発見

2023-09-18 産業技術総合研究所1. 発表のポイント 小惑星リュウグウの表面から採取されたサンプルを複数種類の溶媒で抽出し、可溶成分を分析したところ、最も溶解しやすい成分を反映する熱水抽出物には、ナトリウムイオン(Na+)が非常に多...
海洋内部の巨大な水塊が台風に影響 1702地球物理及び地球化学

海洋内部の巨大な水塊が台風に影響

2023-09-14 東京大学,東北大学,東京海洋大学,名古屋大学,海洋研究開発機構,九州大学発表のポイント◆日本の南の海の深さ100~500mに広く分布する水塊「亜熱帯モード水」の厚さの増減が、海面付近の水温を通じて台風の発達・減衰に影響...
東南極最大級の氷河へ向かう暖かい海水のルートを解明 〜トッテン氷河を底から融かす海からの熱供給〜 1702地球物理及び地球化学

東南極最大級の氷河へ向かう暖かい海水のルートを解明 〜トッテン氷河を底から融かす海からの熱供給〜

2023-08-22 国立極地研究所,海洋研究開発機構,産業技術総合研究所,東京海洋大学,北海道大学国立極地研究所の平野大輔助教、海洋研究開発機構の草原和弥研究員、産業技術総合研究所の板木拓也研究グループ長、東京海洋大学の溝端浩平准教授、北...
短周期渦が世界一高温になるインドネシア多島海の性質を左右することを発見 1702地球物理及び地球化学

短周期渦が世界一高温になるインドネシア多島海の性質を左右することを発見

2023-05-26 東北大学〇大学院理学研究科地球物理学専攻教授 須賀 利雄(すが としお)【発表のポイント】 太平洋とインド洋をつなぐインドネシア通過流の滞留時間と経路に、1日単位で変動する短周期の渦(注1)が与える影響を、高解像度海洋...
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