2003核燃料サイクルの技術

2000原子力放射線一般

乾式法によるガラス固化体の還元分解技術を開発

酸化物を溶融塩中で金属に還元する技術をもとに、長寿命核分裂生成物(LLFP)核種が安定に閉じ込められたガラス固化体からPd、Se、Cs、Zrを取り出す技術を開発した。既存技術と組み合わせることで4元素を金属として分離回収できる見通しを得た。
2000原子力放射線一般

プラズマの電子を加熱する強力な電磁波をつくる

2019-02-13  自然科学研究機構 核融合科学研究所 核融合発電を実現するには、プラズマを加熱して1億度以上という超高温にする必要があります。プラズマを加熱する手法の一つに、プラズマに強力な電磁波を入射するという加熱法があります。プラ...
2000原子力放射線一般

ジルコニウム奇数同位体の特異的イオン化法を開発

ジルコニウム(Zr)に対して「レーザー偶奇分離法」を適用し、従来提案されていた電子状態に比べて、奇数質量数の同位体のイオン化効率を約30倍増大させる電子状態を発見した。
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2003核燃料サイクルの技術

日本の高速炉は民間の創意工夫を活かした研究開発体制へ~高速炉「戦略ロードマップ」

「高速炉開発」は、培った経験や技術・知見を活かし、以下の4つの原則に沿って高速炉の将来の実用化を目指し開発を進めていく。原則①(国内資産の活用) 原則②(世界最先端の知見の吸収) 原則③(コスト効率性の追求) 原則④(責任体制の確立)
2003核燃料サイクルの技術

高温ガス炉による水素製造が実用化へ大きく前進

実用工業材料で製作した水素製造試験装置を用いた熱化学法ISプロセスによる150時間の連続水素製造に成功 2019-01-25  日本原子力研究開発機構 【発表のポイント】 水素製造のための熱化学法ISプロセスの研究開発は国際的な競争になって...
2003核燃料サイクルの技術

地上の太陽から熱を受け取る金属

除熱性能を高めたダイバータの冷却部の材料として「分散強化(Dispersion Strengthening)」という手法を用いて、銅を高強度化する開発研究を進めている。
2001原子炉システムの設計及び建設

ダイバータ領域に導入される不純物ガス由来の放射性生成核種の特性評価

最新の放射化断面稜が整備された高エネルギー粒子誘導放射能計算コード(DCHAIN-SP)を用いて、核融合原型炉の運転条件を想定し不純物ガスから生成される放射性核種の特徴を分析した。
2003核燃料サイクルの技術

高速粒子が歪めるプラズマ中の電位~高精度粒子シミュレーション研究~

プラズマ中の高速粒子の軌道を高精度に追跡するシミュレーションコードを開発し、高速粒子の詳しい密度分布を求めることに成功した。
2003核燃料サイクルの技術

「もんじゅ」廃止措置の実施状況について

2018/12/07  日本原子力研究開発機構(JAEA) 目次 1.廃止措置(第1段階)の実施状況 2.燃料体の処理実績 3.2次系ナトリウムの抜取り 4.定期設備点検(事業者自主検査) 5.これまでの実績を踏まえた今後の燃料体取出し作業...
2003核燃料サイクルの技術

世界初!約1万キロ離れた核融合実験装置「WEST」(フランス)との遠隔実験!

目指せ、核融合エネルギーの実現。 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(量研)は、 欧州核融合エネルギー合同事業体(F4E)とともに 核融合エネルギーの早期実現を目指した活動を実施しています。 現在、大型国際共同プロジェクトとして、フラ...
2003核燃料サイクルの技術

実験炉「常陽」、出力を縮小 運転再開優先 設計を変更

記事解説 2018/10/27  国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 件名:実験炉「常陽」、出力を縮小 運転再開優先 設計を変更 平成 30 年 10 月 27 日(土)朝日新聞朝刊 7 面  記事概要 ○ 政府の高速炉開発の柱となる高...
2002原子炉システムの運転及び保守

放射性廃棄物は何へ、どれだけ変換されるか?

LLFPの核変換処理のための基礎研究として、重陽子よる核破砕反応から生成される原子核の種類や量を高精度に予測する計算手法を開発した。
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