全固体電池

酸素が拓く固体電解質の設計原理~複雑なマルチアニオンガラスにおけるイオン輸送の仕組みを解明~ 0501セラミックス及び無機化学製品

酸素が拓く固体電解質の設計原理~複雑なマルチアニオンガラスにおけるイオン輸送の仕組みを解明~

2025-11-12 東北大学東北大学多元物質科学研究所の大野真之准教授らは、米国レンセラー工科大学との共同研究で、酸素を利用して固体電解質の性能を大幅に向上させる新たな設計原理を発見した。ナトリウム酸化物と五塩化タンタルを用いたガラス状固...
全固体電池向け固体電解質-電極材間における焼結時の反応メカニズム解明と反応抑止に成功~低コストプロセスで製造する全固体電池実現に前進~ 0402電気応用

全固体電池向け固体電解質-電極材間における焼結時の反応メカニズム解明と反応抑止に成功~低コストプロセスで製造する全固体電池実現に前進~

2025-09-08 九州大学九州大学大学院総合理工学研究院の渡邉賢准教授とデンソー所属(当時博士課程)の林真大らは、酸化物系全固体電池の実用化を妨げてきた電解質-電極材間の高温焼結反応メカニズムを解明し、その抑止に成功した。全固体電池用電...
全固体電池の高速充電・長寿命化技術を開発(Solid-state batteries charge faster, last longer) 0402電気応用

全固体電池の高速充電・長寿命化技術を開発(Solid-state batteries charge faster, last longer)

2025-07-16 カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)カリフォルニア大学リバーサイド校のレビューによると、全固体電池は液体電解質を固体に置き換えることで発火リスクを低減し、安全性と性能が大幅に向上。急速充電では従来の30〜45分か...
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🔋 次世代固体電池の2025年最前線:最新研究4選とトレンド分析 0402電気応用

🔋 次世代固体電池の2025年最前線:最新研究4選とトレンド分析

次世代固体電池の進化︰軽量化、寿命向上、低コスト素材から安全設計へ最新記事4選の概要とリンク1. 「全固体電池のための新しい金属設計」(2025/06)概要:ジョージア工科大学の研究チームが、リチウムと固体電解質の接触を保つための高圧構造を...
電池に関する最新の技術情報の概要とトレンド及び課題について(2025-05-18) 0400電気電子一般

電池に関する最新の技術情報の概要とトレンド及び課題について(2025-05-18)

🔋電池に関するテーマ別技術概要1. 全固体電池の性能劣化メカニズムの解明東レリサーチセンターは、硫化物系全固体電池(NCA/Li₆PS₅Cl/グラファイト)における充放電サイクル後の性能低下の原因を多角的な機器分析により解明しました。主な劣...
次世代電池の内部挙動シミュレーターの開発に成功 ~体積膨張が激しい高容量電池の長寿命化・早期実用化に貢献~ 0402電気応用

次世代電池の内部挙動シミュレーターの開発に成功 ~体積膨張が激しい高容量電池の長寿命化・早期実用化に貢献~

2025-03-11 九州大学九州大学の研究チームは、全固体電池の内部挙動を可視化するシミュレーターを開発しました。全固体電池は安全性と高容量が期待される次世代電池ですが、充電時の活物質の体積膨張(シリコンでは最大300%)により劣化しやす...
非平衡理論を駆使しイオン伝導度計算の高速高精度化に成功 ~次世代電池材料の開発を加速~ 0500化学一般

非平衡理論を駆使しイオン伝導度計算の高速高精度化に成功 ~次世代電池材料の開発を加速~

2025-02-20 東京科学大学ポイント 全固体電池や燃料電池内のイオン伝導度を高速・高精度に予測可能な計算手法の開発 非平衡かつ定電流方式を活用した新たな計算技術の開発により協同的に動くイオンの伝導度計算が従来手法に比べて100倍高速化...
安全な全固体電池の開発に向けた電解質材料の新たな知見 (Unlocking safer batteries: New study uncovers key insights into electrolyte materials for all-solid-state batteries) 0402電気応用

安全な全固体電池の開発に向けた電解質材料の新たな知見 (Unlocking safer batteries: New study uncovers key insights into electrolyte materials for all-solid-state batteries)

2025-02-10 アルゴンヌ国立研究所 (ANL)アルゴンヌ国立研究所の研究チームは、全固体電池の固体電解質として有望なリチウムランタンジルコニウムガーネット(LLZO)に特定のドーパント(微量添加物)を加えることで、リチウム金属電極と...
フッ化物イオン電池向け固体電解質における同価数の陽イオン混合によるイオン伝導度向上のメカニズムを解明~新たな材料設計指針に基づく次世代蓄電池の開発を加速~ 0402電気応用

フッ化物イオン電池向け固体電解質における同価数の陽イオン混合によるイオン伝導度向上のメカニズムを解明~新たな材料設計指針に基づく次世代蓄電池の開発を加速~

2024-11-21 京都大学近年、低炭素エネルギー社会の実現に向けて、現用のリチウムイオン電池に比べて、より多くのエネルギー貯蔵が可能であるポストリチウムイオン電池の開発が活発に進められています。その中の一つに、リチウムイオン電池の2倍以...
ポリマーバインダーを解明し、より優れた硫化物固体電解質膜への道を拓く(Researchers demystify polymer binders to pave way for better sulfide solid-state electrolyte membranes) 0402電気応用

ポリマーバインダーを解明し、より優れた硫化物固体電解質膜への道を拓く(Researchers demystify polymer binders to pave way for better sulfide solid-state electrolyte membranes)

2024-08-27 オークリッジ国立研究所(ORNL)オークリッジ国立研究所の研究チームは、次世代の固体電池用に、強くて柔軟な薄膜型の固体電解質を開発しました。この新しい電解質膜は、電気自動車や電子機器のエネルギー密度を倍増させ、安全性と...
Li金属負極を用いた全固体電池を作製~25 ºC~120 ºCでの動作も実証 より幅広い環境でのリチウムイオン電池使用に期待~ 0402電気応用

Li金属負極を用いた全固体電池を作製~25 ºC~120 ºCでの動作も実証 より幅広い環境でのリチウムイオン電池使用に期待~

2024-02-13 九州大学ポイント 材料間の連続的な相互反応で液相を生成し、焼結温度を250 ºC以上低減 材料の構成元素に留意することで低温焼結とLi金属への安定性を両立 優れたサイクル特性や広い温度範囲で使用可能な安全性を確認概要酸...
伝導率が世界最高のリチウムイオン伝導体が示す全固体電池設計の新しい方向性~次世代電池材料を用いた厚膜型全固体リチウム金属電池を実現~ 0402電気応用

伝導率が世界最高のリチウムイオン伝導体が示す全固体電池設計の新しい方向性~次世代電池材料を用いた厚膜型全固体リチウム金属電池を実現~

2023-07-07 東京工業大学要点 伝導率が世界最高の固体電解質の超リチウムイオン伝導体を開発。 開発した材料を用いて電極面積あたりの容量が現行の1.8倍の厚膜正極を作製し、優れた電池特性を実証。 開発した厚膜正極と次世代電池材料として...
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