国立極地研究所

極域電離圏の“宇宙天気図”を描く新技術~観測とAIモデルの融合で宇宙環境を再現~ 1702地球物理及び地球化学

極域電離圏の“宇宙天気図”を描く新技術~観測とAIモデルの融合で宇宙環境を再現~

2025-11-27 統計数理研究所統計数理研究所、国立極地研究所、NICTなどの研究グループは、磁気圏MHDモデルを模擬する機械学習エミュレータ「SMRAI2.1」に、国際レーダー網SuperDARNの観測データをデータ同化する新手法を開...
2025年9月、北極海の海氷域面積が年間最小を、南極海の海氷面積が年間最大を記録 1702地球物理及び地球化学

2025年9月、北極海の海氷域面積が年間最小を、南極海の海氷面積が年間最大を記録

2025-11-13 国立極地研究所,宇宙航空研究開発機構国立極地研究所は、昭和基地で約30年間にわたりレーザー観測を継続した結果、地球温暖化により南極の高層大気(高度約80〜100 kmの中間圏付近)が長期的に冷却していることを明らかにし...
南極氷床の融解がさらなる融解を呼ぶ~9000 年前に起きた南極氷床⼤規模融解の原因解析から、将来、南極で起こりうる連鎖的氷床融解を提唱~ 1702地球物理及び地球化学

南極氷床の融解がさらなる融解を呼ぶ~9000 年前に起きた南極氷床⼤規模融解の原因解析から、将来、南極で起こりうる連鎖的氷床融解を提唱~

2025-11-07 国立極地研究所,産業技術総合研究所,海洋研究開発機構,東京大学,高知大学,北海道大学,公立鳥取環境大学,山口大学,島根大学,秋田大学,東京学芸大学,法政大学,青森公立大学,総合研究大学院大学国立極地研究所などの研究チー...
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地球に降り込む高エネルギー電子を地磁気による磁気ミラー力が跳ね返す効果を観測的に実証 1702地球物理及び地球化学

地球に降り込む高エネルギー電子を地磁気による磁気ミラー力が跳ね返す効果を観測的に実証

2025-11-06 総合研究大学院大学総合研究大学院大学・国立極地研究所・東北大学の研究チームは、衛星ELFINとノルウェーEISCATレーダーの同時観測により、地球に降り込む高エネルギー電子が地磁気の「磁気ミラー力」により宇宙空間へ跳ね...
南極ドームふじ氷床コア深部の多結晶構造を精緻に解明~革新的手法で全層プロファイルを解明、不純物と再結晶化が氷床流動に与える影響を示唆~ 1702地球物理及び地球化学

南極ドームふじ氷床コア深部の多結晶構造を精緻に解明~革新的手法で全層プロファイルを解明、不純物と再結晶化が氷床流動に与える影響を示唆~

2025-11-05 国立極地研究所,北海道大学,北見工業大学国立極地研究所、北海道大学、北見工業大学の研究チームは、南極ドームふじ基地で掘削された深度3,035mの氷床コアの最深部約600mを対象に、多結晶構造と結晶配向の精密解析に成功し...
ベリリウム7(7Be)が明らかにした南極域の大気の流れ 1702地球物理及び地球化学

ベリリウム7(7Be)が明らかにした南極域の大気の流れ

2025-11-06 国立極地研究所,岐阜大学,名古屋市科学館Web要約 の発言:国立極地研究所・岐阜大学・名古屋市科学館の共同研究により、放射性同位元素ベリリウム7(⁷Be)を用いて南極域の大気循環構造を高時間分解能で解析。2014〜17...
中央北極海のメルトポンドの栄養塩動態を解明~海氷栄養塩循環におけるメルトポンドの重要性を提示~ 1404水産水域環境

中央北極海のメルトポンドの栄養塩動態を解明~海氷栄養塩循環におけるメルトポンドの重要性を提示~

2025-10-09 北海道大学,国立極地研究所,東海大学北海道大学・国立極地研究所・東海大学などの国際共同研究チームは、北極海の通年漂流観測「MOSAiC」計画で、海氷上の「メルトポンド(融解水たまり)」の栄養塩動態を解明した。ポンド底で...
アジア地域初!陸域生態系によるCO2吸収動態を明らかにする大規模基盤データセット「JapanFlux2024」を構築 1901環境保全計画

アジア地域初!陸域生態系によるCO2吸収動態を明らかにする大規模基盤データセット「JapanFlux2024」を構築

2025-08-21 大阪公立大学大阪公立大学、千葉大学、国立極地研究所、東京大学、国立環境研究所などの共同研究チームは、日本および周辺地域83地点で1990~2023年に得られた延べ683年分の観測データを統合し、アジア初の大規模オープン...
海氷融解時期の違いが植物プランクトンに影響を及ぼす~秋季太平洋側北極海の海氷変動がマイクロプランクトン群集を変えることを解明~ 1404水産水域環境

海氷融解時期の違いが植物プランクトンに影響を及ぼす~秋季太平洋側北極海の海氷変動がマイクロプランクトン群集を変えることを解明~

2025-08-22 北海道大学北海道大学水産科学院と国立極地研究所、海洋研究開発機構らの研究グループは、2019年と2020年に海洋地球研究船「みらい」で秋季太平洋側北極海を調査し、海氷融解時期の違いがマイクロプランクトン群集、特に植物プ...
清浄な南極地域でもヘイズ現象が出現~大気化学過程・雲過程を介して気候変動に与える影響も~ 1702地球物理及び地球化学

清浄な南極地域でもヘイズ現象が出現~大気化学過程・雲過程を介して気候変動に与える影響も~

2025-08-22 ,福岡大学理学部,京都大学生存圏研究所,名古屋大学大学院環境学研究科,国立極地研究所福岡大学、京都大学、名古屋大学、国立極地研究所の共同研究チームは、1997~2022年の南極昭和基地の観測データを解析し、清浄とされる...
南大洋上は–25℃の低温環境でも水雲が多い 〜日射を強く反射し熱収支を左右〜 1702地球物理及び地球化学

南大洋上は–25℃の低温環境でも水雲が多い 〜日射を強く反射し熱収支を左右〜

2025-06-19 国立極地研究所国立極地研究所は、南極観測船「しらせ」による航海中の観測で、南大洋上に卓越する雲が、厚さ数百mの薄い水雲でありながら-25℃の低温でも液相で存在し、日射を強く反射することを発見した。これは気候モデルが再現...
オホーツク海南部氷縁域の氷盤分布観測にはじめて成功~季節海氷域の融解過程の理解と変動予測への貢献に期待~ 1702地球物理及び地球化学

オホーツク海南部氷縁域の氷盤分布観測にはじめて成功~季節海氷域の融解過程の理解と変動予測への貢献に期待~

2025-06-16 北海道大学北海道大学の豊田威信助教らの研究チームは、ドローンを用いてオホーツク海南部の氷縁域における氷盤の分布観測に初めて成功しました。観測により、直径約1m以上の氷盤は自己相似性を持ち、それ以下の氷盤では熱的な破砕が...
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