南海トラフ

南海トラフ海底地震津波観測網(N-net)沿岸システムの観測データの公開開始 1702地球物理及び地球化学

南海トラフ海底地震津波観測網(N-net)沿岸システムの観測データの公開開始

2025-10-01 防災科学技術研究所防災科学技術研究所(防災科研)は、2025年6月に整備完了した南海トラフ海底地震津波観測網(N-net)の沿岸システムの観測データ公開を開始した。昨年公開された沖合システムに続くもので、N-net全体...
2025年8月の地震活動の評価 1702地球物理及び地球化学

2025年8月の地震活動の評価

2025-09-09 地震調査研究推進本部地震調査委員会地震調査研究推進本部・地震調査委員会は、2025年8月の地震活動を評価した。全体として目立った活動はなかったが、各地でM5前後の地震が発生した。北海道では2日に釧路沖でM5.4(圧力軸...
海底ケーブル地震観測網DONETの温度計で100km 以上にわたって同期する海洋波を検出 1702地球物理及び地球化学

海底ケーブル地震観測網DONETの温度計で100km 以上にわたって同期する海洋波を検出

2025-08-08 東京大学東京大学と防災科学技術研究所の共同研究チームは、南海トラフの海底ケーブル地震観測網DONETに付随する温度計データを解析し、100km以上にわたり同期して変動する海洋波を初めて検出しました。変動は10〜100日...
ad
海面に着水したUAVによるセンチメートル精度の深海底位置計測に成功~船やブイに依存しない高速かつ高機動な海底観測が可能に~ 0200船舶・海洋一般

海面に着水したUAVによるセンチメートル精度の深海底位置計測に成功~船やブイに依存しない高速かつ高機動な海底観測が可能に~

2025-07-24 東京大学東京大学と株式会社ハマの研究チームは、海面に着水する飛行艇型無人航空機(UAV)によって、深海底(1,000m以深)の位置をセンチメートル精度で測定することに世界で初めて成功しました。UAVに搭載した音響装置と...
山口県北部で令和7年2月から発生している地震活動域周辺の地殻変動 1702地球物理及び地球化学

山口県北部で令和7年2月から発生している地震活動域周辺の地殻変動

2025-06-10 国土地理院国土地理院は、電子基準点やSAR(合成開口レーダー)データを活用して全国の地殻変動を継続的に監視しています。今回の山口県周辺観測では、地震予知連絡会およびGNSS観測点データに基づき、プレート境界や活断層に関...
南海トラフのスロースリップイベントをモニタリングする新技術を開発 〜静岡県立大学、海洋研究開発機構、防災科学技術研究所の共同開発〜 1702地球物理及び地球化学

南海トラフのスロースリップイベントをモニタリングする新技術を開発 〜静岡県立大学、海洋研究開発機構、防災科学技術研究所の共同開発〜

2024-06-06 静岡県立大学静岡県立大学グローバル地域センターの楠城一嘉特任教授は、海洋研究開発機構・山本揚二朗主任研究員、同機構有吉慶介主任研究員、防災科学技術研究所・髙橋成実上席研究員と共同で、DONET(地震・津波観測監視システ...
南海トラフプレート境界断層の現場再現実験から断層のすべり特性を解明~スロー地震と巨大地震の発生メカニズムの解明に貢献~ 1702地球物理及び地球化学

南海トラフプレート境界断層の現場再現実験から断層のすべり特性を解明~スロー地震と巨大地震の発生メカニズムの解明に貢献~

2023-09-21 産業技術総合研究所発表のポイント 南海トラフのプレート境界断層のすべり特性を、プレート境界における温度・圧力・鉱物種条件を再現した摩擦実験によって明らかにした。 スロー地震域から巨大地震発生域では、沈み込みに伴う鉱物種...
南海トラフ沿いのスロー地震活動を規定する深海堆積物~海溝で沈み込む砂層は強い断層を作るのか~ 1702地球物理及び地球化学

南海トラフ沿いのスロー地震活動を規定する深海堆積物~海溝で沈み込む砂層は強い断層を作るのか~

2023-07-10 東京大学発表のポイント◆南海トラフに沿って沈み込む深海堆積物を調査した結果、砂層に富むタービダイトが、スロー地震活動の静穏域(=プレート間固着の強い領域)に集中して分布することを発見した。◆透水性の優れたタービダイトが...
最深部での科学的海洋掘削により、日本の次の大地震の可能性が見えてきた(Deepest Scientific Ocean Drilling Sheds Light on Japan’s Next Great Earthquake) 1702地球物理及び地球化学

最深部での科学的海洋掘削により、日本の次の大地震の可能性が見えてきた(Deepest Scientific Ocean Drilling Sheds Light on Japan’s Next Great Earthquake)

2022-09-22 テキサス大学オースチン校(UT Austin)海底地震断層をかつてないほど深く掘り下げた科学者たちは、日本の南海沈み込み帯の地殻変動ストレスが予想より小さいことを発見した。この研究結果は、学術誌「Geology」に掲載...
深海掘削により室戸岬沖の海底下生命圏の実態とその温度限界を解明 0200船舶・海洋一般

深海掘削により室戸岬沖の海底下生命圏の実態とその温度限界を解明

2020-12-04 産業技術総合研究所1.発表のポイント 南海トラフ沈み込み帯先端部の海底堆積物環境において、40-50℃と70℃付近の深度区間が、生命(微生物)の存続にとって重要な温度限界域であることを突き止めた。 海底下生命圏の温度限...
南海トラフ沿いにおける地殻変動監視の強化について 1702地球物理及び地球化学

南海トラフ沿いにおける地殻変動監視の強化について

2020-06-23 産業技術総合研究所気象庁では、本年6月25日より、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、産総研)のひずみ計データを新たに活用し、南海トラフ沿いにおける地殻変動監視を強化するとともに、南海トラフ地震に関連する情報の発...
日本初の確率論的津波ハザード情報を提供津波ハザードステーション (J-THIS)の運用開始 2100総合技術監理一般

日本初の確率論的津波ハザード情報を提供津波ハザードステーション (J-THIS)の運用開始

地震調査研究推進本部地震調査委員会が公表した「南海トラフ沿いで発生する大地震の確率論的津波評価」をウェブ上で詳しく閲覧できる、日本初の確率論的津波ハ ザード情報を提供するシステム「津波ハザードステーション(J-THIS)」の運用を開始した。
ad
タイトルとURLをコピーしました