京都大学

鉄原子を集めてナノサイズにした分子の合成に成功 ~クラスター化学の未踏領域探索に向けた第一歩~ 0501セラミックス及び無機化学製品

鉄原子を集めてナノサイズにした分子の合成に成功 ~クラスター化学の未踏領域探索に向けた第一歩~

2025-01-21 京都大学大木靖弘 化学研究所教授、田中奏多 同博士課程学生、伊豆仁 同助教、檜垣達也 同助教(現:東京大学助教)らは、寺西利治 同教授、髙畑遼 同助教、加藤立久 福井謙一記念研究センター研究員、唯美津木 名古屋大学教授...
宇宙の電波の”さえずり”が短時間で電子を加速した痕跡を発見~新しい解析手法が見いだした宇宙での超高速電子加速~ 1701物理及び化学

宇宙の電波の”さえずり”が短時間で電子を加速した痕跡を発見~新しい解析手法が見いだした宇宙での超高速電子加速~

2025-01-15 京都大学栗田怜 生存圏研究所准教授は、三好由純 名古屋大学教授、齊藤慎司 情報通信研究機構主任研究員、笠原慧 東京大学准教授らの研究チームと共に、宇宙空間で自然に発生する「コーラス」と呼ばれる電波が、わずか1秒以下の短...
レーザー光を使い日本発の新しいリン同素体を合成~オレンジ色のリン:エネルギー・エレクトロニクス応用に期待~ 1700応用理学一般

レーザー光を使い日本発の新しいリン同素体を合成~オレンジ色のリン:エネルギー・エレクトロニクス応用に期待~

2025-01-15 京都大学リン(P)は最大で5個の価電子を持つ大きなエネルギーを内蔵する原子であり、半導体のドーパント、電池、生体物質など、半導体、エネルギー、生物の幅広い分野に渡り応用されています。リン元素のみから構成され構造(骨格)...
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全固体フッ化物イオン二次電池用の超高容量正極材料の開発~分子状窒素で高エネルギー密度を実現~ 0402電気応用

全固体フッ化物イオン二次電池用の超高容量正極材料の開発~分子状窒素で高エネルギー密度を実現~

2025-01-15 京都大学山本健太郎 人間・環境学研究科特定准教授(現:奈良女子大学准教授)、内本喜晴 同教授らの研究グループは、トヨタ自動車株式会社、東京大学、兵庫県立大学、東北大学、東京科学大学と共同で、リチウムイオン二次電池を超え...
炭素磁石の合成に成功:二面顔”ヤヌス型”グラフェンナノリボン~希少希土類金属フリーの軽量・低コスト炭素磁石で日本の元素戦略に光明~ 1700応用理学一般

炭素磁石の合成に成功:二面顔”ヤヌス型”グラフェンナノリボン~希少希土類金属フリーの軽量・低コスト炭素磁石で日本の元素戦略に光明~

2025-01-09 京都大学現代のエレクトロニクスには高性能な磁石が不可欠ですが、従来の磁石は主に金属で作られており重量や希少金属使用による供給リスク等の問題があります。これに対して、炭素は軽量かつ安価であることから、炭素でできた磁石の研...
超新星からの電波放射を日本・韓国の望遠鏡で観測 1701物理及び化学

超新星からの電波放射を日本・韓国の望遠鏡で観測

2025-01-09 京都大学前田啓一 理学研究科教授、岩田悠平 国立天文台特任助教らから成る国際研究グループは、近傍銀河で発見された超新星のVLBI観測網による電波観測の結果と理論モデルの比較から、親星の質量放出が爆発の数十年前から活発化...
スズ系ペロブスカイト太陽電池用のフラーレン二付加体化合物~高電圧と高い安定性を実現する電子輸送材料~ 0402電気応用

スズ系ペロブスカイト太陽電池用のフラーレン二付加体化合物~高電圧と高い安定性を実現する電子輸送材料~

2024-12-27 京都大学中村智也 化学研究所助教、若宮淳志 同教授、三宅悠季 同博士課程学生、金光義彦 同特任教授、山田琢允 同特定助教らの研究グループは、株式会社ハーベス、吉田弘幸 千葉大学教授らとの共同研究成果として、スズハライド...
紀州南高梅の染色体レベルでの高精度ゲノム解読~気候温暖化適応型品種改良に貢献~ 1202農芸化学

紀州南高梅の染色体レベルでの高精度ゲノム解読~気候温暖化適応型品種改良に貢献~

2024-12-20 京都大学山根久代 農学研究科准教授、向子帆 同特定助教、Yuan-Jui Lin 同修士過程学生(研究当時)、西山総一郎 同助教、田尾龍太郎 同教授らの研究グループは、高級梅干し・梅酒ブランド「紀州南高梅」としても知ら...
データ科学による核融合プラズマの閉じ込め性能予測の高精度化- 理論・シミュレーション・実験を結びつけるマルチフィデリティモデリング 2001原子炉システムの設計及び建設

データ科学による核融合プラズマの閉じ込め性能予測の高精度化- 理論・シミュレーション・実験を結びつけるマルチフィデリティモデリング

2024-12-12 核融合科学研究所概要磁場閉じ込め型核融合炉※1の性能はプラズマ※2中で生じる乱流※3に大きく影響されます。このため、乱流によるエネルギーや粒子の輸送※4を正確に予測するモデル(乱流輸送モデル※5)を作ることは、核融合炉...
ガラスを破壊から守る原子の集団運動を発見 より破壊に強いガラスの創製への貢献に期待 1700応用理学一般

ガラスを破壊から守る原子の集団運動を発見 より破壊に強いガラスの創製への貢献に期待

2024-12-02 京都大学ガラスに外力をかけたとき、内部では応力が発生し、この応力にガラスが耐えられなくなると破壊に至ります。一方、原子・分子の運動によりガラス中の応力が緩和することで、ガラスがより破壊に強くなることが知られています。し...
気候変動緩和策による土地利用改変が大きい地域ほど生物多様性の保全効果は低くなる~植林とBECCSの大規模導入が生物多様性に与える影響~ 1900環境一般

気候変動緩和策による土地利用改変が大きい地域ほど生物多様性の保全効果は低くなる~植林とBECCSの大規模導入が生物多様性に与える影響~

2024-11-25 森林総合研究所,立命館大学,京都大学, 国立環境研究所ポイント植林とBECCSの大規模導入による気候変動緩和策の実施は、気候変動の進行を抑制することで地球規模では生物多様性の減少を軽減できますが、緩和策を大規模に実施し...
従来法の限界を超えた、複数光子の量子状態の実現と検証に成功~光量子コンピュータや光量子センシングに貢献~ 1700応用理学一般

従来法の限界を超えた、複数光子の量子状態の実現と検証に成功~光量子コンピュータや光量子センシングに貢献~

2023-12-25 京都大学図1 実現した、多数の光子による複雑な量子状態の生成と検証方法のイメージ図電子や光子などの量子は、通常の物体とは異なった振るまいをします。その量子の状態を制御することで、飛躍的な計算能力を実現する量子コンピュー...
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