アルマ望遠鏡

惑星を作る渦巻きのダイナミックな動きを初めて捉えた 1701物理及び化学

惑星を作る渦巻きのダイナミックな動きを初めて捉えた

2025-09-25 国立天文台国立天文台を含む国際研究チームは、アルマ望遠鏡の7年分の観測を解析し、若い恒星「おおかみ座IM」を取り巻く原始惑星系円盤の渦巻き構造が巻き付いていく動きを初めて捉えた。解析の結果、この巻き付きは円盤自体の重力...
高解像度ALMA観測により大質量星形成における二峰性分裂と多スケール動的質量降着の新証拠を発見(ALMA High-resolution Observations Reveal New Evidence for Bimodal Fragmentation and Multi-scale Dynamical Mass Accretion in High-mass Star Formation) 1701物理及び化学

高解像度ALMA観測により大質量星形成における二峰性分裂と多スケール動的質量降着の新証拠を発見(ALMA High-resolution Observations Reveal New Evidence for Bimodal Fragmentation and Multi-scale Dynamical Mass Accretion in High-mass Star Formation)

2025-08-06 中国科学院(CAS)国際研究チームは、アルマ望遠鏡(ALMA)の高解像度観測(約3,000天文単位、波長1.3mm)により、高質量星形成領域「ハブ・フィラメント系(HFS)」分子雲I18308において、二重の断片化モー...
誕生直後の銀河は予想以上に粒々だった〜「宇宙ぶどう」が破った銀河誕生の常識〜 1701物理及び化学

誕生直後の銀河は予想以上に粒々だった〜「宇宙ぶどう」が破った銀河誕生の常識〜

2025-08-07 東京大学東京大学などの国際研究チームは、ビッグバンから約9億年後の暗く若い回転銀河が、少なくとも15個以上のコンパクトな星団で構成された「ぶどうの房」のような粒状構造を持つことを、JWSTとアルマ望遠鏡、重力レンズ効果...
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嵐を呼ぶ太古の巨大棒渦巻銀河 1701物理及び化学

嵐を呼ぶ太古の巨大棒渦巻銀河

2025-05-22 国立天文台国立天文台などの研究チームは、アルマ望遠鏡とJWSTを用いて、初期宇宙に存在した巨大棒渦巻銀河「J0107a」のガス分布と運動を詳細に解析しました。その結果、この銀河は現在の棒渦巻銀河と構造が類似しつつも、星...
exoALMAが拓く、惑星形成の新たな視界 : 惑星探しを超えて、 形成円盤の物理機構に迫る 1700応用理学一般

exoALMAが拓く、惑星形成の新たな視界 : 惑星探しを超えて、 形成円盤の物理機構に迫る

2025-04-30 自然科学研究機構国際研究プロジェクト「exoALMA」は、アルマ望遠鏡を用い、若い星の周囲に形成されつつある惑星系の観測により、惑星誕生の物理的メカニズムを精密に解明した。15の原始惑星系円盤で、ガスと塵の運動や構造の...
129億年前の超巨大ブラックホール付近の”熱いガス”を発見: 宇宙初期の隠されたブラックホール探査に新たな可能性 1701物理及び化学

129億年前の超巨大ブラックホール付近の”熱いガス”を発見: 宇宙初期の隠されたブラックホール探査に新たな可能性

2025-03-10 北海学園大学​北海学園大学工学部の但木謙一教授らが参加する国際研究チームは、アルマ望遠鏡を用いて、129億光年彼方の超巨大ブラックホール周辺の熱いガスからの電波を高解像度で観測することに成功しました。 この成果は、これ...
ALMAがとらえた小マゼラン雲のふんわり分子雲 ~大昔の星の保育園は変幻自在か?~ 1701物理及び化学

ALMAがとらえた小マゼラン雲のふんわり分子雲 ~大昔の星の保育園は変幻自在か?~

2025-02-20 九州大学理学研究院 徳田一起 学術研究員ポイント 現在の宇宙では、星の保育園(分子雲, ※1)が細長いフィラメント構造をとることが知られており、太陽系もそのような雲から生まれた可能性が高い。しかし、大昔の宇宙も同様の特...
初期宇宙の銀河でもダークマターが優勢か 1701物理及び化学

初期宇宙の銀河でもダークマターが優勢か

2025-02-07 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構1. 発表概要東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU, WPI)の John Silverman (ジョン シルバーマン) 教授、北京大学...
惑星形成現場の磁場観測に成功 1701物理及び化学

惑星形成現場の磁場観測に成功

2025-02-06 国立天文台若い星「HD 142527」を取り巻く原始惑星系円盤の電波強度マップ。白の短い線は、円盤の南側(下側)で観測された偏光から推定した磁場の方向を示す。(クレジット:ALMA (ESO/NAOJ/NRAO), S...
宇宙・地上望遠鏡が明らかにした原始惑星系円盤の横顔~惑星の種の空間分布の進化~ 1701物理及び化学

宇宙・地上望遠鏡が明らかにした原始惑星系円盤の横顔~惑星の種の空間分布の進化~

2025-02-04 東京大学発表のポイント ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡・アルマ望遠鏡・ハッブル宇宙望遠鏡の観測データを組み合わせ、おうし座にある若い星に付随する原始惑星系円盤の多波長・高解像度観測に成功しました。 惑星形成の初期過程、...
134億年前の生まれたての銀河の知られざる性質 1701物理及び化学

134億年前の生まれたての銀河の知られざる性質

2025-01-10 自然科学研究機構国立天文台のJorge Zavala特任助教が率いる国際チームは、134億光年先の生まれたての銀河の中で水素原子や酸素原子が放った輝線の検出に成功し、銀河の原子輝線観測の最遠方記録を更新しました。そして...
活発な赤ちゃん星:B335で行われている宇宙における化学の実験 1701物理及び化学

活発な赤ちゃん星:B335で行われている宇宙における化学の実験

2024-12-25 自然科学研究機構537光年先にある非常に若い星、B335は、明るさが変化する原始星です。この原始星を観測したところ、星が生まれるときの化学物質の状態がより詳しくわかってきました。圧倒的な感度と分解能を誇るアルマ望遠鏡を...
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