国立極地研究所

北極の冬季海氷域面積が衛星観測史上最小を記録 1702地球物理及び地球化学

北極の冬季海氷域面積が衛星観測史上最小を記録

2025-04-18 国立極地研究所,宇宙航空研究開発機構国立極地研究所とJAXAは、2025年3月20日に観測された北極の冬季海氷域面積が1379万平方キロメートルと、1979年からの衛星観測史上最小であったと発表した。これは従来の最小記...
南極海の海洋環境と生態系の長期変化を解明~大規模な生態系総合調査により南極海東インド洋区の長期変化が明らかに~ 1404水産水域環境

南極海の海洋環境と生態系の長期変化を解明~大規模な生態系総合調査により南極海東インド洋区の長期変化が明らかに~

2025-04-07 東京海洋大学/北海道大学,国立極地研究所,ワーゲニンゲン海洋研究所(オランダ)東京海洋大学、北海道大学、国立極地研究所などの国際共同研究チームは、2018–2019年に南極海東インド洋区(東経80~150度)で大規模な...
偏西風強化が東南極氷床への海洋熱輸送の増加をもたらす ~地球温暖化が南極氷床の融解を促進するメカニズム~ 1702地球物理及び地球化学

偏西風強化が東南極氷床への海洋熱輸送の増加をもたらす ~地球温暖化が南極氷床の融解を促進するメカニズム~

2025-04-01 東京海洋大学,国立極地研究所,海洋研究開発機構,北海道大学​国立極地研究所などの研究チームは、偏西風の強化が東南極沿岸域の海洋循環を強め、氷床への暖水輸送を増加させることを明らかにしました。​独自に開発した衛星データと...
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カナダの山火事で北極海の雲の性質が変化 〜大気の川が山火事由来のエアロゾル粒子を北極海へ輸送〜 1702地球物理及び地球化学

カナダの山火事で北極海の雲の性質が変化 〜大気の川が山火事由来のエアロゾル粒子を北極海へ輸送〜

2025-02-17 国立極地研究所国立極地研究所の佐藤和敏助教を中心とする研究グループは、海洋地球研究船「みらい」による北極海航海で、雲粒子センサーゾンデやドローンによる雲や微粒子(エアロゾル粒子)の観測から、2023年9月12日の対流圏...
氷河の流動加速を引き起こす、融け水、雨、潮の満ち引き ~グリーンランドで氷河流動変化のメカニズムを解明~ 1702地球物理及び地球化学

氷河の流動加速を引き起こす、融け水、雨、潮の満ち引き ~グリーンランドで氷河流動変化のメカニズムを解明~

2025-02-04 北海道大学,国立極地研究所ポイント●海に流れ込むグリーンランドの氷河で氷が流れる速さを6年間にわたって測定。●気温が高く氷が良く融けた時、強い雨が降った時、潮が引いた時に氷河の加速を確認。●気候と海洋が、氷河の流動と変...
グリーンランドのアイスコアから過去350年間のブラックカーボンの濃度と粒径を高精度で分析~化石燃料燃焼・森林火災の復元と雪面アルベド低下の推定~ 1702地球物理及び地球化学

グリーンランドのアイスコアから過去350年間のブラックカーボンの濃度と粒径を高精度で分析~化石燃料燃焼・森林火災の復元と雪面アルベド低下の推定~

2025-01-22 国立極地研究所,名古屋大学,東京大学,北海道大学国立極地研究所の東久美子特任教授を中心とする研究グループは、グリーンランド北西部で掘削したアイスコアを、改良型ブラックカーボン分析装置とアイスコア連続融解分析装置を組み合...
長期観測から明らかになった南極の氷河湖決壊 ~南極地域観測隊の航空写真と最新の衛星画像から過去60年間の湖面標高変動記録を構築~ 1702地球物理及び地球化学

長期観測から明らかになった南極の氷河湖決壊 ~南極地域観測隊の航空写真と最新の衛星画像から過去60年間の湖面標高変動記録を構築~

2023-11-28 北海道大学,国立極地研究所ポイント 1969~1971年、2017年に発生した氷河湖決壊洪水を発見。 南極・昭和基地近傍の氷河湖における60年間(1962~2021年)の水量変動記録を構築。 2017年の決壊は冬季に発...
グリーンランド氷床南東部高地の夏季融解量の増加を復元 ~グリーンランド南東ドームアイスコアの高精度年代の構築~ 1702地球物理及び地球化学

グリーンランド氷床南東部高地の夏季融解量の増加を復元 ~グリーンランド南東ドームアイスコアの高精度年代の構築~

2023-10-18 北海道大学,北見工業大学,金沢大学,国立極地研究所,東海国立大学機構,名古屋大学,弘前大学ポイント グリーンランド南東部アイスコアの1799年~2020年の年代スケールを半年という高精度で確立。 北極域の温暖化に伴って...
ヘリコプターを用いた東南極域の大規模海洋観測に初成功 ~東南極で最も融解しているトッテン氷河・棚氷への高温水塊の流入経路を特定~ 1702地球物理及び地球化学

ヘリコプターを用いた東南極域の大規模海洋観測に初成功 ~東南極で最も融解しているトッテン氷河・棚氷への高温水塊の流入経路を特定~

2023-09-12 北海道大学,国立極地研究所 世界初となる、ヘリコプターを用いた南極域の大規模海洋観測を実施。 砕氷船が入れない海域で氷の割れ目からセンサーを投下し、広大な領域の観測に世界で初めて成功。 東南極で最も融解しているトッテン...
東南極最大級の氷河へ向かう暖かい海水のルートを解明 〜トッテン氷河を底から融かす海からの熱供給〜 1702地球物理及び地球化学

東南極最大級の氷河へ向かう暖かい海水のルートを解明 〜トッテン氷河を底から融かす海からの熱供給〜

2023-08-22 国立極地研究所,海洋研究開発機構,産業技術総合研究所,東京海洋大学,北海道大学国立極地研究所の平野大輔助教、海洋研究開発機構の草原和弥研究員、産業技術総合研究所の板木拓也研究グループ長、東京海洋大学の溝端浩平准教授、北...
南極で海氷大流出の観測に成功~昭和基地のあるリュツォ・ホルム湾定着氷の崩壊機構解明にむけて~ 1702地球物理及び地球化学

南極で海氷大流出の観測に成功~昭和基地のあるリュツォ・ホルム湾定着氷の崩壊機構解明にむけて~

2023-05-23 東京大学,国立極地研究所,北見工業大学発表のポイント◆第64次南極地域観測隊にて、2022年12月、昭和基地のあるリュツォ・ホルム湾の定着氷上に波浪センサーを15基設置し、2023年3月から5月にかけ、徐々に定着氷が崩...
天文学的要因が左右する更新世前期の地球の気候と氷床量変動 1702地球物理及び地球化学

天文学的要因が左右する更新世前期の地球の気候と氷床量変動

2023-05-15 東京大学,海洋研究開発機構,国立天文台,国立極地研究所発表のポイント♦約160-120万年前の氷期・間氷期サイクルは4万年周期であり、現在の10万年周期と大きく異なっていた。その様子が数値的な気候モデルを使ったシミュレ...
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